『e新海物語349』スマパチ第1弾がもたらす新たな海物語

e新海物語349

『e新海物語349』は、シリーズ初のスマパチ機種として登場しました。注目の新機能「周期Cタイム」を搭載しており、通常時に50回転消化するごとにCタイムへの突入抽選が行われます。当選率は約1/10で、当選すると50または100回転の時短「サポートCタイム」に突入します。本機は「海物語」シリーズでお馴染みの王道確変ループ型スペックを継承しており、大当たり後には確変が続く場合、次回大当たりまで電サポが付きます。また、通常大当たり後でも時短100回転が提供されます。ヘソと電チュー共通で大当たり割合が設定されており、10R当選時には1,500個の出玉(払い出し)が得られます。

攻略

『e新海物語349』の攻略情報です。

確変判別法

通常図柄揃い後、大当たりラウンドがスタートしたら筐体左下の赤ランプの点灯箇所(上写真)を確認します。赤ランプの点灯パターンは入賞経路、「通常大当たり」または「確変大当たり」を判別する重要なポイントとなります。赤ランプの点灯パターンが下表のいずれかであればラウンド中の確変昇格を期待できます。

確変昇格パターン
○○●●●●
●●
●●●●
●●●●○○

点灯パターンは、パチンコホールでの実践で撮影したものです。撮影ミスなどで間違った情報の場合もあります。予めご了承ください。

裏ボタン

特定のタイミングで裏ボタンを使用することでさまざまな演出を楽しむことができます。

図柄揃い時

楽曲を全開放することができる機能があります。具体的には、図柄が揃った直後の昇格動作の直前にボタンを押すことで、ミスマリンのカットインが発生し、大当たり中の楽曲がすべて利用可能になります。また、大当たりラウンドが開始する前のオープニング中にボタンを10回押すことで、全曲開放のボイスが流れ、同様に大当たり中の楽曲を解放することができます。

ベルーガ予告中

ベルーガが登場するタイミングでボタンを押すと、バブルリングが発生します。この泡の形が、その後の信頼度を示唆しています。

カメステップアップ予告中

ステップアップ中にボタンを押すと、My海カスタムランプが点滅します。このランプの発光色や点滅パターンが、信頼度を示唆しています。

マリンちゃんリーチ中

マリンちゃんリーチ中に画面をタッチすると、マリンちゃんが手を振ります。その動きのパターン(右手を振る、左手を振る、ダブルピース)が、信頼度を示唆しています。

ワリンチャンス中

ワリンチャンス中に画面をタッチすると、ワリンが手を振ります。その動きのパターン(右手を振る、左手を振る、両手を振る)が、信頼度を示唆しています。

エンディング時

エンディング画面で画面をタッチすると、金魚群が発生します。保留内での連チャンが濃厚です。

e新海物語349 台間シートで見る『e新海物語349』の新時代スマパチ体験

動画

YouTubeで配信している『e新海物語349』の動画です。

特徴

スペック

e新海物語349

『e新海物語349』は、約1/349という王道の高確率スペックを備えたスマパチ機で、大当たりのうち62%が確変となるループタイプのゲーム性を持っています。大当たりの内訳は10ラウンド通常が38%、10ラウンド確変が54%、2ラウンド確変が8%で構成されており、通常大当たり後には100回転の時短が付与されます。10ラウンド時の出玉は約1,500個で、まとまった出玉にも期待が持てます。加えて本機には新たに「周期Cタイム」が搭載され、通常時に50回転を消化するごとに発生する「サポートCタイムチャレンジ」に成功すれば、時短の「サポートCタイム」(50回または100回)に突入します。チャレンジの成功率は1/10ですが、時短突入のチャンスが通常時にも用意されているため、低投資でもチャンスを感じやすい設計となっています。伝統的なスペックに新要素を加えた進化形の海物語です。

筐体のデザインは、南国の海を舞台にした華やかで親しみやすいビジュアルが特徴です。盤面全体にはカラフルなカメたちや波がちりばめられています。盤面上部には波乗りカメの装飾が立体的に配置されており、動きのある海の世界を感じさせます。左には大きな羽型の装飾があり、全体的に流線型のフォルムで統一感が取られています。下部にはスマパチ対応をアピールするクジラッキーとクジラブリーがあしらわれ、遊技者に安心感と親しみを与える構成です。盤面の釘配置も視認性が高く、役物やスルーチャッカーの位置も分かりやすいため、初めてのプレイヤーでも楽しめる設計となっています。

型式名e新海物語349ELTH
大当たり確率(低)1/348.5
大当たり確率(高)1/34.8
賞球数2&2&4&5&15
カウント10カウント
ラウンド2or10R
確変割合62%
確変タイプ次回まで
時短50回or100回、通常大当たり終了後100回
遊タイムなし
専用枠ゴッドウィングSP枠
導入日2023年10月02日
大当たりの種類10R確変2R確変10R通常
比率54%8%38%
出玉数1,500901,500
電チューサポート100回50回
比率20%80%

図柄

海洋生物をモチーフにした図柄キャラクターたちです。それぞれの図柄はユニークで親しみやすくデフォルメされており、プレイヤーの視覚的な楽しさを演出する重要な要素となっています。

図柄「1」のタコは赤く丸みを帯びたフォルムで、愛嬌のある目が特徴的です。「2」のハリセンボンはふくらんだ姿が印象的で、小さなハリセンボンとのペアで登場します。「3」のカメは緑、赤、紫と複数色のバリエーションがあり、甲羅の質感が可愛らしくも立体的に描かれています。「4」のサメは青紫色のボディに大きな瞳が特徴で、にっこりと笑った表情が親しみやすく、裏サメは緑色の同デザインでより特別感があります。「5」のエビはピンク色で、スリムなボディとクールな目元が印象的です。「6」のアンコウは橙色の体と大きな歯を見せた笑顔で、ややコミカルな雰囲気を醸し出しています。「7」のジュゴンは親子で登場し、水色の柔らかなフォルムで優しげな印象です。「8」のエンゼルフィッシュは黄色と黒のしま模様が美しく、活発そうな目元が特徴です。「9」のカニは赤とクリーム色の殻を持ち、愛らしい表情で顔をのぞかせています。

