『CRA大海物語スペシャルWithアグネス・ラム』は、三洋が誇る人気シリーズ「大海物語スペシャル」と永遠のアイドル「アグネス・ラム」との究極のコラボレーション機種です。基本的なゲーム性は『CR大海物語スペシャル』を踏襲しており、大当たり確率が1/99.5と手軽に楽しめる設定となっています。『泡前兆予告』や『パールフラッシュ』などの演出が存分に楽しめるほか、大当たり終了時の画面にはアグネス・ラムのサインが出現することがあります。スペック面では確変突入率が100%で、5回転まで継続するSTタイプです。大当たり中にパールフラッシュが告知音と共に発光すれば、15ラウンド確定となります。

攻略
『CRA大海物語スペシャルwithアグネス・ラム』の攻略情報です。
15R大当たり判別(2008年版)

「CRA大海物語スペシャルwithアグネス・ラム」の最大の大当たりは15Rです。サム系リーチへ発展したときには必ず15R大当たりになりますが、それ以外の演出ではわかりません。しかし、大当たりラウンド中に筐体のセグを確認すればすぐに判別できます。液晶画面の左斜め下にあるセグが「15」と表示されていれば15R大当たりです。ミドルスペックの「大海物語スペシャル」は、たくさんのセグパターンがあります。そのため手元に照らし合わせる表を持つ必要がありました。遊パチ機は、特にパターンを覚えることはなく、簡単に判別できます。
裏ボタン

通常図柄で揃ったあとに昇格スクロール演出を挟んで確変昇格することがあります。このときに有効な裏ボタンを紹介します。通常図柄が揃ってから昇格スクロールがはじまる間の図柄のアニメーションが揺らいでいるタイミングでチャンスボタンを押すと、アグネス・ラムのカットイン画像が表示されて楽曲を変更できます。
動画
YouTubeで配信している『CRA大海物語スペシャルwithアグネス・ラム』の動画です。
特徴
スペック
CRA大海物語スペシャルwithアグネス・ラムシリーズのスペックです。
CRA大海物語スペシャル with アグネス・ラムSAP13

『CRA大海物語スペシャルwithアグネス・ラムSAP13』の筐体は、華やかさと活気を強調したデザインが特徴的です。全体的に鮮やかな赤を基調にしつつ、シルバーやゴールドの装飾が施され、高級感と未来的な印象を与えています。画面の上部には「大海物語」のロゴがカラフルに描かれ、プレイヤーの目を引きつけます。
型式名 | CRA大海物語スペシャルSAP13 |
大当たり確率(低) | 約1/99.9 |
大当たり確率(高) | 約1/9.9 |
賞球数 | 4(ヘソ)&2(電チュー)&13(大入賞口)&4(その他の入賞口) |
カウント | 7 |
ラウンド | 15or7or5 |
ST突入率 | 100% |
ST回数 | 5回 |
ST継続期待値 | |
遊タイム | なし |
専用枠 | |
時短性能 | ST終了後20回 or 45回 or 95回 |
導入日 | 2017年10月2日 |
15R | 7R | 5R | 5R | |
---|---|---|---|---|
割合 | 4% | 56% | 6% | 34% |
出玉数 | 1,365個 | 637個 | 455個 | 455個 |
電サポ | 100回 | 50回 | 50回 | 25回 |
ちょいパチ大海物語スペシャル39

『ちょいパチ大海物語スペシャル39』の筐体は、鮮やかな色使いと派手な装飾でプレイヤーを引き込むデザインが特徴です。全体的に赤を基調に、ピンクやゴールドなどの華やかな色が散りばめられており、視覚的な刺激が強い印象を与えます。中央には大型の液晶画面が配置され、画面周りには色鮮やかなプリントが施されており、トロピカルで陽気な雰囲気を演出しています。
型式名 | ちょいパチ大海物語スペシャル39 |
大当たり確率(低) | 約1/39.9 |
大当たり確率(高) | 約1/16.8 |
賞球数 | 5&2&6&3 |
カウント | 7 |
ラウンド | 4or7or15 |
ST突入率 | 100% |
ST回数 | 10回 |
ST継続期待値 | |
遊タイム | なし |
専用枠 | |
時短性能 | 大当たり後8or33回(ST含む) |
導入日 | 2017年10月2日 |
CRA大海物語スペシャル with アグネス・ラム

『CRA大海物語スペシャルwithアグネス・ラム』の筐体は、視覚的なインパクトを強く与えるデザインが特徴です。筐体のフォルムは全体的に丸みを帯びており、曲線を多用した形状が柔らかな印象を与えます。また、色使いには鮮やかな赤とゴールドが目立ち、力強さと高級感を演出しています。中央部分には液晶画面が配置され、盤面には色鮮やかな海の風景とともに、アグネス・ラムの写真が大きく描かれているのが特徴的です。
型式名 | CRA大海物語スペシャル with アグネス・ラム |
大当たり確率(低) | 1/99.5 |
大当たり確率(高) | 1/9.5 |
賞球数 | 3&4&10&13 |
カウント | 9 |
ラウンド | 4Ror6Ror15R |
ST突入率 | 100% |
ST回数 | |
ST継続期待値 | |
遊タイム | なし |
専用枠 | |
導入日 | 2008年11月4日 |
4R | 4R | 6R | 15R | |
---|---|---|---|---|
割合 | % | % | % | % |
ST | 5回 | 5回 | 5回 | 5回 |
時短 | 20回 | 45回 | 45回 | 95回 |
出玉数 | 個 | 個 | 個 | 個 |
図柄









