『PA海物語3R2』は、大人気シリーズ「海物語3R」の後継機です。本機は「My海カスタム」が進化し、告知方法やプレミアム魚群の頻度を自由に設定できる「New My海カスタム」を搭載しています。演出モードは「海モード」「初代モード」「アクティブモード」の3種類から選択可能で、480通りのカスタムパターンが楽しめます。また、スペックは大当たり確率約1/99.9の遊パチタイプで、確変率は50%です。全ての大当たりに出玉があり、時短回数は33回転です。さらに、奇数・偶数図柄が揃った後にサムが登場すると、10R大当たりに昇格します。
攻略
『PA海物語3R2』の攻略情報です。
10R大当たり判別法
すべての図柄で大当り後、筐体の盤面左下付近(上の写真)の赤ランプ表示に注目します。盤面にプリントされている10R大当たりのランプパターンと赤ランプの点灯パターンが一致するかどうかをチェック。点灯している赤ランプが10R大当たりのパターンと同じであればラウンド中に10Rに昇格します。
『PA海物語3R2』台間シート解説!選べるモードとカスタム機能で楽しさ倍増 『Pちょいパチ海物語3R2』台間シートで見る高確率大当たりとカスタム機能動画
YouTubeで配信している『PA海物語3R2』の動画です。
特徴
この機種の魅力は、自分の好みに合わせてカスタマイズできる「New My海カスタム」機能。新たに「告知方法」と「プレミアム魚群頻度」の2つのカスタムが追加されました。本作は、3つのモード「海モード」「初代モード」「アクティブモード」から選べるようになりました。カスタムとモードの組み合わせパターンは驚異の480通り。スペックは、大当たり確率約1/99.9、確変率50%の遊パチタイプです。
スペック
PA海物語3R2F
『PA海物語3R2』は、2016年に登場した「海物語3R」の続編として、2020年1月6日にパチンコホールに導入されました。前作の特徴である「My海カスタム」に新たな要素が加わり、さらにゲームモードが3つに増加しました。大当たりの確率は約1/99.9から約1/16.9となり、確変率は50%です。確変システムは「次回まで」、遊タイムは設定されていませんが、時短システムとして通常大当たり後33回が設けられています。賞球数は「3&2&14&4」、大当たり出玉は490-980個で、ラウンドは5または10、カウントは7となっています。専用のイルミオ枠「フレッシュオレンジ」を採用しており、大当たりの内訳は10R確変が4%、5R確変が46%、5R通常が50%となっています。
筐体は、全体的に明るくカラフルなデザインが特徴です。上部には大きなタイトルロゴとともに、キャラクターが配置されており、プレイヤーに対してインパクトのある視覚的な効果を与えています。特に「海物語」のテーマに沿った海や水を連想させる青い色調が、全体のデザインにしっかりと取り入れられているのが印象的です。盤面中央には大きな液晶画面があり、キャラクターやゲーム演出が映し出される仕様になっており、その周囲には丸い円形のフレームがあり、細かい装飾が施されています。盤面全体のデザインは、複数の鮮やかな色を使い分けながらも統一感を持っており、特に左右には赤やオレンジを基調とした要素が配置され、視覚的なバランスが取られています。また、下部にはスタートチャッカーがあり、その周囲には滑らかな曲線が用いられ、視覚的にプレイヤーの注目を集める工夫がされています。全体のフォルムとしては、曲線と直線が複雑に絡み合い、立体感を持たせながら、未来的でありながらも親しみやすいデザインです。
型式名 | PA海物語3R2F |
大当たり確率(低) | 約1/99.9 |
大当たり確率(高) | 約1/16.9 |
賞球数 | 3&2&14&4 |
カウント | 7 |
ラウンド | 5or10 |
確変割合 | 50% |
確変タイプ | 次回まで |
時短 | 通常大当り後33回 |
遊タイム | なし |
専用枠 | イルミオ枠「フレッシュオレンジ」 |
導入日 | 2020年01月06日 |
大当たりの種類 | 割合 | 電サポ |
---|---|---|
10R確変 | 4% | 次回まで |
5R確変 | 46% | 次回まで |
5R通常 | 50% | 33回転 |
Pちょいパチ海物語3R2