図柄番号名前
1タコ
2ハリセンボン
3カメ
4サメ
5エビ
6アンコウ
7ジュゴン
8エンゼルフィッシュ
9カニ
4(緑色)裏サメ

「海物語」シリーズのスマパチ第1作

スマートパチンコ(スマパチ)は、ユーザーがパチンコ玉に一切触れることなく遊べる新しいパチンコの形態です。これはスマートスロット(スマスロ)と同じく、遊戯機内部でパチンコ玉が循環するシステムを採用しています。上皿や下皿がないため、玉を落とす心配がなく、また、玉がぶつかり合って音を立てることもないため、遊戯台の音がよりクリアに聞こえます。さらに、不正行為の防止という観点からも、ホール側にとっては大きなメリットがあります。出玉はICカードで管理され、換金はカウンターでICカードを提示することで行うことができます。スマパチは、2023年4月以降、「海物語」シリーズ以外の機種が搭載をスタートしましたが、『e新海物語349』がシリーズ初の搭載機種となります。

周期Cタイム新搭載

「周期Cタイム」は、『e新海物語349』に搭載された新たなチャンスゾーンで、通常時の遊技から突入する独自のゲーム性を持った機能です。1セット50回転で構成され、各セット終了時に1/10の確率で大当たり抽選となります。これを繰り返しながら大当たりを目指す仕組みで、最大の魅力はこのCタイム中も大当たり抽選が行われる点にあります。Cタイムが連続することで期待感が高まり、継続するほどチャンスが広がります。従来の海物語シリーズにはなかったゲーム性で、スマパチの新機能として搭載されたCタイムを活用することで、遊技の流れに新たなルートが生まれています。特に大当たり確率が約1/349という高スペック機においては、Cタイムがもたらす波のような緊張感と期待感が大きな魅力となっています。

「サポートCタイムチャレンジ」は、通常時に50回転を消化するごとに、自動的にチャレンジが発生し、1回転限定の「周期Cタイム」が始まります。また、通常の回転数の積み重ねによる条件以外にも、RAMクリア後やa時短終了後といった特定の状態終了時にも「サポートCタイムチャレンジ」に突入することがあります。このチャレンジでは、1/10の確率で演出成功となり、時短「サポートCタイム」へ移行します。チャレンジ突入時には、残り回転数がカウントダウン表示されるなど、演出面でも期待感が高まる構成となっています。

通常50回転消化毎
RAMクリア後
通常大当たり後の時短終了後
サポートCタイム終了後

カメ演出

『e新海物語349』では、PA新海物語シリーズで高い支持を得ていたカメ演出がしっかりと継承されており、通常時や各種予告演出で多彩に登場します。玉手箱を持ったカメが現れることで2ラウンド確変への期待が高まり、カメが登場する数やタイミングによって信頼度が変化します。特にハズレ後に3匹のカメが同時に出現すれば大チャンスとなり、リーチへの発展に期待が持てます。カメ図柄が停止することで突入するウミガメゾーンは、多様なパターンが用意された高期待ゾーンです。また、カメ役物が点灯するドキドキ目予告や、チャンス目と連動して動くカメ役物前兆予告など、複数の演出と絡むことでゲーム性に厚みを持たせています。従来の新海物語において親しまれてきたカメ演出が、最新機種でもプレイヤーの注目を集める重要な演出として機能しています。

「クジラッキー」がリニュアル

『e新海物語349』では、人気キャラクターであるクジラッキーが新たな姿でリニューアルされ、より魅力的にプレイヤーを盛り上げる存在として登場しています。従来のデザインを一新し、より親しみやすくポップな印象となったことで、演出時の存在感がさらに高まりました。また、クジラブリーも加わり、可愛らしさとにぎやかさが共存する演出構成が魅力となっています。クジラッキーが登場するプレミアム演出も刷新されており、インパクトあるビジュアルと合わせて、特別感のある演出として演出価値が強化されています。さらに、新テーマソング「クジラッキーは、しクジらない!feat.くろくも」も搭載され、演出に彩りを添えています。実機のみならず、イベントやネット上での施策も展開されており、プレイヤーとの接点を広げる工夫がなされています。

My海カスタム

My海カスタムは、プレイヤーが演出やゲーム性を自分好みに調整できる機能です。カスタム項目は全部で6種類あり、魚群の出現率や告知の頻度、予告の発生頻度、告知方法、水着と告知音の変更など、細かな設定が可能です。たとえば、魚群期待度は50%や100%、出現しないなどの選択ができ、好みに合わせて演出のバランスを調整できます。告知頻度も30%や100%などの選択があり、あらかじめ演出の傾向をコントロールすることで、ドキドキ感や安心感を自分のスタイルに応じて楽しめます。設定は十字キーで簡単に操作できるため、遊技前にスムーズに調整が可能です。水着や告知音は選択内容に応じて変化し、見た目や音でも演出に変化が加わります。演出を重視する方も、シンプルなゲーム性を求める方も、自分なりの海物語を作ることができる柔軟なカスタマイズ機能です。

カスタム項目選択肢
魚群期待度50%、100%、出現しない
告知頻度30%、100%、出現しない
告知方法いつもの、ひっそり
予告頻度ふつう、少なめ
前兆予告ふつう、少なめ、出現しない
水着&告知音選択内容により変化