図柄番号 | 名前 |
---|---|
1 | タコ |
2 | ハリセンボン |
3 | カメ |
4 | サメ |
5 | エビ |
6 | アンコウ |
7 | ジュゴン |
8 | エンゼルフィッシュ |
9 | カニ |
4(緑色) | 裏サメ |
アグネス・ラムが初登場
『CRA大海物語スペシャルWithアグネス・ラム』は、アグネス・ラムと海物語シリーズが初めてコラボレーションしたSTタイプの羽根デジ機種です。この機種はST5回転のシンプルな仕様ながらも、連チャン率は40.1%と手軽に連続大当たりを楽しめる点が特徴です。大当たりラウンドは主に4Rと6Rがメインですが、希少な15R大当たりも搭載されており、その割合は4%です。特に注目すべきは、ラウンド中に「アグネス・ラムのサイン」が登場すると保留内連チャンが確定する演出で、これがプレイヤーにとって大きな期待感を与えます。
演出はミドルスペックを継承
この機種のゲーム性は、海物語シリーズの定番である『大海物語スペシャル』の要素を引き継いでいます。人気の『泡前兆予告』や『パールフラッシュ』を楽しむことができます。ステージはシリーズ定番の3種類を採用しており、泡や魚群演出が中心の『ラグーン』、ボタンを活用した『アトランティス』、ステップアップ予告が特徴の『トレジャー』から選択可能です。
アグネスチャンス搭載
本機の新要素として、全ての大当たり後に突入する5回転の確変「アグネスチャンス」が搭載されており、これにより保留内での大当たり期待度がさらに高まります。アグネス・ラムのサインが表示されると激アツな展開が待っています。
2017年バージョン
演出の多くは『CR大海物語スペシャルMTE15』を踏襲しており、STや時短の引き戻し率もしっかり計算されているため、安心してプレイできるのが魅力です。例えば、時短95回転の引き戻し率は約61.5%となっており、これもまた多くのファンに支持されている理由の一つです。プレイヤーが何度も大当たりを引くことで、ラウンド中に新たなアグネス・ラムが登場する演出が用意されており、これがさらなる期待感を生む要素となっています。海物語シリーズの伝統的な3つのステージもそのまま搭載されており、長年のファンにとっても懐かしさを感じさせる仕上がりです。
演出
ミドルスペック機と同じ3ステージ制を継承しています。
ラグーンステージ

海物語シリーズの原点とも言える新海物語シリーズの背景や予告アクション、リーチアクションが継承されたステージです。背景は、透き通った青い海と美しい珊瑚礁が広がる明るい海底を描いています。光が水面から差し込む様子がリアルに表現されており、自然光が海底を照らすことで、まるで実際に海中にいるかのような錯覚を起こさせます。珊瑚や海草が豊富に生い茂り、海洋生物が活動する活気に満ちたエリアを表現しています。
泡予告

泡予告は、ラグーンステージ専用の予告アクションで、初搭載機種は1995年の「ギンギラパラダイス」です。リーチ後、画面下から泡が湧き上がり、まれにスーパーリーチへ発展することがあります。この予告は、海物語シリーズを代表する演出のひとつです。大海物語スペシャルでは、泡系予告に新たなプレミアム演出が追加され、アトランティスステージやトレジャーステージでも泡が出現しますが、これらは泡予告とは異なり、それぞれ「押しボタン演出」や「ステップアップ予告」の一部に含まれています。

泡予告にはさまざまな種類があり、期待度が異なります。例えば、大泡は期待度が高く、ネッシー泡、クジラッキー泡、レインボー泡などが発生すると大当たりが確定します。
泡の種類 | 期待度 |
---|---|
大泡 | 高い |
ネッシー泡 | 当確 |
クジラッキー泡 | 当確 |
レインボー泡 | 当確 |
超泡 | 当確 |
V字泡 | 当確 |
メガ泡 | 当確 |
クジラブリー泡 | 当確 |
ミスマリン泡 | 当確 |









魚群予告

魚群予告は、ラグーンステージ専用の予告アクションです。初搭載機種は1995年の「ギンギラパラダイス」で、魚群が画面を横切る演出が特徴です。魚群は6種類の小魚で構成され、リーチ成立後に画面の右端から左端へ流れていきます。大海物語スペシャルでは、魚群に加えて巨大魚群という新たな演出も追加されています。この演出は、「魚群系予告」として分類され、抽選条件は「はずれ」または「大当たり」です。
魚群の種類 | 期待度 |
---|---|
魚群 | 高い |
赤魚群 | サム系リーチ |
超魚群 | 当確 |
巨大魚群 | 当確 |



通常、魚群が出現した後はスーパーリーチへ発展します。しかし、スーパーリーチへ発展しないでノーマルリーチのままであれば法則崩れとなり確変大当たりとなります。
珊瑚礁リーチ

珊瑚礁リーチは、ラグーンステージ専用のリーチアクションです。初搭載機種は初代ギンギラパラダイスであり、海物語シリーズで長年親しまれている演出の一つです。この演出では、リーチになると背景に珊瑚礁が出現し、シングルリーチラインで図柄が揃えば大当たりとなります。演出の系統は「珊瑚礁系リーチ」に分類され、抽選条件は「はずれ」または「大当たり」と設定されています。珊瑚礁は、鮮やかな紫色を基調とした岩に、多彩な色合いの珊瑚が密集して生い茂るデザインです。赤、オレンジ、緑、ピンクといった多彩な珊瑚が複数の層に配置され、自然の美しさと豊かな海洋生態系を強調しています。
珊瑚礁リーチのチャンスアップは、背景に現れる珊瑚礁の高さに依存します。通常よりも高く隆起する場合、チャンスアップが発生します。チャンスアップが起きると、「大当たり」もしくは「中段のテンパイ図柄がリーチラインを約1コマ進んではずれ」のいずれかが濃厚になります。リーチ中に「マッスル珊瑚礁リーチ」としてサムが登場する場合、この演出はプレミアムとなり、確変図柄での大当たりが確定します。
マッスル珊瑚礁リーチ

マッスル珊瑚礁リーチは、ラグーンステージ専用のリーチアクションです。この演出は、元祖海物語で初めて搭載され、「マッスルリーチ」とも呼ばれます。珊瑚礁リーチが発展すると、キャラクターのサムが登場し、珊瑚礁を持ち上げます。他のステージでもバリエーションが存在し、アトランティスステージでは「マッスル女神像リーチ」、トレジャーステージでは「ガイコツ船長リーチ」となっています。
マリンちゃんリーチ