Pちょいパチ海物語3R2は、同じタイミングで発売となるPA海物語3R2の姉妹機種です。PA海物語3R2の大当たり確率を約2倍して、プレーしやすくなっています。
筐体デザインは、従来の「海物語」シリーズを踏襲しつつ、カジュアルで親しみやすい要素が強調されています。全体的なフォルムは、曲線的なラインが中心となっており、盤面の周囲を鮮やかな赤と青の色彩で縁取ることで、視覚的なインパクトを与えています。盤面全体にはカラフルな装飾が施されており、特に左右には水しぶきを彷彿とさせる青い模様が配置され、海のテーマを強く印象づけています。また、ウリンの存在感が大きく、明るい笑顔や元気な姿が描かれており、筐体全体に明るい雰囲気をもたらしています。下部にはスタートチャッカーが位置し、その周囲には滑らかな曲線とメタリックなパーツが組み合わさり、立体感が際立っています。全体的なデザインは、親しみやすさと華やかさを兼ね備えた仕上がりとなっています。
型式名 | |
大当たり確率(低) | 約1/49.9 |
大当たり確率(高) | 約1/16.9 |
賞球数 | 3&2&2&3&7 |
カウント | 7カウント |
ラウンド | 5R or 10R |
確変割合 | 60% |
確変タイプ | |
時短 | 10回 |
遊タイム | |
専用枠 | |
導入日 | 2020年1月6日 |
ラウンド | 電サポ回数 | 比率 |
---|---|---|
10R確変 | 次回まで | 1% |
5R確変 | 次回まで | 59% |
5R通常 | 10回 | 40% |
図柄
海物語シリーズのおなじみの図柄が登場します。デザインは、海モードとアクティブモード、初代モードで異なります。
図柄番号 | 名前 |
---|---|
1 | タコ |
2 | ハリセンボン |
3 | カメ |
4 | サメ |
5 | エビ |
6 | アンコウ |
7 | ジュゴン |
8 | エンゼルフィッシュ |
9 | カニ |
4(緑色) | 裏サメ |
海モードとアクティブモードの図柄です。
初代モードの図柄です。
新カスタム機能の追加
『PA海物語3R2』は、自分の好みに合わせてカスタマイズできる「My海カスタム」に新しいカスタムが追加されました。「告知方法」と「プレミアム魚群頻度」の2種類が新たに加わり、より自分好みの設定が可能となっています。
告知方法 | いつもの | ひっそり | ||
プレミアム魚群頻度 | ふつう | 出やすい | ||
魚群期待度 | 出現しない | 50% | 70% | 100% |
一発告知頻度 | 告知なし | 30% | 100% | |
泡前兆予告 | 出現しない | 出現する | ||
スベリ予告 | 出現しない | 出現する |
3モード制
「海モード」「初代モード」「アクティブモード」の3つのモードが選択できます。それぞれのモードで異なる演出やゲームフローを楽しむことができます。My海カスタムとモードの組み合わせパターンは480通りです。
シンプルなゲームフロー
確変大当たり後は次回大当たりまで続く確変モードに突入し、通常大当たり後は33回転の時短に突入するという、王道の確変ループタイプのゲームフローが採用されています。
演出
予告・リーチ・大当たりアクションおよび大当たりラウンド中の演出をまとめました。
海モード
昨今の海物語シリーズのものと同じ内容です。シンプルな演出なので大当たり期待度がわかりやすいのが特徴です。
泡予告
『泡予告』は、海モード・初代モード専用の予告アクションです。初搭載機種はギンギラパラダイスです。演出の系統は「泡系予告」で、演出の抽選条件は「はずれ」または「大当たり」です。この演出は、画面の下方から泡が沸き上がるアクションで、泡の種類によって期待度が変化します。特に、特別な泡が出現した際には大当たりの期待度が一層高まります。また、通常の泡予告でもスーパーリーチへの発展が期待できます。
泡の種類 | 期待度 |
---|---|
大泡 | 「大当たり」または「リーチラインから1コマずれはずれ」 |
クジラッキー泡 | 当確 |
魚群予告