コンプリート機能

コンプリート機能は、出玉管理のための機能で、1日に払い出せる上限に達した場合に遊技を自動的に終了させる仕組みです。獲得球数が95,000個に達すると液晶に報知画面が表示され、遊技が停止し、球の打ち出しができなくなります。事前の予告としては、65,000個に到達した時点で液晶右上にコンプリートカウンターが表示され、進行状況が確認できるようになります。カウンターが95,000個を示すとコンプリート機能が作動し、それ以降の遊技はできません。演出中であっても規定数に達した場合は遊技が終了し、最後の演出内容が反映されないこともあります。この機能はプレイヤーにとって不正や過剰出玉の防止を目的としたものであり、遊技の透明性を高めるために導入されています。事前通知により、突然の終了を避けられる点も特徴です。

演出

海モード

海モードは、シリーズ伝統の演出をそのままに、直感的で分かりやすいゲーム性を楽しめる王道のモードです。リーチ後には泡予告または魚群予告が発生し、泡の大きさや出現パターンによって期待度が変化します。特に大泡が出現すればチャンスとなり、魚群予告は高信頼度を誇る演出として、大当たりへの期待が大きく高まります。また、スーパーリーチ発展時にはカメの動きに注目で、ウェーブを伴うアクションがあれば大チャンスとなります。シンプルで視認性の高い演出構成により、誰でも直感的に盛り上がれる内容となっており、従来の海物語ファンはもちろん、初めて遊技する方にも親しみやすい設計です。リーチ演出に集中できるバランスが特徴で、毎回の変動に期待感を持ってプレイできるモードです。

泡予告

『泡予告』は、海モード専用の予告アクションです。初搭載機種はギンギラパラダイスです。演出の系統は泡系予告で、演出の抽選条件は「はずれ」または「大当たり」です。この演出は、リーチ成立時に画面下方から泡が湧き上がる予告演出となっており、泡の種類によって期待度が異なります。通常の泡では期待度が低く、大泡では高い期待度を示します。さらに、特定の泡が現れる場合は10R大当たりが濃厚となる場合もあります。

泡の種類期待度
通常の泡低い
大泡高い
クジラブリー10R大当たり

魚群予告

『魚群予告』は、海モード専用の予告アクションです。初搭載機種はギンギラパラダイスです。演出の系統は魚群系予告で、演出の抽選条件は「はずれ」または「大当たり」です。この演出は、リーチ成立時に魚群が画面右端から左端に向かって流れる予告演出であり、出現するとスーパーリーチへの発展が期待でき、大当たりの可能性が高まります。さらに、異なる種類の魚群が現れる場合、それはプレミアムで当確のサインとなります。

種類期待度
魚群高い
赤魚群サム系リーチ発展
クジラブリー群当確

リーチ後カメ予告

『リーチ後カメ予告』は、海モード共通の予告アクションです。初搭載機種はPA新海物語です。演出の系統は予告系で、演出の抽選条件は「はずれ」または「大当たり」です。この演出は、スーパーリーチ発展時にカメ役物がウェーブし、液晶上で2Dのカメが通過する予告となります。期待度は高い設定であり、この予告が出現すると大当たりへの期待が高まります。

秘境モード

秘境モードは、プレイヤー参加型演出重視のゲームモードで、PUSHボタンとカメの動きに注目するのが特徴です。リーチ後は泡予告か魚群予告のいずれかが出現し、魚群であれば信頼度が大きく上昇します。スーパーリーチに発展する際には「カメルート」に分岐することがあり、ここでは3匹のカメ役物が同時に登場してボタンを持ったカメが出現します。PUSHボタンを押した際に笑っているカメの数が多いほどチャンスとなり、演出の見応えが高まります。また、カメ登場時に魚群が出現すればさらなる期待が持て、スーパーリーチへの発展にも繋がります。通常のルートに比べて演出のパターンが豊富で、視覚的にもインパクトのある構成となっており、予告とリーチのドキドキ感を重視したいプレイヤーに適したモードです。直感的に楽しめる一方で、カメの動きや演出に集中する楽しさがあります。

ベルーガ予告

『ベルーガ予告』は、秘境モード専用の予告アクションです。初搭載機種はCR新海物語withアグネス・ラムです。演出の系統はイルカ系予告で、演出の抽選条件は「はずれ」または「大当たり」です。この演出では、リーチ成立時にベルーガが画面右端から登場し、左端に向かって通過します。登場時にボタンを押すと、ベルーガの口から泡が出現し、その泡の形によって期待度が示唆されます。泡の形が特定のパターンに該当する場合、大当たりの可能性が高まることがあります。

泡の形期待度
低い
低い
低い

背景砂舞い上がり予告

『背景砂舞い上がり予告』は、秘境モード専用の予告アクションです。初搭載機種はPA新海物語です。演出の系統は保留先読み系で、演出の抽選条件は「はずれ」または「大当たり」です。この演出は、変動中に背景の流砂が画面下方向から上方向へ舞い上がるアクションです。砂の舞い上がりの量によって期待度が示唆されます。特に、画面全体に大量のキラキラが広がる場合はスーパーリーチ発展が濃厚となります。

砂の量期待度
少し低い
多い低い
画面全体がキラキラスーパーリーチ発展濃厚

押しボタン演出

『押しボタン演出』は、秘境モード専用の予告アクションです。初搭載機種はCR大海物語です。演出の系統は押しボタン演出で、演出の抽選条件は「はずれ」または「大当たり」です。この演出では、スーパーリーチ発展時にボタンを押すことで、泡や魚群などのさまざまな予告が発生します。予告内容に応じて期待度が異なり、見慣れない演出が発生した場合はプレミアムとなることがあります。また、PA新海物語ではこの演出が「いつものボタンルート」として表現されており、他に「カメルート」という関連演出も存在します。

演出期待度
低い
魚群高い
赤魚群サム系リーチ発展

ワリンチャンス

『ワリンチャンス』は、秘境モードとオーロラモードの専用リーチアクションです。初搭載機種はCRスーパー海物語で、『ワリンチャンス』として新海物語シリーズに初めて搭載されました。演出の系統はワリン系リーチで、演出の抽選条件は「はずれ」または「大当たり」です。この演出では、液晶画面内で同一図柄が3つバラけて停止するチャンス目から発展し、バラけた同一図柄が強制的にリーチになるアクションが特徴です。特にダブルリーチに発展した場合は必ず魚群が発生するため、期待が高まります。また、カメ図柄が絡む場合は大当たり濃厚です。

