2002年登場『CR新海物語』の全攻略データと演出紹介

CR新海物語

『CR新海物語』の演出・攻略のデータです。予告アクション、リーチアクション、大当たりアクションなどの演出と大当たり判別法を配信しています。2002年、新海物語がパチンコホールに導入となりました。プレーヤーは、スペックとゲーム性に魅了されて、日々、パチンコホールに足を運ぶことになります。設置数は100万台を超えて、パチンコの金字塔となっています。2004年には新海物語スペシャルも発売され、数年間で10機種近い姉妹機が発売となりました。

攻略

『CR新海物語』の攻略情報です。

海物語シリーズの大ヒット機種である「CR新海物語」の全盛期、私たちは数多くのオカルト情報に囲まれていました。「特定の出目で停止すると大当たりが近い」「魚群をはずした後はお詫びがある」など、明確な根拠がない情報が飛び交っていました。しかし、その中には一部、読み物として興味深いものも存在しました。そのひとつとして「CR新海物語の大当たり変数は一定ではない」とする情報があります。具体的には、大当たり変数が変化するタイミングとして「ノーマルダブルリーチ時」とされていました。さらに、この情報には興味深い補足がありました。それは、ノーマルダブルリーチ時のリーチ図柄によって、大当たりの確率のテーブルが変化するというものです。

前述の「ノーマルダブルリーチ時」を含み、次のようなタイミングでも大当たり確率が変化するという噂がありました。

  1. 泡予告の発生も含むノーマルダブルリーチ発展。ただし、スーパーリーチ発展は無効
  2. 泡予告の発生も含むノーマルダブルリーチ発生後から50回転の変動内でノーマルダブルリーチが発生しない場合。
  3. デモ画面が3回以上連続して表示
  4. 保留数

上記で①の場合は、リーチ図柄の組み合わせで大当たり確率が変動、②と③そして④で保留数が4つのときは大当たり確率は「1/315.5」となると言われています。

ダブルリーチ時の図柄別確率は下表の通りです。

中央停止図柄2&13&24&35&46&57&68&79&81&9
11/315.51/315.51/315.51/315.51/315.51/315.51/315.5
21/315.51/315.51/315.51/315.51/315.51/315.51/165
31/2651/315.51/315.51/315.51/315.51/315.51/165
41/2651/315.51/315.51/315.51/315.51/315.51/165
51/2651/315.51/315.51/315.51/315.51/315.51/165
61/2651/315.51/315.51/315.51/315.51/315.51/165
71/2651/315.51/315.51/315.51/315.51/315.51/165
81/2651/315.51/315.51/315.51/315.51/315.51/165
91/2651/315.51/315.51/315.51/315.51/315.51/315.51/165
裏41/2651/2651/2651/2651/2651/2651/2651/2651/115
ブランク1/2651/315.51/315.51/315.51/315.51/315.51/315.51/315.51/165

オカルト情報なので信ぴょう性は保証できませんが「タコ✕カニ」のノーマルリーチ発生時の大当たり確率がアップすることは、やや興味深いデータです。実際、2023年に稼働している「P大海物語5」などで「タコ✕カニ」のノーマルリーチ成立後、100回転程度で大当たりを引いている印象があります。また、「タコ✕カニ」のノーマルダブルで中央に裏サメ停止であればプレミアム扱いで確変図柄での大当たりとなります。過去を振り返ると、当時のオカルトの語呂合わせ的なものが、その後、メーカーによって演出の一部として採用されることもあります。このデータ自体はオカルトかもしれませんが、このようなオカルト情報から演出の一部として採用されることもありますので、そのようなオカルトと演出の関係を知ることも楽しみのひとつかもしれません。

保留ランプを1-2点灯で打つと、リーチがかかりやすくなります。リーチをかかりやすくすることでチャンスを拡大。持ち球がなくなり、止めようとした最後の回転でリーチがかかったり、大当たりしたりした経験を持っているひとは多いはずです。

サメ図柄のリーチはスーパーリーチへ発展しやすいのが特徴です。海プレーヤーの中にはサメリーチからスーパーリーチへの発展頻度を好不調の判断にしているひとも多いはずです。

