『CRハイパー海物語INカリブ』新枠ゴールドウェーブと3つの演出モード

『CRハイパー海物語INカリブ』は、2007年10月22日に三洋物産から発売されたデジパチタイプのパチンコです。今作では、海物語シリーズ専用の新枠「ゴールドウェーブ」に変更しました。盤面も初代『海物語』以来続けてきた左右対称の配置を改め、盤面右側に大型の役物「ハイパーシップ」を設置しています。シリーズ初となるプレミアムソングが搭載されており、以降の全てのシリーズにもプレミアムソングが搭載されるようになりました。今作の遊パチタイプから機種名の最初が「CR」から「CRA」に変更されました。また、3種類のモードから選択できます。

「CRハイパー海物語INカリブ」のロゴはカラフルで華やかなデザインが特徴です。中央には、タイトルである「ハイパー海物語」の文字が大きく配置され、その周囲には虹やヤシの木、金貨など、カリブ海をイメージさせる要素が散りばめられています。文字の上には、白と青の縞模様の船が描かれており、冒険や宝探しを連想させます。「海」の文字の中に描かれているクジラッキーは親しみやすい丸いフォルムで、目が大きく、ユーモラスな表情をしています。また、ロゴ全体に使われているビビッドな色彩と立体感のあるデザインが、視覚的なインパクトを強めています。ロゴの下部には「HYPER SEA STORY IN カリブ」とタイトルが表記されており、全体として楽しげで冒険心をくすぐる雰囲気を醸し出しています。

攻略

『CRハイパー海物語INカリブ』の攻略情報です。

セグ確変判別

CRハイパー海物語INカリブは「スーパー海物語」「スーパー海物語IN沖縄」」に続き、セグによる確変判別が可能となっています。通常図柄で大当たりしたら筐体のハイパーコンパスの左側に表示されたセグ（上の写真）をチェック。本機は7セグではなく9セグ表示になっており、「スーパー海物語」や「スーパー海物語IN沖縄」よりも表示が複雑になっています。それでも確変判別の方法が従来と同じ。表示されたセグの組み合わせが確変かどうかを確認すれば良いのです。肝心の確変判別の表は下の通りです。大当たりラウンドになったら、即効でセグを確認すればマリンチャンスやエンディングを待たずに確変昇格の有無がわかります。

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動画

特徴

『CRハイパー海物語 IN カリブ』は、シリーズ初の専用台枠「ゴールドウェーブ」を採用。3種類の演出モード（海モード、アドベンチャーモード、パイレーツモード）があり、多彩な演出を楽しめます。大当たり後の確変ループや、偶数図柄からの「SUPER LUCKY」昇格など、確変システムも特徴的です。また、プレミアムラウンドでは連荘数に応じた楽曲が流れるなど、演出が充実しています。

スペック

CRハイパー海物語INカリブMTA

筐体は、ゴージャスなデザインとカリブ海の冒険をテーマにしたユニークなフォルムが特徴的です。専用枠「ゴールドウェーブ」は、鮮やかなゴールドとブラックを基調とした色使いが印象的で、プレイヤーの視覚を強く引きつけます。画面の周囲には豪華な装飾が施されており、特に右側に配置されたゴールドの海賊像が存在感を放っています。また、画面上部にはコンパスが配置され、細部に至るまでリアリティと遊び心が感じられるデザインとなっています。スピーカーは筐体の左右に配置されており、迫力のある音響効果でゲームの臨場感を演出します。

CRハイパー海物語INカリブMTB

筐体は、豪華な装飾とカリブ海の冒険をテーマにしたデザインが特徴です。専用枠「ゴールドウェーブ」を採用し、鮮やかなゴールドとシルバーの組み合わせが目を引きます。画面の周囲には、金色の細かな装飾が施され、特に右側の海賊の彫像が豪華さを際立たせています。画面上部にはコンパスが配置され、細部にまでこだわった演出がされています。また、筐体全体に施された光沢感のある装飾やクリスタル風のパーツが、まるで本物の宝物を発見するかのような感覚をプレイヤーに与えます。スピーカーも左右に配置されており、臨場感ある音響効果でゲームを盛り上げます。

MTAとMTBのデザインの違いがあります。MTAの盤面の背景の景色はオレンジ色で、MTBでは同じオレンジ色でも異なるトーンが使われています。両者の違いは、色の使い方とデザインのディテールにあります。

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図柄

海物語シリーズのおなじみの図柄が登場します。

新枠ゴールドウェーブ

シリーズ初の専用台枠「ゴールドウェーブ」を採用しています。この枠は右側に大型役物「ハイパーシップ」を配置し、左右対称の従来の盤面配置から変更されています。

3モード制を継承

本作は、海モード、アドベンチャーモード、パイレーツモードの3種類の演出モードを楽しめます。海モードは『CR新海物語』に似た演出で、擬似連が新たに追加されています。アドベンチャーモードは『CRスーパー海物語』のマリンモードに加え、『CR大海物語』のステップアップ予告が含まれています。新モードであるパイレーツモードでは、シリーズ初の主役としてワリンが登場し、盤面右上の「ハイパーコンパス」が虹色に光ると大当たりが濃厚となる一発予告が搭載されています。

2R確変搭載

確変ループ機能があり、大当たり後に奇数図柄であれば確変突入、偶数図柄では100回の時短に突入します。偶数図柄でも、ラウンド中に「SUPER LUCKY」に昇格することがあります。さらに、3・4・1図柄停止で発動する2ラウンド確変（バミューダチャンス）を搭載しています。

プレミアムソング

プレミアムラウンドでは、大当たりの連荘数に応じて異なる曲が流れます。5連荘から9連荘まで「Summer days」、10連荘から14連荘までは「Shiny Star」、15連荘以上では「Dance & Chance」が演出を彩ります。これらの楽曲は、マリンやワリンによって歌われ、プレイヤーを楽しませます。

演出

昨今の海物語シリーズと同じく3モード制です。今回のメインモードはパイレーツモード。大ヒット映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」をイメージさせるようなカリブの海を舞台として、様々な演出が展開されます。もうひとつの注目モードは、アドベンチャーモード。こちらは、海底洞窟や難破船などを舞台にしています。

海モード

ハイパー海物語INカリブの海モードは、グラフィックが大幅にパワーアップしました。本機では擬似連が導入されたことで、シンプルでありながら奥が深いモードに仕上がっています。

背景は、美しい珊瑚礁が広がり、鮮やかな色合いの珊瑚が豊富に描かれています。青や緑、紫の珊瑚が海底に生息し、海藻も立ち上がって風になびくように描かれています。背景全体は明るい水色で照らされており、海面から差し込む光が水中の透明感を強調しています。画像のデザインは非常にリアルで、まるで実際の海中を覗いているかのような錯覚を覚えるほどです。これにより、プレイヤーはまるでカリブ海の美しい海底を探検しているかのような気分に浸ることができます。また、細部に至るまで丁寧に描かれているため、見る者を魅了し、リラックスさせる効果があります。

泡予告

『泡予告』は海・パイレーツモード専用の予告アクションです。この演出は「ギンギラパラダイス」で初めて搭載されました。『泡予告』は「泡系予告」に分類され、抽選条件は「はずれ時」と「大当たり時」です。レア度と期待度は共に低い設定です。この予告アクションでは、リーチ後に泡が画面下から湧き上がる演出が展開されます。泡が現れることで、リーチ演出の発展が示唆され、期待感を煽ります。特に泡予告が発生した場合、ノーマルリーチから「再始動」や「ピタ止まり」、あるいは「2R確変」といった大当たりに繋がることがあります。これにより、一見シンプルな泡の演出でも、予想外の展開が起こる可能性があります。なお、「ハイパー海物語INカリブ」のアドベンチャーモードでも泡は登場しますが、この場合は「ステップアップ予告」の一部として扱われ、『泡予告』とは異なる演出として位置づけられています。

魚群予告

『魚群予告』は海・パイレーツモード専用の予告アクションです。この演出は「ギンギラパラダイス」で初めて搭載されました。『魚群予告』は「魚群系予告」に分類され、抽選条件は「はずれ時」と「大当たり時」です。レア度と期待度は共に高い設定で、演出の特徴としては非常に注目される予告です。魚群予告が発生すると、画面右端から左端に向かって魚の群れが流れます。この演出が出現すると、リーチの期待度が大幅に上がり、「大当たり」または「中段のテンパイ図柄がリーチラインを約1コマ進んではずれ」のどちらかが確定します。魚群の種類には通常の魚群と赤魚群があり、それぞれの期待度に差があります。通常の魚群は高い期待度を持ち、赤魚群は「サム系リーチ」へ発展します。なお、アドベンチャーモードでも魚群は登場しますが、この場合は「ステップアップ予告」の一部として扱われます。