マリンちゃんリーチは、ラグーンおよびアトランティスステージ専用のリーチアクションです。この演出は、海物語シリーズの初代ギンギラパラダイス(1995年)で初めて搭載され、シリーズのヒロインであるマリンちゃんが登場します。トレジャーステージでは「シャッターチャンスリーチ」という名称で類似の演出が発生します。演出の系統は「マリン系リーチ」と分類され、抽選条件は「はずれ」または「大当たり」です。


チャンスアップが発生する場合、マリンちゃんの指差し動作が通常よりも速くなり、指の幅が狭く表示されます。この演出が発生すると、「大当たり」または「中段のテンパイ図柄がリーチラインを約1コマ進んではずれ」となる可能性があります。また、マリンちゃんリーチで通常図柄が揃った場合、間を置いてから再始動し、確変大当たりになるケースも存在します。

この演出には、2R確変プレミアムが含まれています。リーチ中に中段のテンパイ図柄がリーチラインを超えても止まらず、そのまま確変大当たりに繋がることがあります。また、マリンちゃんの登場と思いきや、サムが代わりに登場する特別な演出も存在し、これもプレミアム要素として楽しめます。
ポージングリーチ

ポージングリーチは、ラグーンおよびアトランティスステージのプレミアムリーチアクションです。初搭載機種はCR海物語で、演出の系統は「サム系リーチ」に分類されます。この演出では、サムが画面の上から登場し、ボディービルのポージングを行いながら図柄の大当たりを応援します。ポージングはリーチ中から図柄が揃うまで継続し、サムが披露する「フロント」ポーズが特徴です。この演出は、抽選条件として「大当たり」が確定する際に発生します。
アトランティスステージ

チャンスボタンで期待度を示唆する演出を確認できます。スーパーリーチへ発展したら、チャンスボタンを押して期待度をチェック。背景は、海底に沈んだ古代都市をイメージしています。朽ちた神殿や崩れた柱が散在し、かつての栄華を感じさせると同時に、時の経過による荒廃を描いています。深い青が支配的な色合いで、神秘的かつ静寂な雰囲気を醸し出しています。
イルカ予告

イルカ予告は、アトランティスステージ専用の予告アクションで、初搭載機種は「ギンギラパニック」です。リーチが成立した際に、画面の右側からイルカが出現する演出で、まれにスーパーリーチへ発展することがあります。海物語シリーズでは「大海物語」で初めて搭載され、アトランティスステージの特徴的な予告となっています。

イルカ予告には大当たり確定のチャンスアップがあります。通常、イルカは出現後、一度バックしてから左側へ進みますが、バックせずにそのままスーパーリーチに発展した場合は、大当たりが確定します。また、イルカの代わりに巨大なクジラが出現した場合は、クジラ予告となり、プレミアム演出として確変図柄での大当たりが確定します。
押しボタン演出
押しボタン演出は、アトランティスステージ専用の予告アクションです。初搭載機種はCR大海物語で、演出の系統は「役物デバイス系演出」です。この演出は、スーパーリーチ中に画面に表示されるボタンを押すことで、期待度を示唆するアクションを楽しむことができます。ボタンアイコンが変化する特別なパターンは大当たりを示唆します。



演出 | 期待度 |
---|---|
泡 | 低い |
魚群 | 高い |
赤魚群 | サム系リーチ |
超魚群 | 当確 |
巨大魚群 | 当確 |
超泡 | 当確 |
ボタン変化 | 当確 |
女神像リーチ

女神像リーチは、アトランティスステージ専用のリーチアクションで、初搭載機種は「CR大海物語」です。女神像は、深い青色を基調とした荘厳な彫像で、優雅に両腕を広げた姿が印象的です。全体的に滑らかな曲線で構成されており、柔らかな衣服のシワや髪の毛の表現など、細部まで繊細に描かれています。女神像の表情は穏やかで神秘的な雰囲気を漂わせており、プレイヤーに対して安らぎと神聖さを感じさせます。海物語シリーズの中では珊瑚礁系リーチに属し、リーチ後に画面下から女神像がゆっくりと浮上する演出が特徴です。女神像の前にシングルリーチラインが発生し、図柄が3つ揃えば大当たりが確定します。リーチ中にチャンスボタンを押すことで、期待度を示唆する追加演出を確認することができます。
女神像リーチにはチャンスアップ演出があります。女神像が通常よりも高く浮上した場合、期待度が高まり、「大当たり」または「中段のテンパイ図柄がリーチラインを約1コマ進んではずれ」となる可能性があります。
女神像が浮上した後、サムが登場することでマッスル女神像リーチへと発展します。この演出が発生した場合、確変図柄での大当たりが期待されるプレミアムリーチとなります。
マッスル女神像リーチ

マッスル女神像リーチは、アトランティスステージ専用のリーチアクションで、初搭載機種は「CR大海物語」です。このリーチはサム系リーチのひとつで、女神像が浮上した後にサムが登場し、女神像を持ち上げるという力強い演出が特徴です。サムが女神像を持ち上げた後、シングルリーチラインが発生し、図柄が揃うと確変図柄での大当たりが確定します。
トレジャーステージ

初代大海物語でプレイヤーを魅了したステップアップ予告は健在です。背景は、財宝を積んだ船が沈む海底をイメージしています。背景は、沈没船とその周囲に散らばる財宝をテーマにしています。暗い海の底に沈む船や宝箱が描かれ、長い年月を経て誰にも発見されていない秘宝を連想させます。深い青と黒を基調とした暗い色合いが、ステージ全体に謎めいた雰囲気を与えています。光がわずかに差し込む様子が、海底の深さと沈んだ宝物の隠された魅力を際立たせています。
ステップアップ予告
ステップアップ予告は、トレジャーステージ専用の予告アクションです。初搭載機種はCR大海物語であり、海物語シリーズで初めて採用されたステップアップ方式の予告演出です。この演出では、最大4段階のステップアップがあり、それぞれのステップごとに期待感が変化します。系統としては「ステップアップ系演出」に分類され、抽選条件は「はずれ」または「大当たり」に設定されています。
ステップ1