真偽は定かではありませんが、新海物語では大当たり確率が変更となるタイミングがあるという噂があります。このタイミングはいくつかありますが、その中のひとつはノーマルダブルリーチが掛かった時のようです。ダブルリーチ図柄と中段中央列に停止したはずれ図柄の組み合わせによって、その後の大当たり確率が変更となるというものです。一番熱いのがタコとカニのダブルリーチと裏サメ(数字が緑色のサメ)の組み合わせのようです。確かに、実践での心当たりがありますが、真実かオカルトかはわかりません。

動画

YouTubeで配信されているCR新海物語の動画です。

特徴

CR新海物語は、元祖海物語をゲームシステムを継承しつつ、液晶演出を3Dポリゴンで表現しています。変動中の背景は光りが差し込む明るい海底。実写さながらに描かれた魚たちがリアルな動きで泳ぐ様子はまるで水族館のようです。マリンとサムも3D表現となり、通常演出と大当たりラウンド中に滑らかに動きます。

スペック

新海物語に大きくふたつのタイプがあります。筐体にサムのフィギュアがついているものとそうでないものです。サムのフィギュアがついているものは「新海物語スペシャル」というタイトル名で、新海物語のブームの終焉を迎える頃にリリースとなりました。

新海物語シリーズの地位を固めた大ヒット機種。業界最高スペックのパチンコ専用オリジナルビデオチップを搭載し、図柄は2Dで見やすく表現しています。背景は水中を体感できるように3Dポリゴンを採用。パチンコホールが新海物語の台で一杯になり、週末は新海物語のイベントで満員という看板機種です。業界情報などによると、総出荷台数は150万台を超え、歴代1位の機種という、まさに、パチンコの金字塔です。2002年、時短搭載が可能となった規則改正後の初の海物語シリーズでもあります。

演出面では、前作『海物語』からボリュームアップしました。通常の予告アクションとリーチアクションは大きく変わりませんが、サムが確変確定のプレミアムキャラクターに昇格したことで、サム系リーチ関連で赤魚群とダイビングリーチが追加となりました。また、これまでのパチンコ演出の常識を超えるはずれ演出からの確変大当たり「枠外プレミアム」も加わり、話題を独占しました。なお、前作の波紋リーチが黒潮リーチに変更されたのも本タイトルからです。

CR新海物語M27は、単なるパチンカーの人気作というだけでなく、流行の道しるべとなりました。

この台の影響により、他社からもハーフスペック仕様の台が続々販売され、しばらくの間ハーフスペック主流の時代を迎える事となる。

CR新海物語 – Wikipedia
型式名CR新海物語M27
大当たり確率(低)1/315.5
大当たり確率(高)1/63.1
賞球数4&15
カウント9
ラウンド15
確変割合50%
確変タイプ
時短確変大当たり後100回転
遊タイムなし
専用枠
導入日2002年11月
15R通常15R確変
割合50%50%
出玉数

大当たりの内訳はヘソ・電チュー共通です。

CR新海物語M56は、海物語シリーズ初のフルスペック機種として登場しました。この機種は、全ての大当たりに100回転の時短が追加される点が特徴です。型式名はCR新海物語M56で、低確率時の大当たり確率は1/350.5、高確率時は1/70.1となっています。賞球数は4&15で、カウントは9、ラウンド数は15ラウンドです。確変割合は50%で、確変タイプの詳細は明示されていませんが、すべての大当たり後に100回転の時短が適用されます。この機種は2003年7月に導入。

型式名CR新海物語M56
大当たり確率(低)1/350.5
大当たり確率(高)1/70.1
賞球数4&15
カウント9
ラウンド15
確変割合50%
確変タイプ
時短すべての大当たり後100回転
遊タイムなし
専用枠
導入日2003年7月
15R通常15R確変
割合50%50%
出玉数