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擬似連

『擬似連（ぎじれん）』は海・アドベンチャーモード専用の予告アクションです。この演出は「ギンギラパニック」で初めて搭載され、海物語シリーズ以外のパチンコ機種にも取り入れられています。擬似連は、ひとつの保留で複数回の変動を引き起こす特徴的な演出です。具体的には、変動中に同じ図柄が液晶内に3つ並び、はずれ状態で停止した場合、図柄のアニメーションが静止せずに次の変動が始まります。このとき、保留は消化されずに残り、2〜3回の変動が繰り返されることになります。このように、ひとつの保留で複数回の変動を見せることで、プレイヤーにさらなる期待を抱かせます。抽選条件は「はずれ時」と「大当たり時」です。レア度と期待度は共に高い設定です。擬似連が発生すると、通常のリーチよりも高い期待度でスーパーリーチに発展します。この予告アクションが発生することで、大当たりの期待度が大幅に上がります。

黒潮リーチ

『黒潮リーチ』は海モード専用のリーチアクションです。この演出は「CR新海物語」で初めて搭載されました。『黒潮リーチ』は「黒潮系リーチ」に分類され、抽選条件は「はずれ時」と「大当たり時」です。レア度と期待度は共に低い設定です。このリーチアクションでは、リーチが成立した瞬間に「ドカン！」という効果音とともに背景に黒潮が発生します。これは従来の黒潮リーチにはなかった新しい演出効果です。中段の図柄が黒潮の中を進み、テンパイ図柄がリーチラインで停止すれば大当たりとなります。特に、このリーチ中にサムが出現すると、確変大当たりが確定するプレミアム演出となります。

珊瑚礁リーチ

『珊瑚礁リーチ』は海モード専用のリーチアクションです。この演出は「ギンギラパラダイス」で初めて搭載されました。『珊瑚礁リーチ』は「珊瑚礁系リーチ」に分類され、抽選条件は「はずれ時」と「大当たり時」です。レア度と期待度は共に低い設定。珊瑚礁は、色とりどりの珊瑚が層をなして配置されており、全体的に鮮やかで生き生きとしたデザインが特徴的です。色彩豊かなピンク、紫、青、緑などの珊瑚が組み合わさり、リアルな海中の景観を再現しています。

リーチがシングルリーチとして成立した後、画面下から浮上するようなカメラアングルで珊瑚礁が現れる演出が特徴です。この時、「ドカーン」という効果音が鳴り、画面にインパクトを与えます。特に、魚群予告から『珊瑚礁リーチ』に発展した場合、期待度が大幅に上がります。この場合は、「大当たり」か「中段のテンパイ図柄がリーチラインを約1コマ進んではずれ」のどちらかの結果になります。さらに、リーチ中にサムが登場すると大当たりが確定するプレミアム演出となります。

マリンちゃんリーチ

『マリンちゃんリーチ』は海・アドベンチャーモード専用のリーチアクションです。この演出は「初代ギンギラパラダイス」で初めて搭載されました。『マリンちゃんリーチ』は「マリン系リーチ」に分類され、抽選条件は「はずれ時」と「大当たり時」です。レア度と期待度は共に低い設定となっています。このリーチでは、画面の左上から右下、右上から左下にダブルリーチラインが発生し、マリンちゃんが応援する中でテンパイ図柄が中央に停止すれば大当たりとなります。マリンちゃんが図柄が中央で停止するよう指差しで応援してくれる姿が特徴的です。本機ではマリンちゃんが回転しながら登場する演出が追加され、さらに視覚的な楽しみが増しています。

マリンちゃんリーチで通常図柄が揃った際に、少しの間を置いてから再始動し、確変大当たりになることがある点です。この再始動は、プレミアムな要素として期待される瞬間です。また、マリンちゃんリーチに発展したと思われたところで、サムがマリンちゃんの代わりに画面上に現れることがあります。

ダイビングリーチ

『ダイビングリーチ』は海モード専用のプレミアムリーチアクションです。この演出は「CR新海物語」で初めて搭載されました。『ダイビングリーチ』は「サム系リーチ」および「プレミアム」に分類され、抽選条件は「大当たり時」です。レア度は高い設定であり、期待度は当確となっています。このリーチアクションは、黒潮リーチに発展した後、効果音とともにサムが画面の右端から現れ、黒潮の中を泳ぎ続けます。

マッスルリーチ

『マッスルリーチ』は海モード専用のリーチアクションで、「海物語」で初めて搭載されました。『マッスルリーチ』は「サム系リーチ」および「プレミアム」に分類され、抽選条件は「大当たり時」です。レア度は高い設定で、期待度は当確です。このリーチアクションは、珊瑚礁リーチ中にサムが登場し、珊瑚礁を持ち上げる演出が特徴です。

ポージングリーチ

『ポージングリーチ』は海・アドベンチャーモード専用のプレミアムリーチアクションです。この演出は「海物語」で初めて搭載されました。『ポージングリーチ』は「サム系リーチ」および「プレミアム」に分類され、抽選条件は「大当たり時」です。レア度は高い設定、期待度は当確となっています。このリーチアクションでは、サムが画面の上から降りてきて、ダブルリーチの背景でボディービルダーのポージングを行いながら図柄を応援します。サムが行うポージングは、ボディービルの「フロント」という動作で、リーチ時から図柄が揃うまで続きます。

アドベンチャーモード

広大なカリブ海をマリンちゃんと冒険します。目的は魚群探し。従来のマリンモードと同じく予告アクションやリーチアクションが豊富で、本機から初搭載の擬似連も楽しめます。

アドベンチャーモードの背景は3つあります。まず、海底遺跡の背景には広がる海底に、沈んだ建造物や石像が見られます。これらの遺跡は、古代の文明が海中に沈んだ後の姿を表現しており、謎めいた雰囲気を醸し出しています。珊瑚礁や海藻が建造物に絡まり、長い年月が経過していることを示唆しています。光が水面から差し込み、神秘的な光景を演出しています。次に、沈没船の背景があります。海底に沈んだ船は、朽ち果てた帆や破損した船体が印象的で、長い時間が経過していることを感じさせます。船の周囲には宝箱や金貨が散らばっており、冒険者が財宝を探索する場面を連想させます。海中に漂う魚たちが、この場所にまだ生命が息づいていることを示しています。全体的に薄暗い色調が使われており、静寂でありながらも緊張感のある雰囲気が漂っています。そして、海底に広がる洞窟は、深い青色で描かれており、暗闇の中に一筋の光が差し込んでいます。洞窟の入口は大きな岩に囲まれており、内部は暗く、神秘的な雰囲気を醸し出しています。洞窟の中には、様々な種類の珊瑚や海草が生息しており、自然の美しさが際立っています。洞窟の中を泳ぐ魚たちが、この場所がまだ未探索であることを暗示しています。

マリン仕草予告

『マリン仕草予告』はアドベンチャーモード専用の予告アクションで、シリーズの「スーパー海物語」と「スーパー海物語IN沖縄」におけるマリンモードで見られた仕草予告の進化版です。本機種では、マリンちゃんが岩礁に座るのではなく、水中を泳ぎながらさまざまな仕草を見せてくれます。初搭載機種はCRスーパー海物語。演出にはプレミアムな組み合わせも存在し、確変確定となる場合があります。

背景予告

『背景予告』は、アドベンチャーモード専用の予告アクションです。この演出では、変動中にさまざまなキャラクターが背景を通り過ぎることで、期待度を示唆します。最初に登場した機種は「CRスーパー海物語」で、レア度や期待度は低い設定です。キャラクターは一度の変動中に1種類のみ登場し、単体もしくは複数で現れることがあります。本機では特にピンクイルカが登場しますが、これはスーパーリーチ確定を示すだけで、期待度は高くありません。他にもイルカやウミガメ、アシカなどが登場し、それぞれ異なる期待度を示唆します。

擬似連

『擬似連（ぎじれん）』は海・アドベンチャーモード専用の予告アクションです。この演出は「ギンギラパニック」で初めて搭載され、海物語シリーズ以外のパチンコ機種にも取り入れられています。擬似連は、ひとつの保留で複数回の変動を引き起こす特徴的な演出です。具体的には、変動中に同じ図柄が液晶内に3つ並び、はずれ状態で停止した場合、図柄のアニメーションが静止せずに次の変動が始まります。このとき、保留は消化されずに残り、2〜3回の変動が繰り返されることになります。このように、ひとつの保留で複数回の変動を見せることで、プレイヤーにさらなる期待を抱かせます。抽選条件は「はずれ時」と「大当たり時」です。レア度と期待度は共に高い設定です。擬似連が発生すると、通常のリーチよりも高い期待度でスーパーリーチに発展します。この予告アクションが発生することで、大当たりの期待度が大幅に上がります。