『魚群予告』は、海モード・初代モード専用の予告アクションです。海物語シリーズを象徴する演出であり、この魚群予告は「群予告」の元祖的な存在となっています。初搭載機種はギンギラパラダイスで、演出の系統は「魚群系予告」です。リーチ成立時に魚群が液晶画面の右端から左端に流れ、大当たりの期待感を高めます。海モードでは現代的なグラフィックの魚群が、初代モードではドットの魚群が現れる点も特徴です。また、プレミアム魚群が搭載されており、特定の魚群が出現すれば当確となります。
魚群の種類 | 期待度 |
---|---|
魚群 | 高い |
赤魚群 | サム系リーチ発展 |
メガ魚群 | 当確 |
逆魚群 | 当確 |
超魚群 | 当確 |
クジラッキー群 | 当確 |
金魚群 | 当確 |
黒潮リーチ
『黒潮リーチ』は、海・アクティブモード専用のリーチアクションです。初搭載機種はCR新海物語(2002年)です。演出の系統は「黒潮系リーチ」で、演出の抽選条件は「はずれ」または「大当たり」です。この演出は、リーチ成立後に中段のテンパイ図柄が黒潮を突き進む様子が描写され、黒潮特有の流れが演出されます。『黒潮リーチ』のチャンスアップは、黒潮の背景にマンタやウミガメが登場する場合です。これらのキャラクターが出現すると、大当たりや中段のテンパイ図柄がリーチラインを約1コマ超えてはずれる可能性が高まります。
スーパーリーチ時にピースマークのタッチアイコンが画面に表示された場合、確変図柄での大当たりが濃厚となります。
ダイビングリーチ
『ダイビングリーチ』は、海、アクティブモードのプレミアムリーチアクションです。このリーチアクションは、海物語シリーズのファンにはお馴染みのサム系リーチの一つで、初めて搭載されたのは「CR新海物語」です。レア度としては「高い」評価を受けています。プレイヤーにとってはめったに見られない演出であり、その出現自体が大きな興奮をもたらします。抽選条件は、確変図柄での大当たり時です。描写は、黒潮リーチ時に画面の右端からサムが登場します。サムは黒潮の中を優雅に泳ぎながら進み、図柄が揃うと、お馴染みのサムアップのポーズを取ります。
珊瑚礁リーチ
『珊瑚礁リーチ』は、初代モード・海モード専用のリーチアクションです。初搭載機種はギンギラパラダイスで、海物語3R2シリーズでも引き続き搭載されています。演出の系統は「珊瑚礁系リーチ」で、演出の抽選条件は「はずれ」または「大当たり」です。リーチ成立時にシングルリーチラインの背景に珊瑚礁が現れ、その前で図柄が揃えば大当たりが確定します。珊瑚礁の高さが通常よりも高い場合は、チャンスアップとなります。この場合、大当たりまたは中段のテンパイ図柄がリーチラインを約1コマ超えてはずれる可能性が濃厚です。リーチ中にサムが登場する「マッスルリーチ」になると、大当たりが確定します。
マッスルリーチ
『マッスルリーチ』は、海モード・初代モード専用のプレミアムリーチアクションです。初搭載機種は初代海物語で、一部では「マッスル珊瑚礁リーチ」とも呼ばれています。演出の系統は「サム系リーチ」および「プレミアム」で、演出の抽選条件は「大当たり」です。リーチが成立し、珊瑚礁リーチに発展した後、一定のタイミングでサムが出現し、珊瑚礁を持ち上げるシーンが展開されます。サムの前にシングルリーチラインが現れ、必ず大当たりとなる演出です。
初代モード
初代モードは、前作・海物語3Rをそのまま楽しめます。演出のルーツは1999年の元祖海物語です。
泡予告
『泡予告』は、海モード・初代モード専用の予告アクションです。初搭載機種はギンギラパラダイスです。演出の系統は「泡系予告」で、演出の抽選条件は「はずれ」または「大当たり」です。この演出は、画面の下方から泡が沸き上がるアクションで、泡の種類によって期待度が変化します。特に、特別な泡が出現した際には大当たりの期待度が一層高まります。また、通常の泡予告でもスーパーリーチへの発展が期待できます。
泡の種類 | 期待度 |
---|---|
大泡 | 「大当たり」または「リーチラインから1コマずれはずれ」 |
クジラッキー泡 | 当確 |
魚群予告
『魚群予告』は、海モード・初代モード専用の予告アクションです。海物語シリーズを象徴する演出であり、この魚群予告は「群予告」の元祖的な存在となっています。初搭載機種はギンギラパラダイスで、演出の系統は「魚群系予告」です。リーチ成立時に魚群が液晶画面の右端から左端に流れ、大当たりの期待感を高めます。海モードでは現代的なグラフィックの魚群が、初代モードではドットの魚群が現れる点も特徴です。また、プレミアム魚群が搭載されており、特定の魚群が出現すれば当確となります。