変動中に泡音(「プクッ」)が聞こえたらリーチ確定です。泡音からのリーチで、ピタ止りや再始動で大当たりすることもあります。ただし、泡音だけで大当たりすることはあまりありません。ステップ1で通常は泡音が鳴りますが、泡音が鳴らないことがあります。この場合、(1)法則崩れでスーパーリーチへ発展しての大当たり(2)ピタ止まりでの大当たり(3)再始動での大当たり(4)中段のテンパイ図柄がリーチラインの前後で停止してのはずれ(5)2R確変、のいずれかになります。
ステップ2

トレジャーステージでスーパーリーチへ発展するための最低条件です。まれに、スーパーリーチへ発展することがあります。また、スーパーリーチへ発展しない場合でもピタ止りや再始動で大当たりすることもあります。いずれにしても期待度は低いです。
ステップ3

クラゲ出現でスーパーリーチ発展が確定します。
ステップ4

魚群出現で、大当たりか中段のテンパイ図柄がリーチラインを約1コマ進んではずれとなります。
宝の山リーチ

宝の山リーチは、トレジャーステージ専用のリーチアクションで、初搭載機種は「CR大海物語」です。宝の山は、金色の光を放つ大量の財宝が積み上げられた山を表現しており、見る者に豪華さと夢を感じさせます。王冠や宝箱、剣などのさまざまな財宝が山の上に乱雑に積まれており、それらがきらめく金色の粒子に囲まれています。特に金色の王冠が山の頂上に配置されており、全体のデザインに威厳と華やかさを加えています。珊瑚礁系リーチに属し、ラグーンステージでは珊瑚礁リーチ、アトランティスステージでは女神像リーチ、トレジャーステージでは宝の山リーチが展開されます。リーチ後、画面下から金色の輝きを放つ宝の山が浮上し、宝の山の前にシングルリーチラインが発生します。3つの図柄が揃えば大当たりとなります。
チャンスアップ演出として、宝の山が通常より高く浮上すると期待度が上がります。この場合、「大当たり」または「中段のテンパイ図柄がリーチラインを約1コマ進んではずれ」のいずれかが期待されます。チャンスアップが発生した際は、特に注目すべきです。
宝の山が浮上した後、180度回転してガイコツ船長が現れると、ガイコツ船長リーチに発展します。この演出はサム系リーチに該当し、特に赤魚群が出現した後に発展するとさらに期待度が高まります。
ガイコツ船長リーチ

ガイコツ船長リーチは、トレジャーステージ専用リーチアクションで、初搭載機種は「CR大海物語」です。このリーチは、宝の山リーチから発展し、宝の山が180度回転することで、白骨化した海賊船長、通称ガイコツ船長が登場します。シングルリーチラインが発生し、図柄が揃うと大当たりとなります。大当たり時には、ガイコツ船長が「勝利じゃ!」というセリフで祝福してくれる、特別な演出です。
シャッターチャンスリーチ

シャッターチャンスリーチは、トレジャーステージ専用リーチアクションで、マリンちゃんリーチのトレジャーステージ版に該当します。初代大海物語では「マリンちゃんリーチ」とされていましたが、大海物語スペシャルではトレジャーステージに限り「シャッターチャンスリーチ」として名称が変更されました。リーチの性能はマリンちゃんリーチと同様で、画面左上から右下、右上から左下にダブルリーチラインが発生し、テンパイ図柄が中央で停止すると大当たりとなります。

リーチ中、マリンちゃんが水中カメラを操作し、フォーカスを中段図柄に合わせ続ける演出が特徴です。フォーカスの色が通常の「黄色」ではなく「赤色」になるとチャンスアップとなり、大当たりの期待が高まります。
プレミアムシャッターチャンスリーチは、確変図柄での大当たりが低確率で抽選されると発展する演出で、サムがマリンちゃんの代わりに登場します。この演出が発生した場合、確変図柄での大当たりが確定し、遊パチ機では15R大当たりとなります。
プレミアムシャッターチャンスリーチ

プレミアムシャッターチャンスリーチは、トレジャーステージ専用のリーチアクションで、初搭載機種は「CR大海物語」です。このリーチは、トレジャーステージ専用のポージングリーチとして位置づけられており、サムが水中カメラを使用してテンパイ図柄を撮影するという特徴的な演出です。
共通演出
全ステージ共通の予告・リーチ・大当たりアクションです。
泡前兆予告


泡前兆予告は、全ステージ共通の予告アクションで、初搭載機種は「CR大海物語スペシャル」です。この演出は、変動停止時に液晶画面内に3つの同一図柄(チャンス目)が停止すると、泡音とともに泡が出現する予告アクションです。連続して発生することでリーチの期待度が高まり、大当たりにつながる可能性が高くなります。
下段図柄滑り&戻り
下段図柄滑り&戻りは、全ステージ共通で登場する予告アクションです。初搭載機種はCR大海物語スペシャルであり、停止順変動系演出の一つとして位置づけられています。この演出では、図柄が停止する直前に下段の図柄が滑ったり、戻ったりすることで、一見はずれ目の状態から強引にリーチが成立するという特徴があります。抽選条件は「はずれ」または「大当たり」に設定されています。特徴は、演出が連続して発生する際に期待度が高まる点にあります。特に、この予告アクションが複数回続く場合、大当たりの可能性がより濃厚になります。また、停止する図柄の挙動が通常とは異なる場合にも、リーチ成立の期待度が向上します。この演出は、保留先読み系の予告アクションでもあります。