ダブルリーチなら魚群出現

ワリンチャンスではダブルリーチに発展した場合には、必ず魚群は発生するという法則があります。ワリンチャンスのタイトルコールの時にはリーチラインがダブルになることを願いましょう。

カメ図柄が絡むと大チャンス

カメ図柄が絡む場合は、大当たり濃厚となります。

画面タッチ

リーチ中、画面をタッチしたときのワリンの手の振り方は期待度を示唆しています。

アクション期待度
右手を振る低い
左手を振る高い
両手を振る当確濃厚

オーロラモード

オーロラモードは、ステップアップ演出を中心とした演出特化型のゲームモードです。カメが登場するごとに信頼度が上昇する「カメステップアップ予告」が特徴で、ステップ1では泡、ステップ2でピンクカメ、ステップ3で赤カメ、ステップ4で緑カメが順に出現します。登場するカメの種類や動き、表情がいつもと違う場合はさらに期待度が高まります。ステップアップの最終段階ではスーパーリーチに発展する可能性があり、プレイヤーの注目が高まる展開が続きます。カメ登場後のアクションにも注目で、回転すれば大チャンスとなり、クラゲや魚群が出現するルートに分岐することもあります。演出が進行するとウミガメゾーンに突入することもあり、高期待の展開に繋がるルートが豊富です。視覚的にも華やかな演出で、緩急のある展開を楽しめるモードです。

水流海獣予告

『水流海獣予告』は、オーロラモード専用の予告アクションです。初搭載機種はPA新海物語です。演出の抽選条件は「はずれ」または「大当たり」です。この演出では、変動中に水流で形成されたイルカが出現し、その数によって期待度が示唆されます。イルカが1匹から5匹まで登場するパターンがあり、数が多いほど期待度が高まる演出として知られています。

匹数期待度
1匹低い
2匹低い
5匹低い

クリスタル予告

『クリスタル予告』は、オーロラモード専用の予告アクションです。初搭載機種はPA新海物語です。演出の系統は予告系で、演出の抽選条件は「はずれ」または「大当たり」です。この演出は、変動中に画面全体にクリスタルが出現する予告アクションで、クリスタルの色によって期待度が示唆されます。青系のクリスタルでは期待度が低く、赤系のクリスタルも同様に期待度が低めとなっていますが、他の演出との組み合わせにより期待度が変化する場合があります。

期待度
青系低い
赤系低い

カメステップアップ予告

『カメステップアップ予告』は、オーロラモード専用の予告アクションです。初搭載機種はPA新海物語です。演出の系統はステップアップ系演出で、演出の抽選条件は「はずれ」または「大当たり」です。この演出は、リーチ成立時に液晶の中段にカメが登場し、登場するカメの数やアクションによって期待度が変化する予告です。特に3匹のカメが登場する場合はスーパーリーチ発展が濃厚です。さらに、カメが旋回する演出や、いつもと異なる表情を見せる場合には期待度が大きくアップします。

STEP登場カメ期待度
1泡音のみ低い
2ピンク低い
3ピンク+赤低い
4ピンク+赤+緑スーパーリーチ発展濃厚
必死低い
笑っている高い
ひっくり返る高い
嬉し泣き高い
旋回高い

ステップ4でクジラブリーが出現することがあります。

スーパーリーチ発展時の演出

スーパーリーチへ発展するとタッチアイコンが表示。画面をタッチした後に出現する演出は期待度を示唆しています。基本的には、泡とクラゲ、魚群のどちらかが出現しますが、それ以外の演出が発生すればプレミアムです。

演出期待度
低い
クラゲ低い
魚群高い
ウミガメゾーン高い
裏ボタン

ステップアップ時、ボタンを押すとMy海カスタムランプが点滅します。点滅のパターンや発光色は期待度を示唆しています。

ワリンチャンス

『ワリンチャンス』は、秘境モードとオーロラモードの専用リーチアクションです。初搭載機種はCRスーパー海物語で、『ワリンチャンス』として新海物語シリーズに初めて搭載されました。演出の系統はワリン系リーチで、演出の抽選条件は「はずれ」または「大当たり」です。この演出では、液晶画面内で同一図柄が3つバラけて停止するチャンス目から発展し、バラけた同一図柄が強制的にリーチになるアクションが特徴です。特にダブルリーチに発展した場合は必ず魚群が発生するため、期待が高まります。また、カメ図柄が絡む場合は大当たり濃厚です。

ダブルリーチなら魚群出現

ワリンチャンスではダブルリーチに発展した場合には、必ず魚群は発生するという法則があります。ワリンチャンスのタイトルコールの時にはリーチラインがダブルになることを願いましょう。

カメ図柄が絡むと大チャンス

カメ図柄が絡む場合は、大当たり濃厚となります。

画面タッチ

リーチ中、画面をタッチしたときのワリンの手の振り方は期待度を示唆しています。

アクション期待度
右手を振る低い
左手を振る高い
両手を振る当確濃厚

全モード共通演出

全モードで発生する予告・リーチ・大当たりアクションです。大当たりアクションは、リーチ系プレミアムが多く、発生すれば確変確定です。

下パネル点滅予告

『パネル点滅予告』は、全モード共通の予告アクションです。初搭載機種はe新海物語349です。演出の系統は役物デバイス系で、演出の抽選条件は「はずれ」または「大当たり」です。この演出では、筐体の液晶画面下方に配置されたクジラッキーとクジラブリーが描かれたパネルが点滅することで期待度を示唆します。特に、点滅ではなく完全に消灯した場合は当確が濃厚となる特徴があります。