魚群の種類 | 期待度 |
---|---|
魚群 | 高い |
赤魚群 | サム系リーチ発展 |
メガ魚群 | 当確 |
逆魚群 | 当確 |
超魚群 | 当確 |
クジラッキー群 | 当確 |
金魚群 | 当確 |
波紋リーチ
『波紋リーチ』は、初代モード専用のリーチアクションです。初搭載機種は1999年の『海物語』です。演出の系統は「黒潮系リーチ」で、演出の抽選条件は「はずれ」または「大当たり」です。このリーチアクションは「ギンギラパラダイス」の催眠リーチに似ており、シングルリーチ成立後、しばらくすると画面に波紋が発生します。その波紋を背景に、中段のテンパイ図柄がリーチラインで停止すれば大当たりが確定します。リーチ中、図柄がリーチラインを通過する際、眠そうな表情になるのも特徴的で、催眠リーチの名残が感じられます。リーチ中にサムが登場する「波紋サムリーチ」が発生した場合、確変図柄での大当たりが確定します。
波紋サムリーチ
『波紋サムリーチ』は、初代モード専用のリーチアクションです。初搭載機種は1999年の『海物語』で、演出の系統は「サム系リーチ」です。『波紋リーチ』中にサムが登場し、その登場シーンはウルトラマンの演出を彷彿とさせる迫力あるアクションとなっています。
珊瑚礁リーチ
『珊瑚礁リーチ』は、初代モード・海モード専用のリーチアクションです。初搭載機種はギンギラパラダイスで、海物語3R2シリーズでも引き続き搭載されています。演出の系統は「珊瑚礁系リーチ」で、演出の抽選条件は「はずれ」または「大当たり」です。リーチ成立時にシングルリーチラインの背景に珊瑚礁が現れ、その前で図柄が揃えば大当たりが確定します。珊瑚礁の高さが通常よりも高い場合は、チャンスアップとなります。この場合、大当たりまたは中段のテンパイ図柄がリーチラインを約1コマ超えてはずれる可能性が濃厚です。リーチ中にサムが登場する「マッスルリーチ」になると、大当たりが確定します。
マッスルリーチ
『マッスルリーチ』は、海モード・初代モード専用のプレミアムリーチアクションです。初搭載機種は初代海物語で、一部では「マッスル珊瑚礁リーチ」とも呼ばれています。演出の系統は「サム系リーチ」および「プレミアム」で、演出の抽選条件は「大当たり」です。リーチが成立し、珊瑚礁リーチに発展した後、一定のタイミングでサムが出現し、珊瑚礁を持ち上げるシーンが展開されます。サムの前にシングルリーチラインが現れ、必ず大当たりとなる演出です。
アクティブモード
アクティブモードは、押しボタン演出などの多彩な予告を楽しむことができます。発生演出は期待度を示唆。
背景変化予告
『背景変化予告』は、アクティブモード専用の予告アクションです。この演出は、CRスーパー海物語で初めて搭載されました。リーチの変動中に背景にさまざまな変化が発生することで、期待度が変化するのが特徴です。背景の変化は、昨今の海物語シリーズでも継承されており、一定の演出パターンによって大当たりの期待が高まります。
演出 | 期待度 |
---|---|
潮の流れが速くなる | 低い |
小泡が発生 | 低い |
マリンスノーが発生 | 低い |
差し込む日差しが強くなる | 低い |
潜水艦が通過 | 当確 |
イルカ予告
『イルカ予告』はアクティブモード専用の予告アクションです。大海物語シリーズで初搭載の演出で、リーチ成立後に発生します。具体的には、リーチ成立時に画面右側からイルカが出現する演出です。アクティブモードでは、イルカ出現を起点にしてスーパーリーチへ発展します。また、イルカ以外の生物が出現すれば、それはチャンスのサインとなります。キャラクター別期待度は次の表の通りです。
キャラクター | 低い |
---|---|
イルカ | 低い |
シャチ | スーパーリーチ発展 |
クジラ | 当確 |
ボタンを押した時のイルカのアクションと期待度は下表の通りです。
アクション | 期待度 |
---|---|
スパイラル | 低い |
回転して上方向へ | 低い |
旋回して右方向へ | 低い |
手前を見て鳴く | スーパーリーチ発展 |
鳴いて手前 | スーパーリーチ発展 |
鳴いて後方へ | 当確 |
キャラ出現後のアクションは次の表の通りです。