ブレーキアクション

ブレーキアクションは、図柄演出の一つで、CR大海物語スペシャルで初めて搭載されました。この演出は、リーチ成立後にボタンを押すことで図柄にブレーキがかかる仕組みです。演出の系統は「役物デバイス系演出」に分類され、シングルおよびダブルのリーチラインで発生する可能性があります。抽選条件は「はずれ」または「大当たり」に設定されており、再始動による大当たりを狙える演出として高い注目を集めています。
ボイスプレミアム
ボイスプレミアムは、全ステージ共通で発生するプレミアム予告アクションです。初搭載機種はCR大海物語であり、演出の系統は「ボイス系プレミアム」に分類されます。この演出では、変動開始時やリーチ時に、通常とは異なるマリンちゃんやサムの特別なボイスが流れることが特徴です。抽選条件は「大当たり」のみで、出現時には高い期待度を伴うプレミアム演出として注目されます。
- 「どっかーん(ミスマリンの声、確変・時短限定、変動開始時)」
- 「りーち(ミスマリンの声で長音を強調)」
黒潮リーチ



黒潮リーチは、全ステージ共通のリーチアクションです。初搭載機種はCR新海物語であり、シリーズを代表するリーチの一つです。演出の系統は「黒潮系リーチ」に分類され、リーチラインはシングルで発生します。リーチが成立すると、背景に黒潮が発生し、中段のテンパイ図柄が黒潮の流れに乗って進む演出が特徴です。抽選条件は「はずれ」または「大当たり」であり、図柄が揃えば大当たりが確定します。黒潮リーチのチャンスアップ演出では、黒潮の流れが通常よりも激しくなることがあります。この場合、期待度が大幅に高まり、「大当たり」または「中段のテンパイ図柄がリーチラインを約1コマ超えてはずれ」のいずれかが濃厚となります。

黒潮リーチには、確変大当たりのプレミアム要素も含まれています。リーチ中に中段のテンパイ図柄がリーチラインを越えても停止せず、そのまま確変図柄での大当たりとなるパターンがあります。また、リーチ中にサムが登場すると「ダイビングリーチ」に発展し、確変大当たりが確定濃厚です。
ダイビングリーチ


ダイビングリーチは、全ステージ共通のプレミアムリーチアクションです。初搭載機種はCR新海物語であり、黒潮リーチから発展します。演出の系統は「サム系リーチ」と「プレミアム」に分類され、抽選条件は「大当たり」が確定しています。全ステージに同様の性能で搭載されていますが、サムのコスチュームがステージごとに異なる点が特徴です。
パールフラッシュ


パールフラッシュは、CR大海物語スペシャルで初搭載された大当たりアクションです。大海物語シリーズ初の一発告知演出として位置づけられ、発生すると大当たりが確定します。演出の系統は「一発告知」および「役物デバイス系演出」に分類されます。パールフラッシュには、発生するタイミングと演出のバリエーションがあります。通常の図柄での大当たり時には「キュインキュイン」と1回だけ鳴るショートバージョンが再生されますが、確変図柄での大当たり時には「キュインキュインキュインキュイン…」と2回以上鳴るロングバージョンが流れ、期待感をさらに高めます。また、パールフラッシュは変動中、リーチ中、スーパーリーチ中のいずれかで発生することがあります。
サウンドプレミアム
サウンドプレミアムは、全ステージ共通で発生する大当たりアクションです。初搭載機種はCR大海物語であり、シリーズの演出の中でも特に高い期待感を伴うプレミアム演出です。演出の系統は「サウンドプレミアム」と「プレミアム」に分類され、抽選条件は「大当たり」時に限られます。演出は、変動開始時に発生します。筐体の盤面枠が通常よりも激しく点滅し、変動音が「元祖海物語(初代海物語)」のBGMに切り替わると、大当たりの期待度が一段と高まります。
アグネス・ラム背景プレミアム


アグネス・ラム背景プレミアムは、リーチ系プレミアム演出の一つで、「CRA大海物語スペシャルwithアグネス・ラム」で初めて搭載されました。この演出は、アグネス・ラムのカットインが登場することで大当たりを知らせる特別なアクションです。演出の系統は「リーチ系プレミアム」に分類され、抽選条件は「当確時」に発生します。
大当たり演出
図柄揃い時、大当たりラウンドに突入します。ラウンド中、MAXラウンド大当たり昇格や保留内大当たりを示唆する演出が発生することがあります。
いつものラウンド


海物語シリーズファンにはお馴染みのマリンちゃんと図柄のエピソードを描いたラウンドです。サム系リーチで大当たりするとサムがラウンド中に登場します。
プレミアムラウンド
連荘したときに流れるラウンドです。アグネス・ラムの実写映像が流れます。
解放R | 楽曲名 |
---|---|
5 | 「『だいすき』って気持ち」 |
10 | 「『だいすき』って気持ち」 |
5連時

BGMに「『だいすき』って気持ち」のハワイアンバージョンが流れ、アグネス・ラムのグラビア写真を見ることができます。
10連時

5連荘のプレミアムラウンドにはない貴重な写真を見ることができます。
ラウンド中昇格演出

大当たりラウンド中、MAXラウンド獲得の演出が発生することがあります。
保留内当確演出


エンディングで次の演出が発生すれば、大当たりラウンド終了後の保留内で当確となります。
アグネス・ラムのサインが出現 |
エンディングギャラリー
大当たり連荘数が5回未満の「いつものラウンド」ではエンディングでマリンちゃんが登場し、5連荘以上のプレミアムラウンドではアグネス・ラムの画像が表示されます。


キャラクター
CRA大海物語スペシャルwithアグネス・ラムシリーズに登場するキャラクターです。
マリン


ラグーンステージのコスチュームは、鮮やかなオレンジ色のビキニを身にまとった姿が特徴的です。このビキニは、シンプルながらもキャラクターの健康的で明るいイメージを引き立てています。トップスは肩紐のないバンドゥタイプで、シンプルなデザインがスタイルの良さを強調しています。髪型はストレートの金髪で、頭には赤いリボンが付いており、ビキニとのコントラストが非常に魅力的です。


