赤魚群は、リーチ成立後に赤、ピンク、紫、オレンジなどの鮮やかな魚が集団で現れる、海物語シリーズの魚群系プレミアムです。発生時は大当たりが濃厚となり、その後にサムが登場するリーチへの発展を知らせます。名称に「赤」とありますが、すべての魚が赤いわけではありません。5種類の魚が作る独特な配色と、画面右側から左側へ一斉に通過する動きが見分ける手掛かりです。
赤魚群の特徴と役割
赤魚群は、通常の魚群予告とは異なる特別な配色で出現します。通常の魚群と同様に画面の右端から左端に向かって流れます。画面を広く覆うため、短時間でも通常とは違う魚群だと判別しやすい演出です。この演出は『CR新海物語』で追加されたプレミアムのひとつです。後年の機種にも受け継がれています。
赤魚群を構成する5種類
赤魚群は、チョウが2種類、クマノミが3種類の合計5種類で構成されています。それぞれの色と模様が異なり、赤系だけでなく白や黄色も含まれます。

| 構成魚 | 画面上の特徴 |
|---|---|
| チョウ白 | 白い体に青い縦模様が入り、尾びれ付近が黄色い |
| チョウ黄色 | 黄色い体に青い横模様が入り、黒い口先と尾びれを持つ |
| クマノミ赤 | 明るいピンクに近い体色で、水色の帯が入る |
| クマノミ青 | 濃い紫を基調とし、水色の帯が入る |
| クマノミオレンジ | 赤みのあるオレンジ色で、白い帯が入る |
赤魚群らしさを強く印象づけるのは、画面内に多数現れるクマノミ赤、クマノミ青、クマノミオレンジです。ピンクや紫を中心としたクマノミの間に、白と黄色のチョウが混ざります。「赤一色の魚群」ではなく、赤系の色が目立つ5色構成の魚群と捉えると判別しやすくなります。
画面右側から左側へ流れる動き




赤魚群は、リーチ成立後の画面右端から姿を現します。最初は魚の先頭部分だけが見え、続いて後方の魚が次々と画面内へ入ります。複数の列が少しずつ位置をずらして泳ぐため、ひとつの帯のように広がるのが特徴です。
魚群が中央へ到達すると、図柄と背景の前を大量の魚が通過します。中央付近では魚同士が重なるほど密度が高くなり、画面の大部分がピンク、紫、オレンジ、白、黄色で埋まります。図柄そのものは動き続けていますが、魚群が前面を横切るため、一時的に見えにくくなります。
魚はそのまま左方向へ進み、先頭から順に画面左端の外へ抜けます。最後尾が通過すると魚群のない状態へ戻り、続くスーパーリーチの映像へ移ります。出現から退出まで進行方向は変わらず、右から左へ横断する一連の動きです。
通常魚群との見分け方
通常魚群と赤魚群は、リーチ後に発生し、画面右側から左側へ流れる点が共通しています。進行方向だけでは判別できないため、魚の色と組み合わせを見ることが重要です。画面右端に最初の魚が現れた時点で、ピンクや濃い紫のクマノミが目立てば、赤魚群を見分けやすくなります。
5種類の魚は、個別のチャンスアップではありません。チョウ白やクマノミオレンジだけに特別な恩恵があるのではなく、5種類がまとまって流れる映像全体が赤魚群を形成します。魚の大きさや進行方向の変化で成立する別種のプレミアム魚群とも、配色によって区別できます。
赤魚群からサム系リーチへ発展
赤魚群が通過した後は、サムが登場するリーチへ発展します。『CR新海物語』では、シングルリーチから珊瑚礁系や黒潮系のサム演出へ進み、ダブルリーチではマリンちゃんに代わってサムが登場する流れがあります。サムの姿を確認できれば、大当たりが濃厚です。
プレミアム性

赤魚群のプレミアム性は非常に高いです。CR新海物語で初めて登場した際には、台間シートや雑誌などでモザイクがかけられて紹介されるほどでした。これは、赤魚群が出現することで確変図柄での大当たりがほぼ確実であるため、そのプレミアム性を強調するためのものでした。
まとめ
赤魚群が現れたときは、魚群の結果を心配する段階ではなく、その後にどのサム系リーチが選ばれるかを確認する場面です。右から左へ流れる方向は通常魚群と同じですが、5種類の鮮やかな配色が決定的な違いになります。機種固有の恩恵と混同せず、大当たり濃厚のプレミアム予告として判断してください。
搭載機種

(C)SANYO BUSSAN CO.,LTD.