キャラ | アクション | 期待度 |
---|---|---|
イルカ | 助走あり | 低い |
助走なし | 高い | |
シャチ | 左上移動 | 低い |
左下移動 | 高い | |
助走なし | 当確 |
押しボタン演出
『押しボタン演出』は、アクティブモード専用の予告アクションです。この演出は、CR大海物語で初めて搭載され、スーパーリーチに発展した際に画面にボタンマークが出現すると有効になります。入賞時に大当たりの抽選が行われ、その結果が確変図柄であれば、低確率でこの演出がプレミアムとして抽選されます。なお、パチンコの仕組み上、入賞時にすでに結果は決まっているため、押しボタンを使用するかどうかで結果が変わることはありません。スーパーリーチ中にボタンを押すことで、期待度を示唆する演出が表示されます。
演出 | 期待度 |
---|---|
泡 | 低い |
魚群 | 高い |
赤魚群 | サム系リーチ発展 |
超魚群 | 当確 |
超泡 | 当確 |
ボタン変化 | 当確 |
クジラッキー泡 | 当確 |
スパイラル魚群 | 当確 |
メガ魚群 | 当確 |
クジラッキー群 | 当確 |
金魚群 | 当確 |
スーパーリーチ中、画面をタッチすれば期待度を判別することができます。
エフェクト | 期待度 |
---|---|
白 | 低い |
赤 | 高い |
紫 | 魚群発生 |
パーアイコン | 低い |
チョキアイコン | 当確 |
スーパーリーチ時、パールボタン役物が開放すれば当確となります。
黒潮リーチ
『黒潮リーチ』は、海・アクティブモード専用のリーチアクションです。初搭載機種はCR新海物語(2002年)です。演出の系統は「黒潮系リーチ」で、演出の抽選条件は「はずれ」または「大当たり」です。この演出は、リーチ成立後に中段のテンパイ図柄が黒潮を突き進む様子が描写され、黒潮特有の流れが演出されます。『黒潮リーチ』のチャンスアップは、黒潮の背景にマンタやウミガメが登場する場合です。これらのキャラクターが出現すると、大当たりや中段のテンパイ図柄がリーチラインを約1コマ超えてはずれる可能性が高まります。
スーパーリーチ時にピースマークのタッチアイコンが画面に表示された場合、確変図柄での大当たりが濃厚となります。
ダイビングリーチ
『ダイビングリーチ』は、海、アクティブモードのプレミアムリーチアクションです。このリーチアクションは、海物語シリーズのファンにはお馴染みのサム系リーチの一つで、初めて搭載されたのは「CR新海物語」です。レア度としては「高い」評価を受けています。プレイヤーにとってはめったに見られない演出であり、その出現自体が大きな興奮をもたらします。抽選条件は、確変図柄での大当たり時です。描写は、黒潮リーチ時に画面の右端からサムが登場します。サムは黒潮の中を優雅に泳ぎながら進み、図柄が揃うと、お馴染みのサムアップのポーズを取ります。
鉱石リーチ
『鉱石リーチ』は、アクティブモード専用のリーチアクションです。初搭載機種はCRデラックス海物語(2012年)で、演出の系統は「珊瑚礁系リーチ」です。リーチ成立後、画面下から鉱石の山が浮上し、その正面にシングルリーチラインが現れます。図柄が揃えば大当たりとなる演出です。鉱石の高さが通常よりも高い場合は、チャンスアップとなります。この場合、「大当たり」または「中段のテンパイ図柄がリーチラインを約1コマ超えてはずれる」可能性が高まります。
スーパーリーチ時にピースマークのタッチアイコンが表示されれば、確変図柄での大当たりが濃厚となります。
共通演出
近年の海物語シリーズのリーチ系プレミアムを搭載しています。
泡前兆予告
『泡前兆予告』は、全モード共通の予告アクションです。初搭載機種はCR大海物語スペシャルで、演出の系統は「保留先読み系演出」です。変動停止時に3つの同一図柄が停止(チャンス目)すると、泡音とともに泡が出現する演出です。連続して発生するとリーチ成立や大当たりの期待度が高くなり、泡前兆予告発生後にリーチがかかった場合、スーパーリーチへの発展確率が上がります。特に、2回続いた後にノーマルリーチが発生した場合には「ピタ止まり」や「再始動」での大当たりに期待が持てます。泡前兆予告の連続回数が増えるほど、期待度が上がります。3回連続で発生すればスーパーリーチへの発展が濃厚となり、4回連続で発生した場合は大当たりが確定します。