大当たりの内訳はヘソ・電チュー共通です。

CR新海物語L52は、主に海外向け仕様として知られています。日本国内のホールではM27やM56が多く設置されており、L52を実際に打つ機会は少ないですが、その希少性もあって一度打っただけでも印象深い機種です。この機種の型式名はCR新海物語L52で、低確率時の大当たり確率は1/327.7、高確率時は1/65.5となっています。賞球数は4&15で、カウントは10、ラウンド数は15ラウンドです。確変割合は50%で、確変大当たり後には100回転の時短が付与されます。通常時の大当たり後には時短がありません。この機種は2003年7月に導入されました。

型式名CR新海物語L52
大当たり確率(低)1/327.7
大当たり確率(高)1/65.5
賞球数4&15
カウント10
ラウンド15
確変割合50%
確変タイプ
時短確変大当たり後100回転
遊タイムなし
専用枠
導入日2003年7月
15R通常15R確変
割合50%50%
出玉数

大当たりの内訳はヘソ・電チュー共通です。

CR新海物語M57は、CR新海物語M27と同じスペックを持つパチンコ機種です。この機種の型式名はCR新海物語M57で、低確率時の大当たり確率は1/315.5、高確率時は1/63.1となっています。賞球数は4&15、カウントは9、ラウンド数は15ラウンドです。確変割合は50%で、確変大当たり後には100回転の時短が付与されます。通常大当たりと確変大当たりの割合はそれぞれ50%で、出玉数も同じです。この機種は2003年11月に導入。

型式名CR新海物語M57
大当たり確率(低)1/315.5
大当たり確率(高)1/63.1
賞球数4&15
カウント9
ラウンド15
確変割合50%
確変タイプ
時短確変大当たり後100回転
遊タイムなし
専用枠
導入日2003年11月
15R通常15R確変
割合50%50%
出玉数

大当たりの内訳はヘソ・電チュー共通です。

CR新海物語M6Zは、新海物語のブームが落ち着いた頃に導入されたパチンコ機種です。この機種の型式名はCR新海物語M6Zで、低確率時の大当たり確率は1/338.5、高確率時は1/67.7となっています。賞球数は4&15、カウントは9、ラウンド数は15ラウンドです。確変割合は50%で、確変タイプの詳細は明示されていませんが、すべての大当たり後に100回転の時短が付与される点が特徴です。この機種では、15ラウンドの通常大当たりと確変大当たりがそれぞれ50%の割合で振り分けられます。

型式名CR新海物語M6Z
大当たり確率(低)1/338.5
大当たり確率(高)1/67.7
賞球数4&15
カウント9
ラウンド15
確変割合50%
確変タイプ
時短すべての大当たり後100回転
遊タイムなし
専用枠
導入日2004年7月
15R通常15R確変
割合50%50%
出玉数

大当たりの内訳はヘソ・電チュー共通です。

CR新海物語M8Zは、新海物語のブームが落ち着いた頃に導入されたパチンコ機種です。この機種の型式名はCR新海物語M8Zで、低確率時の大当たり確率は1/350.5、高確率時は1/70.1となっています。賞球数は4&15、カウントは9、ラウンド数は15ラウンドです。確変割合は50%で、確変タイプの詳細は明示されていませんが、すべての大当たり後に100回転の時短が付与される点が特徴です。この機種では、15ラウンドの通常大当たりと確変大当たりがそれぞれ50%の割合で振り分けられます。導入日は2004年7月。

型式名CR新海物語M8Z
大当たり確率(低)1/350.5
大当たり確率(高)1/70.1
賞球数4&15
カウント9
ラウンド15
確変割合50%
確変タイプ
時短すべての大当たり後100回転
遊タイムなし
専用枠
導入日2004年7月
15R通常15R確変
割合50%50%
出玉数

大当たりの内訳はヘソ・電チュー共通です。

CR新海物語M5Zは、新海物語のブームが落ち着いた頃に導入されたパチンコ機種です。この機種の型式名はCR新海物語M5Zで、低確率時の大当たり確率は1/315.5、高確率時は1/63.1となっています。賞球数は4&15、カウントは9、ラウンド数は15ラウンドです。確変割合は50%で、確変タイプの詳細は明示されていませんが、確変大当たり後には100回転の時短が付与される点が特徴です。この機種では、15ラウンドの通常大当たりと確変大当たりがそれぞれ50%の割合で振り分けられます。導入日は2004年7月。