ウミガメゾーン

『ウミガメゾーン』は、全モード共通の予告アクションです。初搭載機種はPA新海物語です。演出の系統は特殊ゾーンで、演出の抽選条件は「はずれ」または「大当たり」です。この演出が発生すると、スーパーリーチ発展以上が確定する特別なゾーンに突入します。ウミガメゾーン中は画面の上下に潮が流れる視覚的特徴があり、スーパーリーチがはずれた際にはサポートタイム突入の可能性が生じます。また、突入の契機は変動開始時、リーチ時、スーパーリーチ発展時、スーパーリーチ中のいずれかで発生する場合があります。

突入契機
変動開始時
リーチ時
スーパーリーチ発展時
スーパーリーチ中

新カメ演出

『新カメ演出』は、全モード共通の予告アクションです。初搭載機種はPA新海物語です。演出の抽選条件は「はずれ」または「大当たり」です。この演出は液晶画面上部のカメ役物と液晶画面上のカメ図柄が連動する演出で、モードごとに異なるアクションが特徴です。

海モード

スーパーリーチ発展時、カメ役物がウェーブしたら大チャンスです。

秘境モード

スーパーリーチ発展時、通常は押しボタン演出が発生しますが、液晶上部のカメ役物3匹が同時に動くと液晶画面にボタンを持ったカメが登場。ボタンを押したときに、笑顔のカメが多いほどチャンスとなります。押しボタン演出を搭載したモードならではのアクションです。ボタンがレインボー色であれば奇数図柄での大当たりとなります。

カメのアクション期待度
カメが笑う(3匹未満)低い
カメが笑う(3匹)高い
解放ボタンプレミアム
オーロラモード

リーチ成立後、カメが登場する演出です。段階を追う毎にカメの数が増えればチャンス。3匹のカメが登場すればスーパーリーチ発展濃厚です。

カメ図柄前兆予告

『カメ図柄前兆予告』は、全モード共通の予告アクションです。初搭載機種はPA新海物語です。演出の系統は保留先読み系演出で、演出の抽選条件は「はずれ」または「大当たり」です。この演出は、変動停止時に画面内(非リーチ状態)でカメ図柄が停止することによる予告です。カメ図柄の停止数に応じて期待度が変化し、特に3匹のカメ図柄が停止した場合にはウミガメゾーン突入の可能性が高まります。

カメの数期待度
1リーチ成立濃厚
2スーパーリーチ発展濃厚
3ウミガメゾーン発展濃厚

カメ役物前兆予告

『カメ役物前兆予告』は、全モード共通の予告アクションです。初搭載機種はCR新海物語withアグネス・ラムで、当時は「カメ前兆予告」と呼ばれていましたが、現在は『カメ役物前兆予告』として知られています。演出の系統は保留先読み系および役物デバイス系演出で、演出の抽選条件は「はずれ」または「大当たり」です。この演出は、変動停止時に画面内で3つの同一図柄が非リーチ状態で停止するとチャンス目となり、液晶画面上部のカメ役物が稼働する予告です。チャンス目が連続して発生するごとに、カメ役物が1匹、2匹、3匹と連動して動き、3匹のカメが動けばスーパーリーチ発展以上が確定します。

連続数動くカメ役物
初回右カメ
2回目中カメ・右カメ
3回目3匹同時

ドキドキ目前兆予告

『ドキドキ目前兆予告』は、全モード共通の予告アクションです。初搭載機種はCRギンギラパラダイス2で、現在はPA新海物語に全モード共通の予告アクションとして採用されています。演出の系統は保留先読み系演出で、演出の抽選条件は「はずれ」または「大当たり」です。この演出では、特定の出目が停止するとカメ役物の目が光り、光っている間にリーチが成立すれば大きなチャンスとなります。特に、カメ図柄が絡む場合には期待度が大幅にアップします。

中ライン順目型

上画像のように、カメ図柄が絡むと期待度アップとなります。

タコ・カニ図柄のY字出目
2R確変に発展

e新海物語349では、ドキドキ目が停止する時は、2R大当たりの可能性があります。特に、ドキドキ目が停止した後にカメが出現し、玉手箱を置いていくと2R大当たりの期待がさらに大きくなります。

リーチ連続予告

『リーチ連続予告』は、予告アクションの一つです。初搭載機種はCRスーパー海物語IN JAPANです。演出の系統は保留先読み系演出で、演出の抽選条件は「はずれ」または「大当たり」です。この演出では、変動停止時にリーチ状態となり、中段のテンパイ図柄がリーチラインから1コマずれて停止します。通常、この予告は2から3回連続して発生することが特徴で、連続回数が多いほど期待度が高まります。

ボタンバイブ予告

『ボタンバイブ予告』は、全モード共通の予告アクションです。演出の系統は役物デバイス系で、演出の抽選条件は「はずれ」または「大当たり」です。この演出は、変動開始時やスーパーリーチ中にボタンが振動するアクションで、PA新海物語では特にST中に発生する確率が高い印象があります。ボタンが振動するタイミングや強さによって期待度が変化し、特にスーパーリーチ中に発生した場合は大当たりへの期待が高まります。

ぶるぶるチェンジ

『ぶるぶるチェンジ』は、全モード共通の予告アクションです。初搭載機種はCR大海物語4です。演出の系統は役物デバイス系で、演出の抽選条件は「はずれ」または「大当たり」です。この演出は、スーパーリーチ中や変動中など、さまざまなタイミングでビッグバイブが発生することで期待度をワンランク上げるアクションです。ビッグバイブの強さや発生タイミングによって期待感が異なり、特にスーパーリーチ中の発生は大当たりへの期待が高まります。

サポートタイム告知演出

『サポートタイム告知演出』は、全モード共通の予告アクションです。初搭載機種はPA新海物語です。演出の系統は予告系で、演出の抽選条件は「はずれ」または「大当たり」です。この演出では、変動停止時にカメ図柄が登場し、サポートタイム突入を示唆します。カメ図柄のアクションや動きが期待度を表しており、特定のアクションが発生した場合、サポートタイム突入の可能性が高まります。ただし、演出が発生しても必ずサポートタイムに突入するわけではありません。