魚影予告

『魚影予告』はアドベンチャーモード専用の予告アクションで、「CRハイパー海物語INカリブ」で初めて搭載されました。『魚影予告』は「魚影系演出」に分類され、抽選条件は「はずれ時」と「大当たり時」です。レア度と期待度は共に低い設定です。この予告アクションでは、変動中に海底を黒い魚影が横切る演出が発生します。この魚影が現れた場合、その変動内でリーチがかかると「カジキングリーチ」に発展する可能性があります。特に注目すべき点は、魚影が出現した後にカジキングリーチに発展しなかった場合、法則崩れとなり、当確が濃厚になるという点です。

洞窟予告

『洞窟予告』はアドベンチャーモード専用の予告アクションです。この演出は「CRハイパー海物語INカリブ」で初めて搭載されました。『洞窟予告』は「ルート分岐系演出」に分類され、抽選条件は「はずれ時」と「大当たり時」です。レア度と期待度は共に低い設定です。画面上に洞窟がふたつ現れ、進んだ先に表示される予告（泡、クラゲ、魚群）によってその後のリーチの期待度が決まります。通常、右側の洞窟に進んだ場合の方が熱いリーチに発展しやすい傾向があります。また、洞窟予告の際に左右両方の洞窟に魚群やクラゲが表示されることがあります。この場合は、特に熱いリーチが期待できる激アツパターンとなります。

ドルフィンタイム

『ドルフィンタイム』はアドベンチャーモードで発生する特殊ゾーンで、「CRハイパー海物語INカリブ」で初めて搭載されました。『ドルフィンタイム』は「特殊ゾーン」に分類され、抽選条件は「はずれ時」と「大当たり時」です。この特殊ゾーンは、イルカが出現した変動でノーマルリーチをはずすと突入します。ドルフィンタイムでは、いつもと異なるBGMが流れ、マリンちゃんがイルカとともに遊泳する様子が描かれます。この間には、さまざまな発展パターンが存在します。

• イルカの群れが合流するとスーパーリーチ確定
• ノーマルリーチでピタ止まりでの大当たり
• ノーマルリーチをはずした後の再始動での大当たり
• 扉予告でイルカ（ピンクイルカ）が扉を押してスーパーリーチ発展
• 洞窟予告になると、イルカが右ルートへマリンちゃんを導いてくれる
• 急にイルカがいなくなり、バミューダチャンスや再始動などで大当たり
• ドルフィンタイムの最後の回転時にリーチがかかると期待度が高い
• マリンちゃんがイルカにつかまると確変確定
• イルカが去ろうとして戻り、リーチが成立すれば大当たり確定。
• マリンちゃんとイルカが揃って旋回するとスーパーリーチ確定

扉予告

『扉予告』はアドベンチャーモード専用の予告アクションで、「CRハイパー海物語INカリブ」で初めて搭載されました。『扉予告』は、演出の進行中にマリンちゃんの前に大きな扉が出現するシーンが特徴です。この予告は、「はずれ時」と「大当たり時」に抽選されます。演出の中で扉が閉ざされている状態から始まり、マリンちゃんが扉を開けることができればステップアップ予告へと発展します。扉の色には3種類があり、期待度の示唆を行います。具体的には、銅色＜銀色＜虎柄の順で期待度が上がります。また、扉に到達した際の同行キャラクターによっても期待度が異なり、期待度は「同行なし＜イルカ＜ピンクイルカ＜ワリンちゃん」の順で高まります。

ステップアップ予告

『ステップアップ予告』はアドベンチャーモード専用の予告アクションで、初めて2005年に「CR大海物語」のトレジャーステージで導入されました。この予告アクションは、初代の大海物語でステップ1の泡音からステップ4の魚群までの4段階のステップアップを特徴としましたが、本機ではステップ1の泡音がなくなり、計3ステップで構成されています。

泡

泡が湧き出します。期待度は低いがスーパーリーチへ発展することがあります。

クラゲ

たくさんのクラゲがふわふわと出現します。期待度は低いがスーパーリーチ発展確定です。

魚群

ステップ3では魚群が画面奥から手前に向かって流れます。スーパーリーチ発展確定で期待度は高いです。大当たり抽選で確変大当たり（遊パチ機では15R大当たり）を引いたときには赤魚群が出現することがあり、サム系リーチ発展確定です。

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水竜リーチ

『水竜リーチ』はアドベンチャーモード専用のリーチアクションです。この演出は「CRハイパー海物語INカリブ」で初めて搭載されました。『水竜リーチ』は「黒潮系リーチ」に分類され、抽選条件は「はずれ時」と「大当たり時」です。このリーチアクションは、洞窟エリアで発生します。リーチが成立してから、シングルリーチラインの背景に水竜が現れ、洞窟内を泳ぎまわる演出が繰り広げられます。リーチ中にサムが出現すれば『水竜サムリーチ』です。確変大当たりが確定するプレミアムリーチとなります。

宝の山リーチ

『宝の山リーチ』はアドベンチャーモード専用のリーチアクションで、「CR大海物語」で初めて搭載された演出です。「ハイパー海物語INカリブ」では、グラフィックが洗練され、宝の山がより豪華な表現となっています。豪華な王冠や金色の鐘、宝石で飾られた本など、さまざまな財宝が積み上げられており、見る者に強い印象を与えます。宝箱の中には、煌びやかな宝石が散りばめられ、宝の山の豊かさを強調しています。また、剣や盾といった歴史的なアイテムも見受けられ、古代から伝わる財宝であることを示唆しています。宝の山は木製の箱に収められており、その箱の質感や装飾も精細に描かれています。このリーチは「珊瑚礁系リーチ」に分類され、抽選条件は「はずれ時」と「大当たり時」です。このリーチは沈没船エリアで発生し、リーチ後に画面の下から金色に輝く宝の山が浮上してきます。宝の山の正面にシングルリーチラインが発生し、3つの図柄が揃えば大当たりとなります。特筆すべきは、『宝の山リーチ』にサムが登場する点です。『大海物語』のオリジナル版ではサムは登場しませんでしたが、「ハイパー海物語INカリブ」ではサムが筋力を披露するシーンが追加されました。

人魚リーチ

『人魚リーチ』はアドベンチャーモード専用のリーチアクションで、「CRハイパー海物語INカリブ」で初めて搭載されました。このリーチは、「はずれ時」と「大当たり時」に抽選される演出です。このリーチアクションでは、人魚が登場し、メロディーを奏でながら図柄を揃えようとする演出が展開されます。人魚リーチ中にサムが人魚の代わりに登場することがあります。この場合、「人魚サムリーチ」となり、サムの登場によって確変大当たりとなります。

カジキングリーチ

『カジキングリーチ』はアドベンチャーモード専用のリーチアクションで、「CRハイパー海物語INカリブ」で初めて搭載された演出です。このリーチは「巨大生物系リーチ」に分類され、抽選条件は「はずれ時」と「大当たり時」です。リーチが成立すると、巨大な魚であるカジキングが登場し、テンパイ図柄に向かって進んでいきます。カジキングが進む途中で次々とはずれ図柄を突破していく様子が演出され、図柄が揃えば大当たりとなります。特に注目すべきポイントとして、リーチに発展する前に魚群が出現していた場合、大当たりが確定する点があります。また、確変中にカジキングリーチに発展した場合は、確変が濃厚となります。さらに、カジキングリーチ中にサムがカジキングの代わりに登場すると「カジキングサムリーチ」となり、確変図柄での大当たりが確定します。

ワリンチャンス

『ワリンチャンス』はアドベンチャーモード専用のリーチアクションで、「CRスーパー海物語」で初めて搭載されました。このリーチは「ワリン系リーチ」に分類され、抽選条件は「はずれ時」と「大当たり時」です。ワリンチャンスは、液晶画面内に同一図柄が3つバラけて停止するチャンス目から発展する演出です。この演出は、非リーチ状態から強制的にリーチ状態へ移行させるもので、特別な予告となります。

ダブルリーチに発展した場合には必ず魚群が出現する法則があることです。このため、ワリンチャンスのタイトルコールの際にリーチラインがダブルになることを期待するのが通例となっています。

ワリンチャンスに発展するチャンス目には3つのパターンがあり、それぞれに期待度が異なります。具体的には、バラバラ＜逆Y字＜Y字の順で期待度が高く設定されており、Y字のパターンが最も大当たりの可能性が高くなります。