型式名CR新海物語M5Z
大当たり確率(低)1/315.5
大当たり確率(高)1/63.1
賞球数4&15
カウント9
ラウンド15
確変割合50%
確変タイプ
時短確変大当たり後100回転
遊タイムなし
専用枠
導入日2004年7月
15R通常15R確変
割合50%50%
出玉数

大当たりの内訳はヘソ・電チュー共通です。

CR新海物語スペシャルM5は、新海物語M27が導入されてから約2年後に発表された機種です。この機種の型式名はCR新海物語スペシャルM5で、低確率時の大当たり確率は1/315.5、高確率時は1/63.1となっています。賞球数は4&10&15で、カウントは9、ラウンド数は15ラウンドです。確変割合は50%で、確変タイプの詳細は明示されていませんが、確変大当たり後には100回転の時短が付与される点が特徴です。この機種では、15ラウンドの通常大当たりと確変大当たりがそれぞれ50%の割合で振り分けられます。導入日は2004年10月。

型式名CR新海物語スペシャルM5
大当たり確率(低)1/315.5
大当たり確率(高)1/63.1
賞球数4&10&15
カウント9
ラウンド15
確変割合50%
確変タイプ
時短確変大当たり後100回転
遊タイムなし
専用枠
導入日2004年10月
15R通常15R確変
割合50%50%
出玉数

大当たりの内訳はヘソ・電チュー共通です。

CR新海物語スペシャルM6は、筐体の中央上にあるサムのギミックが特徴です。このギミックは役物ではないため、直接ゲームに影響を与えることはありませんが、視覚的な楽しみを提供します。型式名はCR新海物語スペシャルM6で、低確率時の大当たり確率は1/338.5、高確率時は1/67.7となっています。賞球数は4&10&15、カウントは9、ラウンド数は15ラウンドです。確変割合は50%で、すべての大当たり後には100回転の時短が付与される点が特徴です。導入日は2004年10月。

型式名CR新海物語スペシャルM6
大当たり確率(低)1/338.5
大当たり確率(高)1/67.7
賞球数4&10&15
カウント9
ラウンド15
確変割合50%
確変タイプ
時短すべての大当たり後100回転
遊タイムなし
専用枠
導入日2004年10月
15R通常15R確変
割合50%50%
出玉数

大当たりの内訳はヘソ・電チュー共通です。

CR新海物語スペシャルM8は、新海物語M27が導入されてから約2年後に発表された機種です。この機種の型式名はCR新海物語スペシャルM8で、低確率時の大当たり確率は1/350.5、高確率時は1/70.1となっています。賞球数は4&10&15、カウントは9、ラウンド数は15ラウンドです。確変割合は50%で、確変タイプの詳細は明示されていませんが、すべての大当たり後に100回転の時短が付与される点が特徴です。導入日は2004年10月。

型式名CR新海物語スペシャルM8
大当たり確率(低)1/350.5
大当たり確率(高)1/70.1
賞球数4&10&15
カウント9
ラウンド15
確変割合50%
確変タイプ
時短すべての大当たり後100回転
遊タイムなし
専用枠
導入日2004年10月
ヘソ入賞15R通常15R確変
割合50%50%
出玉数

大当たりの内訳はヘソ・電チュー共通です。

確変図柄は「タコ」「カメ」「エビ」「ジュゴン」「カニ」、通常図柄は「ハリセンボン」「サメ」「アンコウ」「エンゼルフィッシュ」「裏サメ(図柄番号が黄緑)」です。

図柄番号名前
1タコ
2ハリセンボン
3カメ
4サメ
5エビ
6アンコウ
7ジュゴン
8エンゼルフィッシュ
9カニ
4(緑色)裏サメ

演出

泡と魚群の予告発生からスーパーリーチへ発展することがあります。スーパーリーチは、リーチラインによって発展先が異なります。

予告アクション

泡または魚群の発生からスーパーリーチへ発展することがあります。魚群出現は激アツです。

泡予告

泡予告は、予告アクションです。初めてこの演出が搭載されたのは、1995年の「ギンギラパラダイス」でしたが、海物語シリーズでは1999年の「元祖海物語」で初めて搭載されました。泡予告は泡系予告に分類されており、抽選条件ははずれ時や当確時です。この演出のレア度と期待度の設定はどちらも低い設定となっています。泡予告の描写は、リーチ後に画面下から泡が湧き上がるものです。泡が現れると、スーパーリーチへ発展することがあります。また、ノーマルリーチから再始動やピタ止まりで大当たりになることもあります。