アクション期待度
豪華な宝箱が出現プレミアム
奇数図柄群が流れるプレミアム
カメ図柄が落下プレミアム
クジラッキー&クジラブリープレミアム

下段図柄走り予告

『下段図柄走り予告』は、全モード共通の予告アクションです。初搭載機種はCR新海物語withアグネス・ラムで、同機種に搭載されている『ロングスベリ予告』と性能が同じです。演出の系統は停止順変動系演出で、演出の抽選条件は「はずれ」または「大当たり」です。この予告は、変動停止時に下段図柄が画面外から走ってくることでリーチが成立する演出です。特に、海モード中に発生するとスーパーリーチ発展が濃厚です。また、秘境モードやオーロラモードでは、3図柄(カメ)が絡むことでスーパーリーチ発展の期待が高まります。

下段図柄滑り&戻り

『下段図柄滑り&戻り』は、全モード共通の予告アクションです。初搭載機種はCR大海物語スペシャルです。演出の系統は停止順変化系演出で、演出の抽選条件は「はずれ」または「大当たり」です。この演出は、変動停止直前に下段図柄が滑ったり、戻ったりすることで強制的にリーチが成立する予告です。特に、図柄がはずれ目状態で停止する直前に下段図柄が動くことでリーチに発展します。さらに、中段図柄が滑った場合にはスーパーリーチ発展が濃厚となります。

チャンス目予告

『チャンス目予告』は、全モード共通の予告アクションです。演出の系統は保留先読み系演出で、演出の抽選条件は「はずれ」または「大当たり」です。この演出は、枠内に同じ図柄が3つ停止する先読みアクションであり、チャンス目の連続回数とカメ役物の動きが連動している点が特徴です。特に海モード中に発生すると、大当たりへの期待が高まります。さらに、秘境モードやオーロラモード中に3回連続で発生した場合、スーパーリーチ発展が濃厚となります。

ブレーキアクション

『ブレーキアクション』は、リーチ成立後にボタンを押すことで確認できる図柄演出です。初搭載機種はCR大海物語スペシャルです。演出の系統はブレーキアクションで、演出の抽選条件は「はずれ」または「大当たり」です。この演出では、リーチ成立後にボタンを押すと図柄にブレーキがかかり、はずれ停止時にブレーキアクションが継続している場合、再始動での大当たりが期待されます。特に、炎目の場合はチャンスアップとなり、ハート目の場合は奇数図柄での大当たりが確定します。

表情期待度
小さい目低い
デカ目低い
炎目高い
ハート目当確

ノーマルリーチ

『ノーマルリーチ』は、基本的なリーチアクションです。ギンギラパラダイスシリーズで初めて搭載されました。ノーマルリーチはシンプルなリーチ演出で、スーパーリーチへの発展はありません。抽選条件は「はずれ時」と「大当たり時」です。レア度、期待度の設定はいずれも低い設定です。リーチが成立した場合、ほとんどのケースで中段のテンパイ図柄はリーチラインから1コマ以上離れて停止し、はずれとなります。しかし、海物語シリーズの場合は「再始動」「ピタ止まり」のどちらかで大当たりとなることもあります。

黒潮リーチ

『黒潮リーチ』は、全モード共通のリーチアクションです。この演出は、CR新海物語で初めて導入され、シングルリーチ成立時にスーパーリーチへと発展する際に発生することがあります。黒潮が流れる中、中央の図柄がリーチラインに向かって進んでいく演出です。系統は「黒潮系リーチ」に分類され、抽選条件は「はずれ時と大当たり時」です。レア度と期待度はともに「低い設定」となっています。

チャンスアップが発生することで「大当たり」または「中段のテンパイ図柄がリーチラインを約1コマ超えてはずれ」のどちらかになることが濃厚です。

モードチャンスアップ
黒潮の流れがいつもより速い。背景にカメやマンタが流れる。
秘境黒潮の流れがいつもより速い
オーロラ黒潮の流れがいつもより速い

海モードではカメ役物が登場し、ウェーブを描くように動くことで期待度がさらに上がる仕掛けが用意されています。

リーチ中、サムが登場すればダイビングリーチとなり、奇数図柄での大当たりです。

珊瑚礁リーチ

『珊瑚礁リーチ』は、全モード共通のリーチアクションです。この演出は、ギンギラパラダイスで初めて導入されました。シングルリーチ成立時に、画面下方から浮上してくる珊瑚礁が描かれる演出で、珊瑚礁の正面にリーチラインが形成され、図柄が揃えば大当たりとなります。全モード共通の演出であるものの、各モードによって珊瑚礁のデザインに違いがあるのが特徴です。系統としては「珊瑚礁系リーチ」に分類され、抽選条件は「はずれ時と大当たり時」です。レア度と期待度の設定は共に「低い設定」となっています。

チャンスアップが加わることで「大当たり」または「中段のテンパイ図柄がリーチラインを約1コマ超えてはずれ」のどちらかになることが濃厚です。

モードチャンスアップ
いつもより珊瑚礁が高い
秘境いつもより珊瑚礁が高い
オーロラいつもより珊瑚礁が高い

海モードにおいては、カメ役物が登場し、スーパーリーチ中にウェーブを描くように動くことで、さらに期待感が高まる演出となっています。

リーチ中、サムが珊瑚礁を持ち上げればマッスルリーチとなり、奇数図柄での大当たりとなります。

マッスル珊瑚礁リーチ

『マッスル珊瑚礁リーチ』は、全モード共通のリーチアクションです。この演出は海物語シリーズで初めて導入され、一部では「マッスルリーチ」とも呼ばれています。演出の流れとしては、珊瑚礁リーチに発展した後、キャラクターのサムが登場し、力強く珊瑚礁を持ち上げるというダイナミックなシーンが描かれます。