アトランティスステージのコスチュームは、鮮やかな赤色を基調としたデザインが特徴です。ビキニスタイルの水着には、白いハイビスカスの花柄があしらわれており、南国の雰囲気を感じさせます。この色合いとデザインは、マリンの明るく元気な性格を強調すると同時に、海の中での存在感を際立たせています。頭には、同じ赤色の大きなリボンをつけており、これが彼女のチャーミングさをさらに引き立てています。また、両耳には赤いピアスが揺れており、全体のコーディネートに統一感を持たせています。


トレジャーステージのコスチュームは、全体的に白と赤を基調とした配色で、スポーティな雰囲気を醸し出しています。トップスはショート丈のタンクトップで、胸元には赤いラインが施されており、左側に「M」というロゴが入っています。ショートパンツも白を基調にしており、サイドに赤いアクセントが入っています。
サム

サムのラグーンステージとアトランティスステージのコスチュームは、紫色のブリーフタイプの水着を着用しており、その鍛え抜かれた筋肉質な体を際立たせています。


トレジャーステージのコスチュームは、白を基調としたボディスーツに緑のアクセントが施され、全体的に清潔感と活力を感じさせます。このボディスーツは、彼の筋肉質な体をしっかりと引き立てるフィット感のあるデザインで、特に胸筋や腹筋のラインが強調されています。また、スーツには「S」のマークが胸部にプリントされています。

波乗りサムのコスチュームは、トレジャーステージのコスチュームと同じです。ウェットスーツは、体にフィットした形状で、彼の筋肉質な体型を強調しています。特に緑色のアクセントが彼のエネルギッシュな性格を表しており、動きのあるポーズがその活発さをさらに際立たせています。波乗りサムは、3Dモデルのサムをデフォルメした姿であり、通常よりも可愛らしく親しみやすいデザインになっています。また、彼は枠外プレミアムが発生した際に登場するため、その出現自体がプレイヤーにとって大きな期待感を持たせる瞬間となっています。サーフボードのデザインもシンプルながらキャラクターの魅力を引き立てる要素となっており、彼の動きと共に海のダイナミズムを感じさせます。
ネッシー
『ネッシー』は大海物語シリーズに登場する恐竜のようなキャラクターです。名前から想像するとスコットランドのネス湖に生息すると信じられているネッシーをモチーフにしているかもしれません。大海物語4以降は『ネッシィ』と呼ばれています。
アグネス・ラム

アグネス・ラムは、大海物語シリーズ、新海物語withアグネス・ラムシリーズで商用利用している元グラビアアイドルです。主に、グラビアアイドル時代の画像がプレー中の液晶演出、筐体盤面デザイン、販促ルーツで使用されています。昭和生まれの世代なら、アグネス・ラムが日本で活躍していたときの記憶が残っているひとも多いのではないでしょうか。
アグネス・ラムは、黒髪のショートからミディアム程度の長さの髪を持ち、健康的な美しさが際立っています。彼女の顔つきは、柔らかい微笑みが特徴的で、親しみやすさと自然な魅力を感じさせます。大きな瞳とやや小ぶりの鼻、そしてはっきりとした口元が調和し、全体的にバランスの取れた顔立ちです。彼女のスタイルに関しては、肩や胸元が強調される健康的な体型です。日焼けした小麦色の肌と引き締まった体が、彼女のグラマラスで健康的な魅力をさらに引き立てています。
アグネス・ラムは、1956年5月21日にハワイ州ホノルルで中国系アメリカ人の父と、イングランド、アイルランド、ポルトガル、ハワイ先住民のルーツを持つ母の間に生まれました。彼女は幼少期から健康的な美しさと親しみやすいキャラクターで、多くの人々に愛されました。高校時代にモデル活動を開始し、ハワイで注目を集めましたが、1974年に「ミス・ハワイUSA」に選ばれたことで、さらに知名度が上昇しました。しかしながら、年齢制限によりそのタイトルは後に取り消されます。その後、1975年に日本でのモデル活動を開始し、初代クラリオンガールとして一躍有名になりました。特に、水着モデルとしての活躍が大きな注目を集め、彼女の小麦色の肌と健康的な美しさは多くの日本人ファンを魅了しました。1970年代後半には、アグネス・ラムを中心にした「アグネス・ラムフィーバー」が日本全国で巻き起こり、彼女の人気は一気に高まりました。1976年には、数々の大手企業のCMに出演し、トヨタやコダック、コカ・コーラなどの広告キャンペーンにも起用され、彼女の知名度はさらに広がりました。また、同年には歌手デビューも果たし、NHKの紅白歌合戦にもゲスト出演しています。この頃、彼女の写真は雑誌の表紙を飾り、グラビアアイドルとしての地位を確立しました。後に、彼女は「グラビアアイドルの元祖」として評価されるようになり、その影響は後世のモデルやアイドルにも受け継がれました。アグネス・ラムは1980年代に入り、徐々にメディアから姿を消しましたが、1986年には幼なじみと結婚し、翌年には双子の息子を出産しました。その後は、ハワイを拠点にしながら家族とともに生活し、1996年には双子の息子たちと共にCM出演を果たすなど、時折メディアに登場することがありました。また、彼女の人気はその後も衰えず、パチンコ「大海物語」シリーズに彼女の実写映像が使われるなど、その存在感は今なお残されています。
彼女のキャリアは、日本におけるグラビアアイドル文化の発展に大きく寄与し、異文化を超えた国際的なモデルとしての先駆的な役割を果たしました。アグネス・ラムは、単なるモデル以上に、その美しさと存在感で昭和のアイドルシーンを象徴する存在として、多くの人々に愛され続けています。
生年月日 | 1956年5月21日 |
出身地 | アメリカ合衆国・ハワイ州 |
身長 | 156 |
スリーサイズ | 90-55-92cm |
言語 | 英語 |
資格 | |
特技 |
2008年にパチンコホールに導入された「CRA大海物語スペシャルwithアグネス・ラム」は、アグネス・ラムの版権を利用することで、幅広い層のプレイヤーに強く訴求しました。特に、彼女がアイドルとして活躍していた1970年代から1980年代にかけてのファン層に対して、懐かしさや親しみを感じさせることができました。これにより、かつてのアグネス・ラムの人気を再燃させると同時に、新しい世代のプレイヤーにも彼女の魅力を伝えることができました。また、アグネス・ラムの健康的で清潔感のあるイメージは、パチンコという娯楽に対して安心感や信頼感を与え、より多くの顧客を引き寄せる効果を発揮しました。結果として、アグネス・ラムの版権を利用したことで、パチンコ機の売り上げや集客力が向上し、業界内でも話題となりました。なお、三洋物産は、WEBメディアの取材記事でマリンちゃんのキャラクターメイキングでアグネス・ラムのイメージを参考にしていると回答しています。
アプリ
本機は2008年11月に三洋物産から発売されたパチンコ機で、人気シリーズ「大海物語」と伝説のグラビアアイドル・アグネス・ラムの初コラボレーションとして登場しました。この機種の登場に合わせて、携帯電話向けアプリが複数展開されています。
2009年2月には、ソフトバンクの「Yahoo!ケータイ」公式サイト『三洋パチワールドS』で、本機をモチーフにしたアプリが配信されました。このアプリでは、実機同様の「ラグーンステージ」「アトランティスステージ」「トレジャーステージ」を再現し、演出やリーチを携帯電話上で楽しむことができました。また、同時期にドコモの「iモード」公式サイト『三洋パチワールドi』でも、「CR大海物語スペシャルMTE[ラグーンステージ]」が配信され、携帯ユーザーにも広く展開されていました。スマートフォンアプリとしては、直接『CRA大海物語スペシャルWithアグネス・ラム』に対応するタイトルは確認できませんでしたが、後継機や関連機種を扱ったアプリが複数存在します。
このように、『CRA大海物語スペシャルWithアグネス・ラム』は、iモードやYahoo!ケータイといった携帯電話向けアプリを中心に展開され、シリーズファンにとっては携帯端末でも楽しめる作品となっていました。