魚群予告

『魚群予告』は予告アクションです。初めて搭載されたのは、1995年に登場した「ギンギラパラダイス」で、その後1999年の「元祖海物語」にも搭載されました。元祖海物語までの魚群予告は粗いドット絵でしたが、新海物語ではハードスペックの向上により、より美しいグラフィックとなりました。魚群予告は「魚群系演出」に分類され、抽選条件は「はずれ時」「大当たり時」の両方に対応しています。レア度と期待度の設定は高い設定となっています。魚群予告の描写は、画面右端から現れた魚群が左端に流れていきます。

魚群を構成する魚の種類には、薄紫と濃い紫のクマノミ、ヤッコ、そしてウミヅキチョウチョウウオっぽい魚の模様違いなど、計6種類が含まれます。これらの魚たちが一斉に泳ぐ様子は視覚的に非常に魅力的です。魚群の中でも特にクマノミ柄が選ばれたのは、横移動する際に美しく表示できることが決め手となったという興味深いエピソードもあります。

クマノミの縦じま模様が横移動することで反射を起こし綺麗に見えるんです。スピードや数の調整にもこだわりました。

出典:『三洋オフィシャルマガジン SEA STORY VOL.01』

新海物語には、紫色の魚群以外に「赤魚群」が追加されています。赤魚群は「あかぎょ」と呼ばれ、特別なサインとしてサム系リーチへ発展します。

赤魚群

『赤魚群』 『赤魚群』の魅力とは?海物語シリーズにおけるプレミアム予告の秘密

リーチアクション

海物語シリーズのリーチ系統を確立。黒潮系、珊瑚礁系、マリン系などの定番演出を搭載しています。

ノーマルリーチ

ノーマルリーチは、リーチアクションです。この演出はギンギラパラダイスシリーズで初めて搭載されました。基本的にはリーチが成立してもスーパーリーチへ発展しない演出です。このリーチはスーパーリーチへ発展せず、リーチラインから1コマ以上離れたところで停止して外れることが多い特徴を持っています。期待度は低いですが「再始動」「ピタ止まり」で大当たりになることもあります。

黒潮リーチ

黒潮リーチは、新海物語シリーズに初めて搭載されたリーチアクションです。黒潮リーチは、黒潮系リーチに分類されます。図柄が揃わなかった時と大当たり時のいずれの場合にも抽選が行われます。レア度と期待度は低い設定です。黒潮リーチの描写は非常に特徴的です。リーチが成立すると、画面の背景に黒潮が流れる様子が現れます。この時、中段のテンパイ図柄が黒潮の中を進みます。テンパイ図柄がリーチラインに揃えば、大当たりとなります。その他、リーチ中には、サムが出現することがあります。この場合は確変大当たりのプレミアムが確定します。

珊瑚礁リーチ

『珊瑚礁リーチ』は、リーチアクションです。この演出は初代ギンギラパラダイスから搭載され続けています。『珊瑚礁リーチ』は「珊瑚礁系リーチ」に属します。レア度と期待度の設定はどちらも低い設定です。リーチがかかると背景に美しい珊瑚礁が現れます。その珊瑚礁の前を図柄が通過し、揃うと大当たりになります。リーチ中にサムが出現すると、それは大当たりのプレミアム演出となります。