マリンちゃんリーチ

『マリンちゃんリーチ』は、全モード共通のリーチアクションです。この演出は、海物語シリーズの歴史において1995年に登場したギンギラパラダイスで初めて導入されました。海シリーズのヒロインであるマリンちゃんが登場するリーチアクションで、ダブルリーチラインが形成される場面で発生します。液晶画面の左上から右下、右上から左下にかけてリーチラインが動き、画面中央にテンパイ図柄が停止すれば大当たりとなるシンプルながらも印象的な演出です。マリンちゃんは図柄が中央で停止するように指差しで応援し、その姿がプレイヤーを魅了します。系統としては「マリン系リーチ」に分類され、抽選条件は「はずれ時と大当たり時」です。レア度と期待度は共に「低い設定」とされています。

チャンスアップ演出が発生する場合は「大当たり」または「中段のテンパイ図柄がリーチラインを約1コマ超えてはずれ」のどちらかになることが濃厚です。

モードチャンスアップ
指差しの間隔が狭い
秘境指差しの間隔が狭い
オーロラ指差しの間隔が狭い

画面をタッチした際のマリンちゃんのアクションも期待度を示唆しており、Wピースのポーズを取ると期待度が高まります。

アクション期待度
右手を振る低い
左手を振る高い
ダブルピース当確濃厚

海モードにはカメ役物によるチャンスアップ演出があります。スーパーリーチ中、カメ役物がウェーブを描くように動けば期待度アップとなります。

サムがマリンちゃんに代わって登場するプレミアムパターンや、マリンちゃんが一回転して再始動することで確変大当たりになる可能性もあります。

ポージングリーチ

『ポージングリーチ』は、全モード共通のプレミアムリーチアクションです。この演出は海物語シリーズで初めて導入され、筋骨隆々の肉体を持つサムが登場することから、その存在感とインパクトで知られています。サム系リーチに分類され、特にプレミアム感が強い演出です。抽選条件は「大当たり時」のみ適用されます。サムが画面の上から降りてきて、ダブルリーチの後ろでボディービルダーのポージングを披露しながら、図柄を応援するというダイナミックな演出です。

ウリカメチャンス

『ウリカメチャンス』は、全モード共通のリーチアクションで、CRスーパー海物語IN沖縄3で初搭載された「ウリンチャンス」の新海物語版に相当します。この演出は、海物語シリーズのヒロインであるマリンちゃんの妹、ウリンが登場する新海物語シリーズにおいて重要なリーチアクションです。系統としては「ウリン系リーチ」に分類され、抽選条件は「はずれ時と大当たり時」に該当します。

演出の流れは、変動停止時に特定の停止出目が表示されることから始まります。この停止出目は、画面内で左上・右上・中央・左下・右下の順にハリセンボン・タコ・カメ・サメ・エビが並んだ場合に発生します。この並びが表示されると、画面が暗転し、ウリカメチャンスに突入します。チャンスが到来した後、プレイヤーはボタンを連打し、すべてのカメが落下すれば大当たりとなります。

このリーチアクションには、制限時間内に大当たりが出なかった場合でも、しばらくしてからクジラブリーが登場し、結果的に大当たりをもたらすプレミアムパターンがあります。

カメエンブレムフラッシュ

『カメエンブレムフラッシュ』は、全モード共通の大当たりアクションです。初搭載機種はPA新海物語です。演出の系統は一発告知で、演出の抽選条件は「当確時」です。この演出は、液晶下部にあるカメエンブレムが発光することで大当たりを告知するものです。特にカメ役物が落下するロング告知の場合は奇数図柄揃いが確定します。さらに、告知方法カスタムを「いつもの」に設定している場合、カメエンブレムが白く発光し、大当たりが発生すると液晶画面にフラッシュが起こり、エンブレムが虹色に点灯する特徴があります。

新海チャンス

『新海チャンス』は、全モード共通の大当たりアクションです。初搭載機種はCR新海物語withアグネス・ラムです。演出の系統は2R確変系で、演出の抽選条件は「当確時」です。この演出では、画面中央列に図柄が「3-4-1」の順番で停止することで2R確変の新海チャンスが発生します。さらに、図柄揃い後にスクロール演出が発生した場合には、10R大当たりの新海ボーナスへ昇格する特徴があります。

ミスマリン全回転リーチ

『ミスマリン全回転リーチ』は、全モード共通の大当たりアクションです。初搭載機種はPA新海物語です。演出の系統は全回転リーチで、演出の抽選条件は「当確時」です。この演出は、海物語シリーズのプレミアムアクションとして知られています。突然画面がブラックアウトし、ミスマリンの映像を背景に全回転リーチが発生するのが特徴です。リーチ中のロング変動や、画面中央列に3・4・1図柄が停止することで発展する場合があります。

クジラッキー全回転リーチ

『クジラッキー全回転リーチ』は、全モード共通の大当たりアクションです。初搭載機種はe新海物語349です。演出の系統は全回転リーチで、演出の抽選条件は「当確時」です。この演出は、突然画面がブラックアウトし、クジラッキーとクジラブリーの映像を背景に全回転リーチとなるプレミアムアクションです。リーチ中のロング変動から画面が暗転すると発展し、10R確変大当たりが濃厚となります。

大当たり演出

図柄揃い後の大当たり演出についてまとめました。

ラウンドの種類

連荘数などによってラウンド中に流れるミュージックビデオが変わります。

いつものラウンド

海物語シリーズで継承され続けているラウンド。マリンや図柄のミニエピソードが視聴できます。また、サム系リーチで大当り後に「いつものラウンド」を選べば、ラウンド中にサムが登場します。