マリンちゃんリーチ

『マリンちゃんリーチ』は海・アドベンチャーモード専用のリーチアクションです。この演出は「初代ギンギラパラダイス」で初めて搭載されました。『マリンちゃんリーチ』は「マリン系リーチ」に分類され、抽選条件は「はずれ時」と「大当たり時」です。レア度と期待度は共に低い設定となっています。このリーチでは、画面の左上から右下、右上から左下にダブルリーチラインが発生し、マリンちゃんが応援する中でテンパイ図柄が中央に停止すれば大当たりとなります。マリンちゃんが図柄が中央で停止するよう指差しで応援してくれる姿が特徴的です。本機ではマリンちゃんが回転しながら登場する演出が追加され、さらに視覚的な楽しみが増しています。

マリンちゃんリーチで通常図柄が揃った際に、少しの間を置いてから再始動し、確変大当たりになることがある点です。この再始動は、プレミアムな要素として期待される瞬間です。また、マリンちゃんリーチに発展したと思われたところで、サムがマリンちゃんの代わりに画面上に現れることがあります。

水竜サムリーチ

『水竜サムリーチ』はアドベンチャーモード専用のリーチアクションで、「CRハイパー海物語INカリブ」で初めて搭載されました。このリーチは「サム系リーチ」に分類され、抽選条件は「当確時」です。このリーチアクションは、水竜リーチへ発展した後に発生します。演出の途中で効果音とともにサムが登場し、リーチ中に水竜と共に中段のテンパイ図柄を応援します。サムの登場は確変図柄での大当たりを示唆するプレミアムリーチです。

宝の山サムリーチ

『宝の山サムリーチ』はアドベンチャーモード専用のプレミアムリーチアクションで、「CRハイパー海物語INカリブ」で初めて搭載されました。このリーチは「サム系リーチ」に分類され、抽選条件は「当確時」です。このリーチは、『宝の山リーチ』から派生する演出です。元々、宝の山リーチは2005年に導入された「大海物語」のトレジャーステージで初めて登場しました。その際には、宝の山リーチからサム系リーチに発展することはなく、ガイコツ船長リーチに変わるという展開でした。しかし、「CRハイパー海物語INカリブ」では、サムが実際に宝の山を持ち上げる演出が加わり、プレミアムリーチとしての地位を確立しました。

人魚サムリーチ

『人魚サムリーチ』はアドベンチャーモード専用のリーチアクションで、「CRハイパー海物語INカリブ」で初めて搭載されました。このリーチは「サム系リーチ」に分類され、抽選条件は「当確時」です。このリーチアクションは、人魚リーチに発展した後にサムが人魚の代わりに登場する演出です。通常、人魚が貝の中から姿を現すシーンが展開されるはずですが、サムが登場します。

カジキングサムリーチ

『カジキングサムリーチ』は、アドベンチャーモード専用のプレミアムリーチアクションです。この演出は、CRハイパー海物語INカリブで初めて搭載されました。系統としては、サム系リーチに分類されます。リーチ中にサムがカジキングの代わりに登場し、次々とはずれ図柄を突破して大当たり図柄に揃えるというものです。

ポージングリーチ

『ポージングリーチ』は海・アドベンチャーモード専用のプレミアムリーチアクションです。この演出は「海物語」で初めて搭載されました。『ポージングリーチ』は「サム系リーチ」および「プレミアム」に分類され、抽選条件は「大当たり時」です。レア度は高い設定、期待度は当確となっています。このリーチアクションでは、サムが画面の上から降りてきて、ダブルリーチの背景でボディービルダーのポージングを行いながら図柄を応援します。サムが行うポージングは、ボディービルの「フロント」という動作で、リーチ時から図柄が揃うまで続きます。

パイレーツモード

海物語シリーズ初のストーリー性を持ったモードです。これまで第2のヒロインだったワリンが女海賊という設定で主役を務めています。ふたりの子分と宝探しの冒険にでます。

背景には、海賊たちが活動する活気ある港が描かれています。海岸には停泊している船や、修理中の船が見られ、海賊たちが物資を運んだり、作業をしている様子が表現されています。背景には、海岸の青い海と空が広がり、晴れた天気が明るい雰囲気を醸し出しています。遠くには険しい崖や岩山があり、海賊たちの秘密基地が存在することを示唆しています。港には、木箱や樽が置かれ、釣りを楽しむ人物や海賊旗を掲げたキャラクターも描かれています。

泡予告

『泡予告』は海・パイレーツモード専用の予告アクションです。この演出は「ギンギラパラダイス」で初めて搭載されました。『泡予告』は「泡系予告」に分類され、抽選条件は「はずれ時」と「大当たり時」です。レア度と期待度は共に低い設定です。この予告アクションでは、リーチ後に泡が画面下から湧き上がる演出が展開されます。泡が現れることで、リーチ演出の発展が示唆され、期待感を煽ります。特に泡予告が発生した場合、ノーマルリーチから「再始動」や「ピタ止まり」、あるいは「2R確変」といった大当たりに繋がることがあります。これにより、一見シンプルな泡の演出でも、予想外の展開が起こる可能性があります。なお、「ハイパー海物語INカリブ」のアドベンチャーモードでも泡は登場しますが、この場合は「ステップアップ予告」の一部として扱われ、『泡予告』とは異なる演出として位置づけられています。

魚群予告

『魚群予告』は海・パイレーツモード専用の予告アクションです。この演出は「ギンギラパラダイス」で初めて搭載されました。『魚群予告』は「魚群系予告」に分類され、抽選条件は「はずれ時」と「大当たり時」です。レア度と期待度は共に高い設定で、演出の特徴としては非常に注目される予告です。魚群予告が発生すると、画面右端から左端に向かって魚の群れが流れます。この演出が出現すると、リーチの期待度が大幅に上がり、「大当たり」または「中段のテンパイ図柄がリーチラインを約1コマ進んではずれ」のどちらかが確定します。魚群の種類には通常の魚群と赤魚群があり、それぞれの期待度に差があります。通常の魚群は高い期待度を持ち、赤魚群は「サム系リーチ」へ発展します。なお、アドベンチャーモードでも魚群は登場しますが、この場合は「ステップアップ予告」の一部として扱われます。

『赤魚群』の魅力とは？海物語シリーズにおけるプレミアム予告の秘密

漂着物予告

『漂着物予告』はパイレーツモード専用の予告アクションです。この演出はCRハイパー海物語INカリブで初めて導入されました。ストーリー系演出に属し、抽選条件としては「はずれ時」と「当確時」の両方に対応しています。レア度と期待度の設定は低い設定です。

『漂着物予告』は変動中に、ビートの子分たちが漂着物を吟味しているシーンが描かれます。演出の中で重要な要素は、漂着物の種類、子分の台詞、時間帯、および漂着物が宝箱であった場合の中身です。これらの要素が演出の期待度を左右します。

具体的には、漂着物が「ビン」から「樽」、さらに「宝箱」へと移行するにつれて期待度が上がり、宝箱が出現した場合はスーパーリーチへ発展が確定します。また、背景が夜の場合は宝箱の出現確率が上がるとされています。

子分の台詞は演出の中で特に注目すべきポイントで、開始時と終了時に表示される言葉が重要です。中には、表示されるだけで大当たりが確定する台詞も存在し、その数は全8パターンあります。

開始時のセリフは以下の通りです。

• 「怪しいものを見つけたぞ」：スーパーリーチ確定
• 「これは期待していいぞ」：スーパーリーチ確定
• 「珍しい地図が入っているかも」：銀色地図or虎柄地図出現
• 「ついにLUCKYを発見したぞ」：大当たり確定

終了時のセリフは以下の通りです。

• 「・・・激熱」：大当たり確定
• 「LUCKY」：大当たり確定
• 「おお！激熱だ！」：期待度が高い
• 「おお！LUCKYだ！」：大当たり確定

背景キャラクター予告

『背景キャラクター予告』はパイレーツモード専用の予告アクションです。この演出はCRハイパー海物語INカリブで初めて搭載されましたが、背景変化系演出としてはCRスーパー海物語の「背景変化予告」をルーツに持つものです。抽選条件としては「はずれ時」と「当確時」の両方が該当します。レア度と期待度の設定は低い設定です。

変動中に背景に描かれているオブジェが、発展先の期待度によって変化します。パイレーツモードの背景は非常に精細に描かれており、変化するオブジェの場所を把握していると、演出の展開を予想することができます。特に、背景に現れる虎柄の魚や壺が出現すると、期待度の高いスーパーリーチへの発展が期待されます。しかし、基本的には「鉄板」演出は存在しないため、これらの変化が発生したとしても大当たりが確定するわけではありません。