アプリ『CRA大海物語SPアグネス』

アプリ『CR大海物語スペシャルMTE』

『大海物語スペシャル』の効果音が着メロで登場!パチンコファン必見!

『大海物語スペシャル』プレミアムラウンド楽曲を着うたで楽しもう!

オフィシャルサイトでCR大海物語スペシャルの壁紙を配信

CRA大海物語スペシャルwithアグネス・ラムの着うたフル配信!
評価
「CRA大海物語スペシャルwithアグネス・ラム」シリーズは、甘デジとしての遊びやすさと懐かしさが評価され、全体的にポジティブ評価が約6割と安定した人気を持っています。演出のシンプルさやアグネス・ラムとのタイアップが好評で、特に初心者や長時間遊技を楽しむ層に支持されていますが、出玉性能や演出の単調さには一部不満も見られます。
CRA大海物語スペシャルWithアグネス・ラム SAP13
『CRA大海物語スペシャルWithアグネス・ラム SAP13』は、2017年に登場した甘デジタイプのパチンコ機で、型式名はCRA大海物語スペシャルSAP13です。海物語シリーズの中でも安定した人気を持つ「大海物語スペシャル」と、アグネス・ラムとのタイアップによる演出が組み合わさった本機は、遊びやすさと懐かしさの両方を感じられる仕上がりになっています。
総合的な評価としては、ポジティブな評価が約60%、ネガティブな評価が約40%と、安定した中にも好意的な意見がやや上回る形になっています。特にシリーズのファンや、甘デジでじっくり楽しみたいユーザーに支持されている機種です。
ポジティブな評価を集めている理由の一つは、やはり遊びやすいスペックにあります。大当たり確率は約1/99.9と甘めで、すべての大当たり後には5回転のSTに突入します。さらに、その後は振り分けで最大95回の時短がつくため、ST+時短のループによって継続的な大当たりへの期待感が持てる構成になっています。これにより、大勝ちを狙うよりもコツコツと出玉を積み重ねたいプレイヤーにとっては、安心感のあるスペックと言えるでしょう。演出面では、アグネス・ラムが登場する専用演出が多数用意されており、特にリーチ後のカットインや専用前兆演出など、懐かしさと新しさを感じさせる工夫がなされています。さらに、ラグーン・アトランティス・トレジャーの3つのモードから選べるゲーム性は健在で、自分の好みに合わせた打ち方ができる点も高く評価されています。海物語らしいシンプルさを残しつつ、時代に合わせた変化も盛り込まれており、シリーズ経験者でも新鮮な感覚で楽しめるようになっています。
一方で、ネガティブな評価の要因としては、出玉性能に対する物足りなさが挙げられます。本機の大当たりは5R・7R・15Rと分かれており、最大出玉は約1365個と十分な量ではありますが、15Rの振り分けが少ないため、短時間でまとまった出玉を得るのは難しいと感じるプレイヤーもいます。特に5Rや7Rが連続すると、「連チャンしているのに出玉が増えていない」という印象を持たれやすいのが難点です。また、STは5回転と非常に短く、展開が早すぎて十分に演出を楽しめないという意見もあります。ST中の演出がワンパターンになりがちで、熱い展開に期待しにくいという声も一定数ありました。加えて、魚群予告などシリーズおなじみの演出がやや空振りする印象があるという声も見受けられました。
改善点としては、もう少し高ラウンド比率を増やすことで、連チャン時の出玉満足度を上げることが期待されます。また、ST中の演出に変化やサプライズ要素を加えることで、短いSTでも緊張感や楽しさを感じやすくなるでしょう。
『CRA大海物語スペシャルWithアグネス・ラム SAP13』は、安定した甘デジスペックで長時間ゆったりと楽しみたい方、過度な演出よりも海物語らしいシンプルさを重視する方に特におすすめの一台です。また、アグネス・ラム世代のプレイヤーにとっては、懐かしさとともにプレイできる点でも非常に魅力的です。日常の息抜きとして、安心して遊技を楽しめる穏やかな機種を探している方にはぴったりな選択となるでしょう。
ちょいパチ 大海物語スペシャル39
『ちょいパチ 大海物語スペシャル39』は、2017年に登場した海物語シリーズのちょいパチ仕様の一台で、型式名は「ちょいパチ大海物語スペシャル39」です。従来の大海物語スペシャルの魅力をそのままに、より手軽に、短時間で楽しめるよう設計された機種で、ライトユーザーやパチンコ初心者から特に支持されています。
総合的な評価は比較的安定しており、ポジティブな評価がおよそ60%、ネガティブな評価がおよそ40%となっています。簡単に始められる安心感と、シリーズならではの親しみやすさが受け入れられた背景にあるようです。