回数 | 期待度 |
---|---|
1回 | 低い |
2回 | 低い |
3回 | スーパーリーチ発展 |
4回 | 大当たり確定 |
泡前兆予告発生後、次の変動中に画面をタッチしてロゴランプの色を確認することができます。赤発光で期待度が高まり、虹発光が出現した場合は大当たりが確定します。
アクション | 期待度 |
---|---|
白点滅 | 低い |
白く流れる | 低い |
白高速点滅 | 低い |
赤発光 | 高い |
虹発光 | 当確 |
スベリ予告
『スベリ予告』は、全モード共通の予告アクションです。初搭載機種は「ギンギラパニック」で、演出の系統は「停止順変化系演出」です。この演出は、大海物語スペシャルの「下段図柄滑り&戻り」と同様のもので、プレーヤーが「My海カスタマイズ」で発生をオンにしている場合のみ発生します。図柄がはずれ目で停止する直前に、下段図柄が滑ったり、戻ったりして強制的にリーチが成立する仕組みです。スベリ予告が発生すると、その後のスーパーリーチ発展が濃厚です。
リーチ連続予告
『リーチ連続予告』は、全モード共通の予告アクションです。初搭載機種は「CRスーパー海物語IN JAPAN」で、演出の系統は「保留先読み系演出」です。この演出は、リーチが成立した直後に中段図柄がリーチライン手前で停止することで開始されます。リーチ連続予告が複数回続くほど、リーチの期待度が上がり、スーパーリーチへの発展が濃厚となります。
違和感演出
『違和感演出』は、全モード共通の予告アクションです。ルーツはCRスーパー海物語IN沖縄4で初登場した違和感演出です。同機種では期待度が低い演出でしたが、海物語3R2スペシャルでは、この演出が発生すれば当確が濃厚となります。演出の系統は「大当たり」で、発生するタイミングやシチュエーションに応じてさまざまな違和感を感じさせるアクションが展開されます。
違和感パターン |
---|
上段図柄が早めに止まる |
図柄停止音ずれ |
チャンス目停止時の泡音ずれ |
下段図柄が止まるまでの時間が長い |
リーチ時のボイスが遅れる |
いつもよりも遅れてスーパーリーチ発展 |
ノーマルリーチ中のシングルとダブルのBGMが逆 |
リーチ後タッチ演出
『リーチ後タッチ演出』は、全モード共通の予告アクションで、役物デバイス系の演出に分類されます。この演出は、ノーマルリーチ中に画面をタッチすることで発生し、上下の図柄がアクションを起こします。リーチ成立後にプレイヤーが画面にタッチすることで、図柄のアクションや信頼度を示す要素が表示され、結果をより楽しむことができます。
星 | 低い |
びっくり | 低い |
音符 | 高い |
ハート | 確変大当たり濃厚 |
ブレーキアクション
『ブレーキアクション』は、図柄演出で、初搭載機種はCR大海物語スペシャルです。演出の系統は「ブレーキアクション」で、リーチ成立後にボタンを押すことで図柄にブレーキがかかる仕組みとなっています。はずれ停止時にブレーキアクションが続いている場合、「再始動での大当たり」が発生する可能性が高まります。
表情 | 期待度 |
---|---|
小さい目 | 低い |
デカ目 | 低い |
炎目 | 高い |
ハート目 | 当確 |
マリンちゃんリーチ
『マリンちゃんリーチ』は、全モード共通のリーチアクションです。初搭載は1995年の初代ギンギラパラダイスで、シリーズのヒロインであるマリンちゃんが登場するリーチ演出です。このリーチは、液晶画面の左上から右下、または右上から左下にかけてテンパイ図柄が並ぶダブルリーチラインで発生します。画面中央にテンパイ図柄が停止すると大当たりが確定し、マリンちゃんが図柄を指差しして応援します。海物語シリーズの中でも特に親しまれているリーチ演出で、多くのファンから支持されています。リーチ中、マリンちゃんの指差しの幅が短い場合はチャンスアップとなり、「大当たり」または「中段のテンパイ図柄がリーチラインを約1コマ超えてはずれ」のいずれかが濃厚です。ただし、初代モードにはチャンスアップの要素はありません。
スーパーリーチ時、画面にピースマークのタッチアイコンが表示された場合、確変図柄での大当たりが濃厚です。また、リーチ中にサムがマリンちゃんの代わりに登場すると、プレミアム演出が確定し、大当たりが保証されます。