密談予告

『密談予告』はパイレーツモード専用の予告アクションです。この演出はCRハイパー海物語INカリブで初めて搭載されました。ストーリー系演出に分類され、抽選条件は「はずれ時」と「当確時」の両方に該当します。レア度と期待度の設定は低い設定です。

『密談予告』は、ビートの子分たちが船室で密談を行うシーンが描かれています。演出の重要なポイントは、登場人物とそのセリフです。通常の密談シーンでは子分たちだけが登場しますが、特定のキャラクターが現れるとスーパーリーチへ発展することがあります。例えば、マリンちゃんやワリンが登場する場合は、特に注目すべきです。ワリンが密談を盗み聞きしているシーンや、マリンちゃんが密談に加わるシーンが描かれると、スーパーリーチに発展する可能性が高まります。特に、ワリンが関与する場合は「激アツ」です。

密談予告ではセリフにも注目が必要です。予告の開始時と終了時に表示されるセリフは、演出の展開を左右する重要な要素となります。中には、大当たりが確定する鉄板セリフも含まれています。このセリフは演出の期待度を左右し、その内容によっては大当たりに直結する場合もあります。

開始時のセリフは以下の通りです。

• 「珍しい地図を発見したんだが」：銀色地図or虎柄地図出現
• 「あいつは確かにここにいたんだ」：船バトルリーチor剣バトルリーチへ発展
• 「これは期待していいぞ」：スーパーリーチ発展確定
• 「ついにLUCKYを発見したぞ」：大当たり確定

終了時のセリフは以下の通りです。

• 「・・・激熱」：大当たり確定
• 「・・・LUCKY」：大当たり確定
• 「おお！激熱だ！」：期待度は高い
• 「おお！LUCKYだ」：大当たり確定

占い予告

『占い予告』はパイレーツモード専用の予告アクションです。初めて搭載されたのはCRハイパー海物語INカリブ。抽選条件としては「はずれ時」と「当確時」の両方が該当します。レア度と期待度の設定は低い設定です。

この演出は、変動中に占い師が登場し、その後の発展先を占うというものです。演出の中で期待度を示唆する要素は3つあり、占い時に差し込む光の色、登場人物、そしてセリフです。

画面右上から差し込む光の色には3種類あり、それぞれの色によって期待度が変わります。黄色は低い期待度を示し、銀色や虎柄の光が差し込むとスーパーリーチへの発展が期待されます。

登場人物も重要な要素で、通常は占い師だけが登場しますが、マリンちゃんやワリンが登場するとスーパーリーチへの発展が濃厚となります。

最後に、演出の開始時と終了時に表示されるセリフが特に注目されます。これらのセリフは期待度を示すものであり、激アツセリフは全部で17種類存在します。

開始時のセリフは以下の通りです。

終了時のセリフは以下の通りです。

地図予告

『地図予告』はパイレーツモード専用の予告アクションです。この演出はCRハイパー海物語INカリブで初めて搭載されました。地図系演出に分類されており、抽選条件としては「はずれ時」と「当確時」の両方が該当します。レア度と期待度の設定は低い設定です。

この演出では、変動開始時に画面に地図が出現し、その色によって期待度が異なることが示唆されます。地図の色は「茶色」「銀色」「虎柄」の3種類があり、期待度は「茶色＜銀色＜虎柄」の順で高くなります。茶色の地図は低い期待度を示しており、銀色や虎柄の地図が現れた場合は、スーパーリーチへの発展が確定します。しかし、虎柄の地図が出現しても、必ずしも大当たりが確定するわけではなく、はずれることもあるため注意が必要です。

この予告アクションには法則崩れという特別なパターンも存在します。通常であれば銀色や虎柄の地図が出現した場合はスーパーリーチに発展しますが、この法則が崩れた際には大当たりが確定します。

嵐リーチ

『嵐リーチ』は、パイレーツモード専用のリーチアクションです。初搭載された機種はCRハイパー海物語INカリブで、抽選条件として「はずれ時」と「当確時」です。このリーチアクションでは、中段のテンパイ図柄が嵐の中を進む演出が描かれます。荒れ狂う海と激しい風が吹き荒れる中で、図柄が進んでいく様子が緊張感を高めます。『嵐リーチ』にはチャンスアップ要素があります。リーチが発生した際にワリンが「砲撃」の号令をかけると、通常のリーチから嵐スペシャルリーチへと発展します。この嵐スペシャルリーチでは、さらに派手な演出が追加されるため、期待感が一層高まります。

嵐スペシャルリーチ

『嵐スペシャルリーチ』はパイレーツモード専用のリーチアクションです。CRハイパー海物語INカリブで初めて搭載されました。このリーチアクションは、嵐リーチから発展し、ワリンが砲撃命令を出すことでスペシャルリーチとなります。抽選条件としては「はずれ時」と「当確時」です。演出内容としては、ワリンの砲撃命令によって嵐がさらに激化し、稲光が強く光り出します。その後、巨大なサイクロンが出現し、中段のテンパイ図柄がサイクロンに巻き込まれて進んでいきます。

嵐スペシャルサムリーチ

『嵐スペシャルサムリーチ』はパイレーツモード専用のプレミアムリーチアクションです。この演出はCRハイパー海物語INカリブで初めて搭載されました。サム系リーチに分類され、抽選条件としては「当確時」にのみ発生する演出です。リーチラインはシングルまたはダブルに対応しています。レア度は高い設定、期待度は当確と非常に高い設定です。このプレミアムリーチアクションでは、嵐スペシャルリーチからの発展形として登場します。ワリンが「砲撃」と叫んだ後、サムが船の甲板に現れ、ポージングを決める演出です。

巨大イカリーチ

『巨大イカリーチ』はパイレーツモード専用のリーチアクションです。この演出はCRハイパー海物語INカリブで初めて搭載されました。抽選条件として「はずれ時」と「当確時」です。リーチラインはシングルおよびダブルで発生する可能性があります。レア度と期待度の設定は共に低い設定です。このリーチでは、巨大なイカが船の甲板を掴み、船を沈没させようとするシーンが描かれます。イカの大きさと力強さが強調され、プレイヤーに迫力ある映像を提供します。リーチが開始されると、ワリンが「砲撃」と叫ぶことで、通常のリーチから巨大イカスペシャルリーチに発展する場合があります。このスペシャルリーチでは、さらに激しい攻防が描かれ、演出が盛り上がります。『巨大イカリーチ』にはプレミアム要素としてサムの登場があります。巨大イカスペシャルリーチ中にサムが登場すると、その瞬間に確変が確定します。

巨大イカスペシャルリーチ

『巨大イカスペシャルリーチ』は、パイレーツモード専用のリーチアクションです。この演出はCRハイパー海物語INカリブで初めて搭載されました。リーチアクションとして、はずれ時と当確時の両方で発生する可能性があり、シングルリーチとダブルリーチの両方に対応しています。レア度と期待度の設定は共に低い設定です。このリーチは、巨大イカリーチから発展する形で登場します。「砲撃」の号令後、中段のテンパイ図柄が泡で包まれる演出が発生し、巨大イカスペシャルリーチとなります。このリーチでは、派手な演出が展開されるものの、実際の大当たりに繋がる頻度はそれほど高くありません。チャンスアップとして、巨大イカに向けて砲弾を発射する際に、大砲役物が通常の1回ではなく2回作動することがあります。この場合、リーチが「大当たり」か「中段のテンパイ図柄がリーチラインを約1コマ超えてはずれ」のどちらかに発展することが濃厚です。『巨大イカスペシャルリーチ』中にサムが登場した場合は確変が確定します。

巨大イカスペシャルサムリーチ

『巨大イカスペシャルサムリーチ』は、パイレーツモード専用のプレミアムリーチアクションです。この演出はCRハイパー海物語INカリブで初めて搭載されました。サム系リーチに分類され、抽選条件は「当確時」に限られます。リーチラインはシングルとダブルの両方に対応しており、レア度は高い設定、期待度は当確となっています。演出の流れは、巨大イカスペシャルリーチからの発展となります。ワリンが「砲撃」の号令をかけた後に、サムが登場することで、通常のスペシャルリーチから『巨大イカスペシャルサムリーチ』へと発展します。