マリンちゃんリーチ

『マリンちゃんリーチ』は、初代ギンギラパラダイスで初めて搭載されました。マリンちゃんが登場するリーチアクションで、系統としては「マリン系リーチ」に分類され、抽選条件は「はずれ時」や「大当たり時」に適用されます。レア度と期待度の設定はどちらも高いです。演出の内容としては、マリンちゃんが登場して図柄が中央にテンパイするように指差しで応援する様子が特徴的です。この演出は、画面の左上から右下、または右上から左下へのダブルリーチラインで発生し、図柄が中央で停止すれば大当たりとなります。このリーチアクションでは、通常図柄が揃った際に一度停止し、少し間を空けてから再始動し、確変大当たりに変わることがあります。また、サメ図柄が揃った後に再始動して裏サメで通常大当たりになるパターンも存在します。さらに、まれにマリンちゃんが登場するかと思いきや、サムが代わりに現れることがあります。

ダイビングリーチ

『ダイビングリーチ』は、プレミアムリーチアクションです。このリーチアクションは、海物語シリーズのファンにはお馴染みのサム系リーチで、初めて搭載されたのは「CR新海物語」です。レア度としては「高い」評価を受けています。プレイヤーにとってはめったに見られない演出です。抽選条件は、確変図柄での大当たり時です。描写は、黒潮リーチ時に画面の右端からサムが登場します。サムは黒潮の中を優雅に泳ぎながら進み、確変図柄での大当たりに導いてくれます。

マッスル珊瑚礁リーチ

『マッスル珊瑚礁リーチ』は、元祖海物語で初めて搭載されました。「マッスルリーチ」とも呼ばれるこの演出は、珊瑚礁リーチへ発展した後にサムが出現し、珊瑚礁を持ち上げるというものです。この演出では、珊瑚礁を持ち上げたサムの前にシングルリーチラインが発生し、確変図柄での大当たりが確定します。この演出はレア度が高く、プレミアムという設定です。

ポージングリーチ

ポージングリーチは、元祖海物語で初搭載の演出です。この演出ではサムが登場し、彼のマッチョな肉体を活かしたポージングが見どころです。系統としてはサム系リーチに属し、プレミアムリーチアクションです。抽選条件は大当たり時で、レア度と期待度の設定は激レアです。このリーチアクションの特徴的なシーンとして、サムが登場し、ダブルリーチがかかった図柄の後ろでポージングを繰り返す光景が挙げられます。具体的には、サムが中段のテンパイ図柄を応援するかのように、様々なポーズをとりながら回転する動きが見られます。この動きは新海物語では360度の回転ポーズですが、以降の機種ではフロントポーズのみとなっています。

大当たりアクション

どんなシーンからでも図柄揃いとなるのが海物語の醍醐味です。枠外プレミアムは驚きしかありません。

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大当たりラウンド

図柄揃い後、大当たりラウンドがスタートします。図柄やマリンちゃんのショートエピソードがラウンド毎にムービーで流れます。また、サム系リーチで大当たりしたときは、大当たりラウンド中のBGMがギンギラパラダイスの楽曲に変化します。

『海物語のテーマ』 『海物語のテーマ』の進化と歴史

CR新海物語M27のエンディングは、確変図柄で大当たりしたときは「もう1回」、通常図柄のときは「またネ!」でした。その後、発売された時短搭載機では、通常図柄で大当たりしたときは「チャンス!!」となっています。

キャラクター

新海物語シリーズに登場するキャラクターです。

マリンちゃんはパチンコ・新海物語に登場する女性キャラクターです。彼女は「初代ギンギラパラダイス」で初登場し、元祖海物語にも幸運の女神として降臨しました。これまでは2Dで表現されていましたが、新海物語ではハードスペックの向上により3Dとなりました。これにより「顔の表情」や「髪の動き」はリアル感をアップ。プレー中にマリンちゃんと会える場面は、マリンちゃんリーチと大当たりラウンドです。

マリンは明るいオレンジ色のビキニを着用しており、元気なイメージを強調しています。ビキニトップスはシンプルなデザインで、両肩には肩紐がついています。ボトムスも同様にシンプルなデザインで、スポーティーな印象を与えます。彼女の衣装は海をテーマにした背景とよくマッチしており、全体的にリゾート感があります。マリンの髪は明るい金髪で、元気いっぱいのツインテールに結ばれています。髪の先には赤いリボンが結ばれており、これが彼女の明るい性格をさらに引き立てています。また、彼女の表情は非常に親しみやすく、満面の笑顔が特徴的です。目は大きく、キラキラとした輝きを放っています。