ポージングリーチ
『ポージングリーチ』は、大当たりが確定するリーチアクションです。マッチョな肉体を持つサムが登場し、その特徴的なポージングで中段のテンパイ図柄を応援します。初搭載は元祖海物語で、演出としてはマリンちゃんリーチのサム版とも言えるアクションです。サムがリーチラインの後ろでポージングを繰り返します。
3Rランプフラッシュ
PA海物語3R2シリーズの大当たりアクションです。一発告知は、CRスーパー海物語IN沖縄で初搭載された演出。発生すれば大当たり確定となり、筐体の「3Rランプ」が光り、「キュイン」という効果音が鳴り響きます。確変中に発生すれば、確変図柄での大当たりとなります。『3Rランプフラッシュ』の発生は、My海カスタムで設定をオンにすることで可能です。プレーヤーは一発告知の発生頻度をカスタマイズでき、設定は「告知なし」「30%」「100%」の3つのうちから選択できます。おすすめは「100%」で、その理由は、無駄に期待をするよりも当確をいち早く知ることができるからです。
発生タイミング |
---|
変動開始時 |
変動中 |
上段図柄停止時 |
リーチ成立時 |
ノーマルリーチ前半or後半 |
スーパーリーチ発展タイミング(中段図柄7→8通過時) |
スーパーリーチ中・中速変動中or低速変動中 |
図柄揃い直前 |
超ショートパターン(図柄が揃うタイミングでボタンPUSH) |
演出ボタン押し時 |
演出ボタン離した時 |
バウンド
『バウンド』は、時短中に、内部的に確変大当たりを引いているときに発生することがあります。時短中に3つの同一図柄がバラけて停止する際、図柄がバウンドするように動く演出が発生すると、高確率モードに移行し、確変(スーパーチャンスタイム)に突入します。
図柄ロング変動
『図柄ロング変動』は、大当たりが確定するアクションです。この演出は、海物語シリーズの2R確変突入演出と類似しており、リーチ後に中段図柄の変動が止まらず、そのまま大当たりにつながります。
大当たり演出
図柄が揃った後には大当たりラウンドがスタートします。
通常の大当たりラウンド
海物語シリーズファンにはお馴染みのマリンちゃんと図柄のエピソードを描いたラウンドです。サム系リーチで大当たりしたときは、サムがマリンちゃんの代わりにエピソードに登場します。
プレミアムソング
連荘数 | プレミアムソング |
---|---|
1 | 『海物語のテーマ』 |
2 | 『Day & Day』 |
3 | 『ふたりの海物語』 |
4 | 『サクラ始まる』 |
10R昇格
ラウンド中、サムが登場すれば10R大当たりが確定します。
保留内大当たり演出
エンディングで金色の魚群が横切れば、保留内で当確となります。
エンディングパターン
確変大当たりと通常大当たりのそれぞれでエンディング表示が異なります。確変大当たりは「もう1回」、通常大当たりは「チャンス」です。
キャラクター
マリン
『PA海物語3R2』のメインイラストに登場する「マリン」は、明るく元気な表情が印象的です。彼女のコスチュームはオレンジ色のビキニで、健康的な魅力を最大限に引き出しています。トップスは肩紐のないバンドゥタイプで、シンプルかつ大胆なデザインが特徴です。髪はストレートの金髪で、赤いリボンがトレードマークとして頭に飾られており、元気で活発なキャラクター性を象徴しています。このイラストでは、彼女がウインクをしながら片手を挙げており、楽しさと活発さが表現されています。彼女の快活な姿は、プレイヤーにポジティブなエネルギーを与え、ゲーム中に見るたびに楽しさを増幅させます。このコスチュームとポーズは、海の開放感と夏の爽やかさを感じさせる要素が詰まっています。
初代モードのデザインの「マリン」は、レトロなドット絵風のスタイルが特徴的です。鮮やかなオレンジ色のビキニを着用しており、シリーズ全体で定番のビキニスタイルを継承しています。彼女の髪型は、片側にポニーテールを作ったスタイルで、動きのある元気なイメージを強調しています。また、髪には赤いリボンが結ばれており、これもマリンのトレードマークとなっています。両手を使って自分を指差すポーズは、遊び心があり、親しみやすさを感じさせます。
ウリン