子分リーチ

『子分リーチ』はパイレーツモード専用のリーチアクションで、CRハイパー海物語INカリブで初めて搭載された演出です。このリーチアクションでは、パイレーツモードのストーリー設定において、ワリンが海賊船「ワリン号」の船長として登場し、彼女の女子三人組の子分が主役を務めます。演出としては、リーチラインがシングルまたはダブルで発生する可能性があります。リーチが成立すると、ワリンの子分たちが中段のテンパイ図柄を応援する姿が描かれます。特に魚群を伴わない場合、期待度は低めに設定されています。魚群が出現するかどうかが重要なポイントとなり、リーチの結果に大きく影響します。このリーチには、ワリンフラッシュという特別な演出も存在します。偶数図柄が揃った後に、子分たちがワリンフラッシュのポーズをとると、確変大当たりに昇格することがあります。サムが登場する場合、『子分リーチ』は「子分サムリーチ」としてプレミアムリーチアクションに発展します。

子分サムリーチ

『子分サムリーチ』は、パイレーツモード専用のプレミアムリーチアクションです。初搭載されたのはCRハイパー海物語INカリブで、このリーチアクションはサム系リーチに分類されます。抽選条件としては「当確時」のみ発生するものであり、シングルリーチとダブルリーチの両方に対応しています。このリーチは、『子分リーチ』から発展する形で始まります。演出の中で、しばらくするとサムが「俺に任せろ」というセリフとともに登場し、プレミアムリーチへと移行します。

船バトルリーチ

『船バトルリーチ』はパイレーツモード専用のリーチアクションで、CRハイパー海物語INカリブで初めて搭載されました。この演出は、ストーリー系演出に分類され、はずれ時と当確時の両方で発生する可能性があります。このリーチでは、ワリン号とビートの海賊船との間で行われる砲撃戦が再現されます。ビートの海賊船を撃破できれば大当たりとなります。リーチ中、ワリンの表情が笑顔であったり、大砲が2回発射されると期待度が上がることがあります。

チャンスアップの要素としては、以下の演出が発生することで期待度がさらに高まります。まず、海賊船同士が大砲を打ち合うシーンで「大砲役物」が動き出す場合です。さらに、ビートとワリンのカットインシーンでワリンが高笑いし、ビートが悔しがるといった演出もチャンスアップとなります。これらのチャンスアップ演出が発生すると、「大当たり」または「中段のテンパイ図柄がリーチラインを約1コマ超えてはずれ」のどちらかになることが濃厚です。

リーチがはずれた後にマリンちゃんが登場する逆転演出も存在します。この演出が発生すると、逆転での大当たりが確定します。さらに、サムが登場するプレミアム演出もあります。『船バトルリーチ』の展開後、おなじみの登場音とともにサムが登場すれば、「船バトルプレミアムリーチ」となり、確変が確定します。

船バトルプレミアムリーチ

『船バトルプレミアムリーチ』は、パイレーツモード専用のプレミアムリーチアクションです。この演出はCRハイパー海物語INカリブで初めて搭載され、サム系リーチに分類されます。抽選条件としては「当確時」にのみ発生し、シングルリーチとダブルリーチの両方に対応しています。演出内容としては、通常の『船バトルリーチ』から発展します。リーチ中、ワリン号とビートの海賊船が砲撃戦を繰り広げる中で、サムが登場すると『船バトルプレミアムリーチ』に移行します。サムの登場は圧倒的な存在感を持ち、彼の強さによりビートの海賊船は完全に圧倒されます。この結果、ビートは砲台で吹き飛ばされ、最後には船を失い筏で漂流することになります。

剣バトルリーチ

『剣バトルリーチ』はパイレーツモード専用のリーチアクションで、CRハイパー海物語INカリブで初めて搭載されました。このリーチは、海物語シリーズでは珍しいストーリー系の演出であり、ワリンとビートが剣を交える決闘のシーンが描かれます。シングルリーチとダブルリーチの両方で発生する可能性があり、抽選条件は「はずれ時」と「当確時」の両方に対応しています。

リーチの進行中には、様々なカメラアングルからワリンとビートの剣技が映し出され、最終的にワリンが勝利すると大当たりが確定します。背景の時間帯によってクライマックスシーンが異なり、昼間の設定では敗者が膝をつく場面が描かれ、夜間の設定では勝者が甲板に刺さった剣の近くに立つシーンが映し出されます。

チャンスアップの要素としては、以下の演出が発生することで期待度が上がります。まず、ワリンが攻撃するシーンが多い場合、そして攻防の3シーン目で「ハイパーシップ」の動きが時計回りから反時計回りに変わる場合です。このようなチャンスアップが発生すると、「大当たり」または「中段のテンパイ図柄がリーチラインを約1コマ超えてはずれ」のどちらかになる可能性が高まります。

ワリンがビートに負けた後、マリンちゃんが登場してビートを突き飛ばすシーンがあります。この場合、ワリンが敗北したにもかかわらず、マリンちゃんの活躍により逆転勝利が確定します。

剣バトルプレミアムリーチ

『剣バトルプレミアムリーチ』は、パイレーツモード専用のプレミアムリーチアクションです。このリーチは、CRハイパー海物語INカリブで初めて搭載され、プレミアムリーチに分類されます。抽選条件は「当確時」にのみ発生し、シングルリーチおよびダブルリーチの両方に対応しています。このプレミアムリーチアクションは、通常の『剣バトルリーチ』のユニークなバージョンで、ワリンとビートが持っている剣がデッキブラシに変わるというコミカルな演出が特徴です。通常の剣によるバトルとは異なり、デッキブラシを使って戦うことで、真剣な戦いをコミカルに表現しています。

全モード共通

全モード共通の予告・リーチ・大当たりアクションです。ハイパー海物語INカリブは、各モードの専用演出が充実しているため、共通演出は多くありません。

コンパス予告

『コンパス予告』は、全モード共通の予告アクションです。この演出はCRハイパー海物語INカリブで初めて導入されました。役物デバイス系演出に分類され、はずれ時および当確時の両方で発生する可能性があります。レア度と期待度は共に低めに設定されています。

この予告は、海モードとアドベンチャーモードでは、入賞時の大当たり抽選で確変図柄または通常図柄での大当たりが決定した際に、低確率で発生します。変動開始時にハイパーコンパスが始動し、ハイパーシップ役物が動作します。また、ワリンのボイス「さあ、出航よ」が流れるのが特徴です。

一方、パイレーツモードでは、入賞時の大当たり抽選で「はずれ」または「大当たり」のいずれかが決定した場合に演出が抽選されます。このモードでは、特に多彩な演出パターンが用意されています。例えば、変動開始時に低速回転でリーチが確定する演出や、リーチ発生時に低速回転で期待度が上がる演出があります。また、コンパスが黄色に光り高速回転すると大当たり確定、虹色に光り高速回転すると確変確定となります。さらに、変動開始時にハイパーコンパスとハイパーシップが作動し、ワリンのボイスが発生すると、大当たりが確定します。

• 変動開始時に低速回転でリーチ確定
• リーチ発生時に低速回転で期待度アップ
• コンパスが黄色に光り高速回転すれば大当たり確定
• コンパスが虹色に光り高速回転すれば確変確定
• 変動開始時にハイパーコンパスとハイパーシップが作動し、ワリンのボイス「さあ、出航よ」が発生すれば大当たり確定

ハイパーコンパス

ハイパーコンパスは、CRハイパー海物語INカリブに搭載された役物の一つで、海賊が持つコンパスをモチーフにしています。この役物は、ゲームの重要な予告アクションとして機能し、特にリーチ成立や大当たりの演出に大きく関与しています。役物デバイス系演出に分類され、はずれ時および当確時の両方で発生することがあります。ハイパーコンパスの演出は、変動開始時にその動作が重要な指標となります。リーチ成立直前に低速回転が発生すると、リーチが確定します。一方で、コンパスが高速回転する場合には、大当たりが確定する演出となります。さらに、確変中においても高速回転が発生すると、当確となり確変が継続することが確定します。

ボイスプレミアム

『ボイスプレミアム』は、全モード共通の予告アクションです。この演出はCR大海物語で初めて搭載され、ボイス系プレミアムおよびプレミアム演出に分類されます。この予告アクションは、変動開始時や変動中、リーチ時に発生します。普段のゲーム中に聞こえる通常のボイスとは異なり、特別なボイスが流れることが特徴です。マリンちゃん、ワリン、サムのキャラクターが普段とは違ったセリフやトーンで話すボイスが聞こえると、それがプレミアム演出の合図となります。このボイスが聞こえた時点で、大当たりが確定します。

ノーマルリーチ

『ノーマルリーチ』は海物語シリーズのリーチアクションです。ギンギラパラダイスシリーズで初めて搭載されました。この演出は、スーパーリーチに発展しない基本的なリーチアクションとして知られています。全モード共通で出現します。リーチ成立時における『ノーマルリーチ』は、通常はスーパーリーチへ発展しないまま終了します。多くの場合、中段のテンパイ図柄はリーチラインから1コマ以上離れたところで停止してはずれとなります。確変中に『ノーマルリーチ』が発生すると、その期待度は高い設定になります。直前の入賞で通常図柄または確変図柄での大当たりを引いた可能性が高まり、多くの場合は大当たりとなります。