新海物語のサムは確変確定キャラクターというポジションです。元祖海物語で初登場したときは「大当たり確定キャラクター」で、奇数図柄・偶数図柄のどちらでも大当たりとなりましたが、新海物語からは大当たり抽選で確変を引いたときのみ登場するようになりました。ハードウェアの進化により、サムは3Dのモデルデータで再現されるようになりました。ポージングリーチの時などは、立体的になったサムがグリグリと動きます。元祖海物語のときの2Dサムは「緑色の髪」と「マッチョなボディ」が特徴でしたが、新海物語にも引き継がれています。

サムは筋肉質な体型をしており、健康的で力強いイメージを持っています。彼の肌は日焼けしたような色合い。彼の髪は鮮やかな緑色で、前髪が顔にかかるスタイルになっています。コスチュームは非常にシンプルで、紫色の短いスイムトランクスを着用しています。

新海物語で初搭載の赤魚群が出現すれば、必ずサム系リーチへ発展します。赤魚群が出現しなくてもサム系リーチへ発展することはありますが、サムの登場を予測するのは不可能です。

『赤魚群』 『赤魚群』の魅力とは?海物語シリーズにおけるプレミアム予告の秘密

アプリ

新海物語シリーズのモバイル端末やコンシューマ向けのデジタルコンテンツについてまとめました。

評価

CR新海物語M27

「CR新海物語M27」は、2002年に三洋から導入された「海物語シリーズ」の後継機として登場し、長く愛されてきた機種です。この機種は、当時の「ハーフスペック」として確変後に時短がつく仕様で、シンプルかつ分かりやすいゲーム性が特徴です。プレイヤーの評価を総合すると、ポジティブな意見が70%、ネガティブな意見が30%程度です。

ポジティブな評価としては、まず「分かりやすいゲーム性」が挙げられます。この機種のシンプルな確変システムは、初心者でも楽しめると多くのプレイヤーから評価されています。また、時短機能が搭載されているため、連チャンの期待感も程よく、遊技に適したバランスの良さが好評です。特に、リーチ演出がわかりやすく、プレイヤーが次の展開を予測しやすい点も支持されています。一方で、ネガティブな評価は、現在の基準で見ると「演出が少ない」点や、「爆発力に欠ける」といった声が多いです。特に、長時間のプレイでは演出が単調になりやすく、派手な演出を期待するプレイヤーには物足りないと感じられることが多いようです。また、最近の機種に比べて出玉の爆発力が控えめであるため、一撃の大当たりを狙いたいプレイヤーには不向きとされています。ネガティブな意見を持つプレイヤーの多くは、「演出面でのバリエーション増加」を望んでいます。特に、通常時のリーチや予告演出にもっと多様性があれば、長時間プレイでも飽きにくくなると考えられています。また、出玉性能に対しても、もう少しメリハリがあれば、さらに楽しめるという意見も見られます。

CR新海物語M27は、シンプルな遊び方を好むプレイヤーや、じっくりとしたゲーム性を楽しみたい人におすすめです。また、海物語シリーズに馴染みがあり、懐かしいゲーム性を再び体験したいプレイヤーにも向いています。一方、派手な演出や短時間での大きな出玉を求めるプレイヤーには物足りないかもしれません。

CR新海物語M27を評価要素ごとに採点した結果、合計点は80点です。

  • 演出のクオリティ(15点/20点)
    シンプルでわかりやすい演出は高評価ですが、現代の機種と比べるとやや地味な点が減点理由です。
  • 大当たり確率と出玉性能(13点/20点)
    大当たり確率1/315.5という標準的なスペックながら、出玉の爆発力に欠ける点がマイナスです。
  • ゲーム性とスペック(14点/15点)
    確変後の時短など、バランスの取れたゲーム性が高評価です。
  • リーチ演出やチャンスアップ(8点/10点)
    シンプルでわかりやすいリーチ演出が評価されていますが、もう少し派手なチャンスアップがあればさらに良いという意見もあります。
  • 筐体デザインと操作性(9点/10点)
    操作性が良く、初心者にも遊びやすい設計が高く評価されています。
  • スペシャルボーナスやプレミア演出(7点/10点)
    プレミアム演出は少なめですが、海物語シリーズならではの安定感があります。
  • 遊技のバランスと持ち玉感(8点/10点)
    出玉の波が比較的穏やかで、じっくり楽しむプレイヤーには向いています。
  • 導入ホールの評判や支持率(3点/3点)
    発売当時、多くのホールに導入され、長く人気を保ちました。
  • コストパフォーマンス(3点/2点)
    投資金額に対する安定したリターンが期待でき、長時間遊ぶには適しています。

