『ミニ魚群』は、大人気パチンコ機「海物語」シリーズにおいて、プレイヤーに大きな歓喜をもたらすプレミアム予告アクション(魚群系プレミアム)のひとつに位置づけられています。海物語シリーズにおける「魚群」といえば、出現しただけで大当たりの期待度が跳ね上がるシリーズを象徴する激アツ演出ですが、この『ミニ魚群』は通常の魚群とは一線を画す非常にユニークな特徴を持っています。その名の通り、通常の魚群と比較してサイズが極端に小さく、約5分の1程度の大きさの小魚たちが画面を横切っていくという、非常に控えめな描写となっているのが最大の特徴です。この一風変わったプレミアム演出が初めて搭載されたのは、2013年に三洋物産からリリースされた『CRスーパー海物語IN沖縄3』です。大当たりの期待感と安心感を静かに伝えてくれるこの演出は、初搭載されて以降、海物語シリーズのファンから熱狂的な支持を集め、現在に至るまで複数の後継機種に脈々と受け継がれています。派手な光や音で大当りを告知する演出が多い中、あえて「小さく控えめにする」という逆転の発想を取り入れたことで、プレイヤーの探究心をくすぐる魅力的なプレミアム演出として確固たる地位を築いています。
演出の具体的な描写
『ミニ魚群』が発生する具体的なタイミングは、通常の魚群予告が発生する時と全く同じであり、主に図柄がテンパイしてリーチが成立した直後や、スーパーリーチ中のボタン押し演出が発生したタイミングとなります。実際の画面上でのアクションは、通常の魚群と同様に画面の右端から左端に向かって魚の群れが通り過ぎていくという流れになりますが、その見た目は大きく異なります。通常の魚群が画面の大部分を覆い尽くすほどの数と大きさで迫力満点に横切るのに対し、『ミニ魚群』は魚一匹一匹のサイズが通常の約5分の1程度と非常に小さく描かれています。さらに、魚の密集度も低くまばらな配置となっているため、画面上での存在感はかなり控えめです。演出中の効果音や魚が泳ぐスピード自体に大きな変化はないため、プレイヤーは「いつもと同じように魚群が流れたけれど、なんだか様子がおかしい」という独特の違和感を覚えることになります。画面に集中していないとうっかり見逃してしまいそうになるほどのささやかな動きですが、その「気づきにくい」という要素こそが、パチンコを打ち込むプレイヤーに対する素晴らしいスパイスとなっており、発見できた際の喜びを何倍にも増幅させてくれる絶妙な演出描写と言えるでしょう。
期待度・レア度
『ミニ魚群』は、それ自体が出現した時点で大当たり濃厚となるプレミアム演出であるため、ミニ魚群自体の色が変わったり、魚の数が増えたりといった、この演出専用のチャンスアップ要素というものは基本的に存在しません。しかしながら、出現に至るまでの過程において、海物語シリーズならではの多彩な予告演出や前兆アクションと複合するパターンが存在します。例えば、変動が開始する前の保留アイコンの色や形が変化する保留変化予告や、画面内に同一図柄が非テンパイの形で3つ停止するチャンス目前兆予告が連続して発生した後に、リーチ成立時の期待感の最高潮で『ミニ魚群』が出現するといった王道の複合パターンが挙げられます。また、ボタンやタッチ操作を伴うモードにおいては、スーパーリーチ発展時にプレイヤーが自らの手でボタンを押したり画面をタッチしたりした瞬間に、この極小の魚群がひっそりと出現することもあります。強烈な前兆演出から順当に出現することもあれば、全く熱さを感じさせない弱予告から突如として『ミニ魚群』が姿を現すサプライズパターンも存在し、いついかなる時でも発生を期待できる奥深さがあります。
搭載機種
『ミニ魚群』は、2013年に『CRスーパー海物語IN沖縄3』で初めて搭載されて大きな反響を呼んで以降、さまざまな歴代シリーズ機にプレミアム演出として引き継がれています。導入年のデータに基づく代表的な搭載機種としては、2014年の『CR大海物語3』をはじめ、2017年の『CR大海物語4』、さらには2021年の『P大海物語4スペシャル』や2023年の『P大海物語5』、『PA大海物語5Withアグネス・ラム』といった大ヒット機種にしっかりと組み込まれています。


複数のパターン(出現アイテムやキャラなど)を持つ演出は、レア度・期待度は最も期待値が低いパターンのものを掲載しています。機種によって、レア度・期待度が異なる場合があります。