コンパスチャンス

『コンパスチャンス』は、全モード共通の大当たりアクションです。CRハイパー海物語INカリブで初めて搭載され、一発告知系演出として位置づけられています。筐体盤面の右上に配置されたハイパーコンパス役物の回転速度によって大当たりが告知されます。演出は、変動中、リーチ中、スーパーリーチ中のいずれかのタイミングで発生する可能性があります。通常の回転に比べてコンパスが高速回転する場合、大当たりが確定する一発告知として機能します。一発告知は、海物語シリーズの「スーパー海物語IN沖縄」に続く形で導入されました。

バミューダチャンス

『バミューダチャンス』は、全モード共通の大当たりアクションです。CRハイパー海物語INカリブに初めて搭載されました。ストーリーのテーマが「海賊」であることから、バミューダトライアングルをモチーフにしていると推測されます。遊パチ機にはこの演出はありません。演出の系統は2R確変であり、抽選条件は「当確時」です。レア度と期待度の設定は「高い設定」になっています。

演出の流れとしては、変動中やリーチ中に突如3つの光球が現れることで『バミューダチャンス』に突入します。突入時には、画面中央の縦ラインに図柄が「3-4-1」の順に並びます。演出が発生するタイミングは、変動開始時にワリンの声で「さあいくわよ」というボイスが流れる瞬間や、リーチ時に図柄が静止するまでの時間が通常よりも長い場合です。

確変中にこの演出が発生し、中央列に「3-4-1」の図柄が停止すると、「確変継続」の表示が現れます。また、『バミューダチャンス』に突入した直後に確変図柄での大当たりとなる特別なパターンも存在します。この特別なパターンは「バミューダチャンス突入アクションプレミアム」と呼ばれ、2R確変に見せかけた実際の大当たりアクションです。このプレミアムパターンにより、プレイヤーは確変大当たりに突入します。

サウンドプレミアム

『サウンドプレミアム』は、全モード共通の大当たりアクションです。初めて搭載された機種はCR大海物語です。抽選条件は「当確時」です。レア度と期待度の設定は「高い設定」です。演出の開始は、変動開始時に筐体の盤面枠が激しく点滅することから始まります。同時に、変動音が「元祖海物語（初代海物語）」のBGMに切り替わります。この音楽の変化がサウンドプレミアムの象徴的な特徴であり、当たりの期待感を高めます。

昇格スクロール

『昇格スクロール』は、通常図柄で大当たりが確定した直後に発生します。一度、通常図柄での大当たりが確定した後に、図柄が高速で変動し始め、確変図柄へ昇格するまでの一連の流れが演出の核となります。モードによっては異なる演出が用意されており、例えばアドベンチャーモードでは海賊に関連する演出、パイレーツモードでは海の冒険をテーマにした演出が見られます。

演出の進行中には、昇格前にブランク図柄が点滅する場面があり、この点滅がスクロール発生の前兆として認識されます。

ギンギラパラダイス初搭載『ピタ止まりでの大当たり』の評価と分析

海物語シリーズの『再始動での大当たり』期待度とレア度の全貌

大当たり演出

大当たりラウンド中に発生する演出とプレミアムソングの開放条件です。「CRハイパー海物語INカリブ」は海物語シリーズではじめてプレミアムソングを搭載した機種になります。

ラウンドの種類

連荘数によってラウンド中に流れるミュージッククリップが変わります。ラウンドは「いつものラウンド」と「プレミアムラウンド」の2種類があります。

いつものラウンド

3Dモデルのマリンちゃんやワリンが登場します。パイレーツモードでは、ワリンとビートの激戦のシーンがセピア風にカットイン。サム系リーチで大当たり時、大当たりラウンドの構成は通常のラウンドと同じですが、サムがマリンちゃんの代わりにエピソードに登場します。

プレミアムラウンド

5連以上するとプレミアムラウンドを視聴できます。ハイパー海では、海物語シリーズ初のプレミアムソングが挿入歌として流れます。プレミアムソングは全部で3曲あり、連荘数によって解放されていく仕組みです。

『Shiny Star』

『Dance & Chance』

CRハイパー海物語INカリブのプレミアムソング『Summer Days』の魅力を解説

ラウンド中昇格

大当たりラウンド中、確変昇格演出が発生することがあります。通常図柄で大当たりした場合、アドベンチャーモードではマリンチャンス、パイレーツモードはストーリー仕立ての昇格演出が発生します。

マリンチャンス

アドベンチャーモードでプレー中に確変図柄で大当たりを引いた際に、大当たりラウンド中に発生することがあります。マリンチャンスは大当たりラウンドの7ラウンド目に発生し、プレイヤーはルート選択を行います。

マリンチャンス発生

ルート選択

宝箱が出現したらボタンをPUSH

財宝が出現すれば確変ですが、なにも出なければ時短です。宝箱を開けた時に「泡」や「イルカ」が出現することがありますが期待度は低いです。「魚群」であれば確変確定。

財宝が出なかった場合でも、チャンスボタンを連打すると、サムが登場して宝箱を持ち上げる演出が発生することがあります。この場合、確変昇格の可能性が高まります。

通常図柄で大当たりした際に、筐体に表示されているセグメント（セグ）を確認することで、確変昇格の有無を判別することができます。この方法を用いると、マリンチャンスの結果を即座に確認できます。

パイレーツモードの昇格演出

ストーリー仕立ての演出です。あらすじは、宝の島にたどり着いたワリンの一行が「古代の神殿」で財宝を見つけられるかどうか。神殿の中でストーリーは(1)崩落する神殿からの脱出(2)ワリンとビートの対決、に分岐します。「脱出成功」と「ビートに勝つ」で確変昇格です。昇格演出が発生すればエンディング終了後に高確率モードに突入します。

(1)崩落する神殿からの脱出

ボタンを連打して神殿からの脱出を目指します。脱出に失敗すると檻に閉じ込められ、成功すると財宝を手に入れることができます。ボタン連打時、ワリンのオーラが発生しますが、大きさは期待度を示唆しています。なお、オーラの色がレインボーになれば確変昇格が濃厚です。

(2)ワリンとビートの対決

ワリンとビートのバトルでワリンが勝利すれば財宝を手に入れることができます。

エンディング昇格

入賞時の大当たり抽選で確変図柄での大当たりを引いていながらも、(外見上)通常図柄で大当たりしたときには大当たりラウンド中かエンディングで確変昇格、または、時短中に確変に引き戻されます。海モードとアドベンチャーモードでは、サムがマリンちゃんを持ち上げる演出が発生。パイレーツモードではハイパーコンパスが高速回転(チャンス中、ワリンが驚き昇格)します。

エンディングギャラリー

確変大当たりと通常大当たりのそれぞれでエンディング表示が異なります。確変大当たりは「もう1回」、通常大当たりは「チャンス」です。通常時は、夕陽とヤシの木を背景にマリンちゃんが手を振る演出です。パイレーツモードではワリンが登場します。マリンちゃんは大当たりしたモードによってコスチュームが変わります。

キャラクター

ハイパー海物語INカリブシリーズには、マリン、ワリン、サムに加えて、海賊ビートや子分たちが登場します。

マリン

ハイパー海物語INカリブのマリンちゃんは、劇的にパワーアップしました。グラフィックは一新されてとても綺麗になり、さらに、大当たりラウンドで歌とダンスを披露してくれます。これが海物語シリーズの「プレミアムラウンド」や「プレミアムソング」のはじまりです。

「海モード」のコスチュームは、鮮やかなオレンジ色のビキニと、同じくオレンジ色のシュノーケリングフィンを組み合わせたスタイルです。赤色のリボンが付いたヘアバンドも特徴的で、彼女のキュートさを引き立てています。「アドベンチャーモード」のコスチュームは、オレンジと赤のグラデーションのビキニです。ビキニトップにはリボンがあしらわれています。赤とオレンジのリボンをあしらったヘアバンドが彼女の明るさを際立たせています。このモードのコスチュームは、探検や冒険の雰囲気を持ちつつも、マリンらしい明るさを表現しています。「パイレーツモード」のコスチュームは、黄色のビキニトップに白のハーフパンツを合わせ、腰にはオレンジと緑のストライプが入った布を巻いています。ヘアスタイルはポニーテールで、黄色のリボンがアクセントになっています。