ポジティブな評価につながった要因としては、まず大当たり確率の高さが挙げられます。約1/39.9という確率は、パチンコ機としては非常に当たりやすく、数回の遊技でも当たりを体感できる可能性が高いため、気軽に楽しめる点が好評です。また、確変突入率が100%のST仕様で、初回大当たり後には8回転のSTが付与され、そこを突破できれば33回の電サポが加わる仕組みとなっており、連チャンにも期待が持てます。テンポよく当たりが引けることで、初心者や時間が限られている人にも遊びやすく、満足感を得やすい構成になっています。演出面では、海物語シリーズおなじみのシンプルで明快なリーチ演出が継承されており、魚群や泡などの定番演出を短いゲームサイクルの中でしっかり楽しめるのも魅力です。派手すぎず、わかりやすい演出は年齢層を問わず親しまれやすく、ちょいパチとしてのコンセプトにしっかりと合致しています。
一方で、ネガティブな評価としては、出玉の少なさに対する不満が挙げられます。4Rで約130個、最大の15Rでも約500個ほどと、あくまで「ちょいパチ」としての位置づけであるため、一撃で大きな出玉を狙うのは難しい機種です。連チャンによるまとまった出玉に期待する場合も、STの初回電サポが8回と短く、引き戻しに運が左右されやすい点がプレイヤーの不満につながることもあります。また、プレイ時間が短い分、演出のバリエーションがやや少なく感じられるという声もありました。
こうした点から、改善が期待されるのは初回STの電サポ回数の増加や、出玉のメリハリを持たせる設計です。ちょいパチの枠内でも、もう少し出玉面での“ご褒美感”があると、より多くのユーザーの満足度を得られるでしょう。
『ちょいパチ 大海物語スペシャル39』は、大海物語の世界観をカジュアルに楽しみたい人にぴったりの機種です。パチンコを初めて打つ方、演出重視で気軽に遊びたい方、時間をかけずにちょっとだけ楽しみたい方に特におすすめです。反対に、まとまった出玉や強烈な連チャン性能を求める方にはやや物足りなさがあるかもしれませんが、海シリーズの入門編としての魅力は十分に詰まった一台といえるでしょう。
CRA大海物語スペシャルWithアグネス・ラム
『CRA大海物語スペシャルWithアグネス・ラム』は、2008年に登場した海物語シリーズの甘デジ機で、型式名はCRA大海物語スペシャルSAPです。シリーズの基本であるシンプルかつ安心感のあるゲーム性に、当時多くのファンを魅了したグラビアアイドル、アグネス・ラムとのタイアップ要素を加えた、懐かしさと新しさを兼ね備えた一台です。
本機に対する総合的な評価は安定しており、ユーザーの反応としてはポジティブな評価が約60%、ネガティブな評価が約40%と、やや好意的な意見が多い状況です。
ポジティブな評価の主な理由としては、まずその遊びやすいスペックにあります。大当たり確率は約1/99.5と甘デジらしい軽さで、すべての大当たり後に5回転のSTに突入します。ST終了後には20回、45回、または95回の時短が付与され、比較的高い頻度で次の大当たりを引き戻すチャンスがあります。大当たりが引きやすく、初心者にもわかりやすい設計となっているため、幅広いプレイヤー層に支持されました。また、演出面では、アグネス・ラムが実写映像やサイン演出で登場し、彼女に親しみのある世代にとっては特別感のある一台となっています。ステージ選択ではラグーン、アトランティス、トレジャーと3つの演出モードが用意されており、プレイヤーの好みに合わせて雰囲気を変えることができる点も高く評価されています。海物語シリーズらしい「分かりやすさ」「安心感」に加え、アグネスとのコラボによる特別感が加わったことが、この機種ならではの魅力です。
一方で、ネガティブな評価の理由としては、やはり出玉の控えめさが挙げられます。大当たりは4R、6R、または16Rで構成されていますが、実際には4Rや6Rの比率が高く、連チャンしても思ったよりも出玉が伸びないという意見が目立ちます。特に、16Rの振り分けに偏らないと一撃の満足感は得にくい構成です。また、STが5回転という短さであるため、ST内での連チャンにやや運の要素が強く、テンポよく当たっていかないと楽しさを感じにくいとする声もあります。演出が比較的シンプルなため、長時間のプレイでは物足りなさを感じるユーザーも見られました。
改善点としては、16Rの大当たり比率の調整や、もう少し長めのSTを設けることで、連チャンの爽快感と出玉の満足感が得られやすくなると考えられます。また、ST中や時短中の演出にバリエーションを増やすことで、単調さを軽減し、長時間の遊技でも飽きにくい工夫が期待されます。
『CRA大海物語スペシャルWithアグネス・ラム』は、甘デジらしい気軽さと、どこか懐かしさを感じさせる演出を同時に楽しめる一台です。パチンコ初心者や、穏やかに遊技を楽しみたいプレイヤーには非常に向いており、海物語シリーズの安定感をベースにアグネス・ラムの登場が彩りを添える、特別感のある甘デジ機となっています。演出の派手さよりも、落ち着いた遊技や懐かしい雰囲気を楽しみたい方におすすめです。
分析の元データは、インターネット上の書き込み情報などを可能な限り収集。相当量の情報を元に解析を実施しています。
(C)excor,inc/東映 (C)SANYO