『Pちょいパチ海物語3R2』の筐体の盤面にプリントされている「ウリン」のイラストは、ピンクと白のボーダービキニを身にまとった明るく活発な姿が印象的です。ビキニのデザインは、フリルが施された可愛らしいスタイルで、キャラクターの元気な個性を強調しています。ウリンの特徴的なピンクの髪は、サイドポニーテールに結ばれており、大きなリボンがアクセントとしてついています。彼女のウインクと元気な笑顔が、プレイヤーに親しみやすさと楽しさを感じさせます。また、腕を上げたポーズは、彼女の活発で天真爛漫な性格を表しており、盤面にプリントされたこのイラストは、ゲーム全体の明るく楽しい雰囲気を象徴しています。ウリンは、シリーズの中でも可愛らしいキャラクターとして愛されており、このイラストはプレイヤーに強い印象を残します。
アプリ
「海物語」シリーズのスマートフォンアプリやコンシューマゲームなどデジタルコンテンツについてまとめました。
評価
『PA海物語3R2』は、2020年に導入されたシンプルな確変ループタイプのパチンコ機種です。この台の評価は、全体的に安定感があるという意見が多い一方で、演出や出玉性能に対する賛否が分かれる点もあります。プレイヤーの評価を見ると、ポジティブな評価が60%、ネガティブな評価が40%程度に分かれています。この評価の背景には、ゲーム性や出玉に対する意見の違いが大きく影響しています。
ポジティブな評価の要因として、まず挙げられるのは「連チャン性能」と「安定感」です。この機種は、確変の継続率が約50%と低めながらも、連続大当たりによって大きな出玉を狙うことが可能です。また、長時間プレイしても安定して遊べることが好評です。特に、出玉は少ないものの、じっくりと増やしていく楽しさを評価する声が多いです。一方で、ネガティブな評価の要因としては、演出が単調である点が挙げられます。多くのプレイヤーが、特に通常時の演出やリーチ演出がシンプルすぎて飽きやすいと感じています。また、時短の回転数が少なく、確変に突入しない場合のリカバリーが難しいとの声もあり、ゲーム展開が単調だと感じるプレイヤーも多いようです。ネガティブな評価をしているプレイヤーは、主に演出面でのバリエーションや迫力不足を改善してほしいと考えています。特に、通常時の泡予告や魚群演出が頻繁に発生するものの、期待感が薄い場面が多いと感じているため、もっと驚きや興奮を感じられるような演出強化が求められています。また、確変の突入率や出玉性能にもう少しバランスを取った設計を期待している声もありました。
この機種は、連チャン性能を重視するプレイヤーや、じっくりと出玉を増やしていくプレイスタイルを好む人に向いています。また、海物語シリーズ特有のシンプルで安定感のあるゲーム性が好きなプレイヤーにも高く評価されています。一方で、派手な演出や短時間での大きな勝負を期待する人には物足りないかもしれません。
PA海物語3R2を評価要素ごとに採点した結果、合計点は78点です。
- 演出のクオリティ(16点/20点)
演出は全体的にシンプルで、特に通常時は単調に感じるプレイヤーが多いですが、確変中の演出は適度に楽しめるという評価です。 - 大当たり確率と出玉性能(14点/20点)
出玉性能は低めですが、安定感があり、じっくりとしたゲームを好むプレイヤーに支持されています。 - ゲーム性とスペック(12点/15点)
確変ループのシステムは評価されていますが、時短の短さがゲーム性をやや削いでいるという声もあり、減点しました。 - リーチ演出やチャンスアップ(7点/10点)
リーチ演出はシンプルで期待感に欠ける部分があるものの、確変中は楽しめる内容です。 - 筐体デザインと操作性(8点/10点)
筐体の操作性は良く、特にストローク調整による遊技性が評価されています。 - スペシャルボーナスやプレミア演出(7点/10点)
ボーナスの際の演出はシンプルですが、プレミアム演出がもう少し充実していると良いとの意見があります。 - 遊技のバランスと持ち玉感(8点/10点)
出玉がじわじわ増える安定感が好評です。 - 導入ホールの評判や支持率(2点/3点)
設置台数が限られ、評価も分かれています。 - コストパフォーマンス(2点/2点)
長時間プレイしても楽しめる点でコストパフォーマンスは良好です。
分析の元データは、インターネット上の書き込み情報などを可能な限り収集。相当量の情報を元に解析を実施しています。