1995年登場の『ギンギラパラダイス』海物語シリーズの原点

ワリン

ワリンはハイパー海物語INカリブに登場する女性キャラクターです。「スーパー海物語」「スーパー海物語IN沖縄」では第二のヒロイン的な存在でしたが、本タイトルではパイレーツモードで主人公の大役を担っています。

アドベンチャーモードのコスチュームは、青と白のストライプ柄のビキニトップと、鮮やかな青のショートパンツで構成されています。ショートパンツの腰部分には、海をイメージさせる小さな貝殻が付いた飾りがあり、アドベンチャー感を強調しています。腕には青いブレスレットがあり、髪型はツインテールに纏められ、青いリボンで飾られています。足元には青いフィンを装着しており、全体的に海の冒険に出かけるような爽やかな印象を与えるコスチュームです。パイレーツモードのコスチュームは、濃い青のビキニトップとショートパンツで構成されており、ビキニトップには飾り紐があしらわれています。ショートパンツのウエスト部分には黒とゴールドのベルトが巻かれており、海賊をイメージしたデザインです。ブーツは膝までの青色で、海賊の冒険をイメージさせるスタイルとなっています。

攻略ガイド『CRスーパー海物語』7セグ判別法とサム出現の秘密

サム

ハイパー海物語INカリブは従来の海物語シリーズよりもストーリー性があります。特に、メインとなるパイレーツモードでは「海賊」をイメージさせるような演出が多く搭載。同モードでは、サムは海賊コスチュームで登場します。

海モードのコスチュームは、シンプルな紫色のブリーフスタイルの水着です。サムの鍛え上げられた筋肉を強調するようなデザインで、スポーティーで清潔感があります。紫色はサムの特徴的な緑の髪の毛との対比が美しく、強い印象を与えます。アドベンチャーモードのコスチュームは、スポーティーなホワイトとグリーンのコンビネーションです。トップには「TEAM SEA STORY」のロゴがプリントされています。このコスチュームは、水中活動にも適したフィット感のあるデザインです。パイレーツモードのコスチュームは、伝統的な海賊風の衣装を採用しています。深緑色の長いコートに、黄金色のボタンとベルトが豪華さをプラスしています。コートの下には、白いシャツと茶色のズボンを着用しており、足元には海賊らしいブーツが装着されています。

原点と進化『海物語』 シリーズの歴史と演出の魅力

海賊団船長・ビート

海賊ビートは、2007年に登場したパチンコ機「ハイパー海物語INカリブ」におけるキャラクターです。この年は映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの3作目が公開され、世界的な人気を博していました。ビートのデザインは、同映画の主人公ジャック・スパロウに似ており、特にジョニー・デップが演じたキャラクターの影響を強く受けています。ビートは、ワリンと同じく財宝を狙う海賊団の船長であり、ゲーム内では「パイレーツモード」にのみ登場します。彼はボスキャラクターとして登場し、そのリーチ演出はプレイヤーにとって高い期待感を与えます。ビートの詳細なプロフィールや家族構成は公開されていないものの、彼には子分がいることが知られています。このように、ビートは「ハイパー海物語INカリブ」の世界観において重要なキャラクターとして位置づけられています。ビートのコスチュームは、典型的な海賊スタイルを基調としています。まず目を引くのは、頭に巻かれた赤いバンダナで、彼のキャラクターに一層の強さを感じさせます。上半身には白いシャツを着ています。腰には赤い布が巻かれ、長い紫のマントを羽織っています。

ワリンの子分

ワリンの子分は、ワリンの海賊団の一員として活躍しています。彼女たちのコスチュームは、それぞれ個性的でありながらも統一感があり、海賊らしい雰囲気を醸し出しています。最初の子分は、青いバンダナを頭に巻き、青いトップスと腕には同じく青いサポーターを着用しています。次の子分は、濃い青のショートヘアで、襟元が特徴的なブルーのトップスを着ています。彼女の凛々しい表情と相まって、リーダーシップを感じさせるスタイルです。最後の子分は、青と白のストライプのバンダナを頭に巻き、シンプルな青いトップスとアクセントのあるゴールドのイヤリングを着用しています。

ビートの子分

ビートの子分は、海賊団の一員として活躍しています。最初の子分は、赤いバンダナを頭に巻き、アイパッチを付けた独特の姿が特徴です。また、赤と黄色のベストを着用しており、シンプルでありながら視覚的にインパクトのある装いをしています。次に、別の子分は、金髪で、彼はグレーのシャツを着用しています。最後の子分は、赤いバンダナを頭に巻き、彼もまた、シンプルなシャツを着用しています。

ワリン号

ワリン号は、パイレーツモードに登場する海賊船で、ワリンが船長を務める海賊団の船です。この船は、伝統的な帆船のデザインを持ち、豪華な装飾が施されています。特に目を引くのは、船首に取り付けられた金色の装飾で、これが船の威厳と力強さを象徴しています。船体は白を基調とし、ブルーのストライプ模様が特徴的で、清潔感と洗練された印象を与えます。帆には、愛らしいクジラッキーが描かれており、海賊船でありながらも親しみやすい雰囲気を醸し出しています。また、赤いマストの上部にはピンクの旗がはためき、船の個性をさらに引き立てています。

アプリ

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評価

「CRハイパー海物語INカリブ」は、海物語シリーズの新たな展開として、2007年に導入されました。この機種は、従来の「海物語シリーズ」の要素を継承しつつ、ワリンをメインに据えたパイレーツモードを採用し、カリブの冒険をテーマにしたユニークな演出が特徴です。プレイヤーの評価を総合すると、ポジティブな意見が60%、ネガティブな意見が40%程度です。

ポジティブな評価の要因として挙げられるのは、「新鮮なテーマ設定」と「美しい筐体デザイン」です。海物語シリーズの伝統的なゲーム性に、カリブ海賊をテーマにした新しいストーリー要素が追加されたことで、特に若い世代や新規プレイヤーに好評でした。また、新しく採用された「ゴールドウェーブ」枠や、迫力ある液晶とイルミネーションも、プレイヤーからの評価が高いポイントです。一方で、ネガティブな評価としては、「シリーズの伝統を変えすぎた」と感じるプレイヤーが多かったことが挙げられます。特に、従来のシンプルな海物語を好む年配層のプレイヤーからは、カリブを舞台にした冒険風の演出や、ワリンという新キャラクターの登場が受け入れにくかったという意見が多く見られました。これにより、従来の海物語ファンの一部が離れてしまったとも言われています。ネガティブな評価をするプレイヤーの多くは、「伝統的なシンプルさの維持」を求めています。特に、演出が派手で複雑になりすぎたことに対して、もっとシンプルでわかりやすいゲーム性を希望する声が強いです。また、出玉性能に関しても、当時の他の機種と比べてやや控えめだったため、もう少しインパクトのある出玉を求めるプレイヤーもいました。

CRハイパー海物語INカリブは、従来の海物語シリーズのファンでありながら、少し新しい要素を楽しみたいプレイヤーや、派手な演出や冒険風のテーマが好きなプレイヤーにおすすめです。また、カリブ海を舞台にした独特の世界観やワリンのキャラクターが気に入った人には最適な機種です。しかし、シンプルなゲーム性を求める従来の海物語ファンには少し合わないかもしれません。

CRハイパー海物語INカリブを評価要素ごとに採点した結果、合計点は77点です。

• 演出のクオリティ（16点/20点）
  カリブを舞台にした新しい演出や、美しい筐体デザインは高く評価されていますが、派手さが一部プレイヤーにとっては過剰です。
• 大当たり確率と出玉性能（14点/20点）
  大当たり確率1/306.5は標準的ですが、連チャン性能や出玉のバランスがやや控えめです。
• ゲーム性とスペック（13点/15点）
  確変突入率54%と、バランスの取れたゲーム性が評価されています。
• リーチ演出やチャンスアップ（7点/10点）
  新しいリーチ演出やチャンスアップは楽しめますが、海物語シリーズのシンプルさを求めるプレイヤーにはやや複雑に感じることがあります。
• 筐体デザインと操作性（9点/10点）
  操作性は非常に良好で、新しい筐体デザインも高評価です。
• スペシャルボーナスやプレミア演出（7点/10点）
  プレミア演出は楽しいものの、従来の海物語に比べると好みが分かれる部分があります。
• 遊技のバランスと持ち玉感（7点/10点）
  出玉の波は穏やかで、連チャンによる持ち玉感はやや控えめです。
• 導入ホールの評判や支持率（3点/3点）
  導入当初は全国で高稼働でしたが、シリーズの変化に対する意見が分かれました。
• コストパフォーマンス（1点/2点）
  もう少し爆発力が欲しいと感じるプレイヤーも多く、コストパフォーマンスは平均的です。