プレミアムラウンド

主に、アニメーションと実写映像のミュージッククリップが流れます。基本的には、連荘数が増えることによってミュージッククリップを解放していく仕様です。

解放R楽曲名
1『いつものラウンド』(通常図柄時)
1『Go!Go!SEASTORY サードシーズン』(確変図柄時)
2『クジラッキーは、しクジラない!』
3『夏色サンセット』
4『The Boon!』
『Wave the Remember』
『Rainbow Revolution』
『シュガシュガ・マリン・クルージング』
『ネバギバ!』
『ラブダッシュ』

ラウンド中昇格演出

昇格演出が発生すれば獲得できる最大ラウンドをゲットできます。

保留内当確演出

エンディングで次の演出が発生すれば、大当たりラウンド終了後の保留内で当確となります。

金魚群が流れる

時短内引き戻し

『いつものラウンド』のエンディングで、背景の海辺の海面がキラキラしていれば時短内で引き戻しのチャンスがあります。ただし、内部で引き戻しが確定していない場合でも演出として抽選されることがあるため100%ではありません。

エンディングギャラリー

エンディング映像です。ラウンド中のミュージッククリップによって変わります。

キャラクター

『e新海物語349』シリーズに登場するキャラクターはお馴染みのマリンとワリン、サムなどの海物語キャラクターズです。

マリン

『e新海物語349』に登場するマリンです。彼女は明るく元気な印象を持つキャラクターで、画像ではその個性がより強調されています。このイラストは台間シートで使用されており、視覚的にもプレイヤーの目を引くデザインになっています。マリンは鮮やかな金髪のロングヘアを高く結び、大きな赤いリボンを付けており、躍動感のあるポージングと笑顔が特徴的です。水着は鮮やかなオレンジゴールド色で、上はツイスト風のビキニトップ、下はシンプルなビキニボトムという構成になっており、海や夏のイメージを彷彿とさせます。肌の質感はツヤがあり、アニメ調の光沢感が強調されていて、キャラクターの健康的で活発な印象を際立たせています。全体的に元気いっぱいで親しみやすい雰囲気が伝わるビジュアルとなっています。

クジラッキー

本作ではデザインが一新されており、より現代的でポップな印象へと進化しています。全体的にツヤのある質感と明るい配色が特徴で、視覚的なインパクトも強くなっています。クジラッキーは丸みを帯びた愛らしいフォルムの紫色のクジラで、大きな瞳の中には星型のハイライトがあり、楽しげで元気な雰囲気を演出しています。大きく開いた口からは白い歯が見え、常に笑顔を浮かべたようなデザインとなっており、親しみやすさとユーモラスさが感じられます。腹部は明るいパステルピンク系で、中央には「×」のような模様が描かれ、ぬいぐるみを思わせるキュートな印象を与えます。ヒレや尾も丸みがあり、柔らかく、アニメ的な可愛らしさを強調しています。全体として、リニューアルされたクジラッキーは子どもから大人まで幅広い層に愛されるデザインです。

クジラブリー

本作においてはデザインが新たにリニューアルされ、よりキュートで親しみやすいスタイルに仕上がっています。全体的に柔らかく丸みを帯びたフォルムと、明るく優しい色使いが特徴です。クジラブリーは鮮やかなピンク色の体を持ち、腹部には大きなハート型の模様があり、愛らしさを強く印象づけています。大きな瞳には青い星型のハイライトが入り、瞳自体もグラデーションがかかっており、きらきらとした輝きが魅力的です。表情はにっこりと微笑んでおり、見ているだけで癒されるような雰囲気を持っています。頭部には黄色のリボンが飾られており、リボンの中心には水色の星形装飾があしらわれ、ファッション性も加味されたデザインです。全体的に、可愛らしさと明るさ、そして遊び心が詰まったキャラクターとなっています。

アプリ

​『e新海物語』に関連するスマートフォンアプリやビデオゲーム、LINEスタンプなどのデジタルコンテンツを調査しましたが、該当するものは見つかりませんでした。

評価

全体的な評価を見ると、ポジティブな評価は約40%、ネガティブな評価は約60%とやや厳しめな傾向です。シリーズファンからは歓迎の声もある一方で、新機能への戸惑いや期待とのギャップが指摘されることもあります。

ポジティブな評価につながった要因としては、まず「サポートCタイム」という新機能の存在が挙げられます。これは通常時に50回転を消化するごとに抽選が行われ、成功すれば時短状態である「サポートCタイム」に突入します。この仕組みにより、通常時でも単調にならず、一定の緊張感を持って遊技ができるという点が好評です。また、確変突入時の恩恵として最大約1500個の出玉が得られる10ラウンド大当たりが用意されている点も魅力のひとつです。従来の「海物語」らしさを踏襲しながら、自分好みに演出などをカスタマイズできる「My海カスタム」も引き続き搭載されており、安心感と自由度を兼ね備えた仕様となっています。

一方で、ネガティブな評価につながった要因としては、まず「サポートCタイムチャレンジ」の成功率が非常に低いことが挙げられます。体感的には成功率10%前後と感じるユーザーが多く、何度チャレンジしても時短に突入しないというフラストレーションの声が目立ちます。また、大当たり確率が約1/348.5と重めなため、初当たりまでに時間がかかりやすいことも評価を下げているポイントです。さらに、確変突入率が62%である一方、2ラウンド確変という出玉が少ない当たりが8%を占めており、せっかく確変に入っても満足感が得られないという声もあります。これらの点から、「新しい要素はあるが、それが十分にプレイヤーに還元されていない」という印象を持つ人も少なくないようです。

このような特徴から、『e新海物語349』は、じっくり腰を据えて遊技を楽しみたい人や、海物語シリーズが好きで新たなチャレンジに寛容なプレイヤーにおすすめです。また、演出のバリエーションやカスタマイズ機能を駆使して、自分なりの遊び方を追求したいという方には特に向いていると言えるでしょう。ただし、初当たりまでの長さや、時短への期待値の低さにストレスを感じやすい方には、あまり向かない可能性があります。プレイする際は、余裕を持った時間と気持ちで挑むことが大切です。

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