CR新海物語M56

「CR新海物語M56」は、2003年に登場した「海物語シリーズ」の中でも、特に人気が高かったフルスペックタイプのパチンコ機種です。この機種は、前作M27の成功を踏まえて、すべての大当たり終了後に100回転の時短が付く仕様に進化し、連チャン性能が大幅に向上しました。プレイヤーの総合評価を見ると、ポジティブな意見が75%、ネガティブな意見が25%程度です。

ポジティブな評価の要因としては、「高い連チャン性能」が挙げられます。M56は確変突入率が60%と高く、さらに全ての大当たり後に時短が付くため、連チャンへの期待感が常に保たれています。また、シンプルで直感的なゲーム性は海物語シリーズの特徴であり、多くのプレイヤーから支持されています。特に、初期の海物語シリーズに慣れ親しんだプレイヤーには、懐かしさも手伝って好評です。一方で、ネガティブな評価としては、スペック上の大当たり確率が1/350.5とやや重い点が挙げられます。これにより、通常時のハマリが深くなることがあり、連チャンを期待するまでに時間がかかるという不満も見られます。また、最近のパチンコ機種に比べると、演出のバリエーションが少なく、長時間の遊技では飽きやすいと感じるプレイヤーもいます。ネガティブな意見を持つプレイヤーの多くは、「演出のバリエーションの増加」を望んでいます。通常時の演出がシンプルすぎるため、よりインパクトのある演出や、現代の機種に見られるような多様なリーチ演出が求められています。また、初当たり確率の改善を期待する声もあり、もう少し遊びやすいスペックが望まれているようです。

CR新海物語M56は、連チャン性能を重視し、シンプルなゲーム性を好むプレイヤーに向いています。海物語シリーズのファンや、じっくりと遊びながら出玉を増やしたいプレイヤーには最適です。しかし、一撃で大きな出玉を狙いたいプレイヤーや、派手な演出を期待する人には物足りない可能性があります。

CR新海物語M56を評価要素ごとに採点した結果、合計点は81点です。

  • 演出のクオリティ(14点/20点)
    演出はシンプルで、海物語シリーズらしさがありつつも、やや単調な面があるため減点しました。
  • 大当たり確率と出玉性能(13点/20点)
    大当たり確率1/350.5はやや重く、通常時にハマることが多いですが、確変突入率と時短によるフォローでバランスが取れています。
  • ゲーム性とスペック(14点/15点)
    確変や時短を活かしたバランスの良いゲーム性が高く評価されています。
  • リーチ演出やチャンスアップ(8点/10点)
    シンプルながらも期待感を持たせるリーチ演出が魅力ですが、現代の機種と比べると派手さに欠けます。
  • 筐体デザインと操作性(9点/10点)
    操作性は良好で、誰でも簡単に楽しめるデザインが評価されています。
  • スペシャルボーナスやプレミア演出(7点/10点)
    プレミア演出は少なめですが、確変中のシンプルな楽しさが支持されています。
  • 遊技のバランスと持ち玉感(8点/10点)
    長時間遊べるバランスの良さが高評価です。
  • 導入ホールの評判や支持率(3点/3点)
    導入当初は多くのホールで高稼働を記録し、今でも一定の支持を得ています。
  • コストパフォーマンス(2点/2点)
    長時間遊べることを考えると、コストパフォーマンスは非常に高いです。

分析の元データは、インターネット上の書き込み情報などを可能な限り収集。相当量の情報を元に解析を実施しています。