『アイマリンプロジェクト コンピレーションアルバム』初期6曲の制作背景と通常版・限定版の違い・購入案内

アイマリンプロジェクト コンピレーションアルバム

『アイマリンプロジェクト コンピレーションアルバム』は、『海物語』から生まれたアイマリンプロジェクトの初期楽曲を集めたCDです。鹿乃が歌う『Marine Dreamin’』から、内田彩らによる『DEEP BLUE TOWNへおいでよ』まで、歌唱曲6曲を収録しています。

異なる作り手が参加し、ダンス音楽、ギターとの共演、物語を伴うキャラクターソングへと表現を広げてきた歩みが特徴です。この記事では通常版を取り上げ、収録曲と歌唱者、制作背景、注目する4曲、CD購入と曲別配信の利用方法を紹介します。

目次

アルバムの基本情報

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アルバム名『アイマリンプロジェクト コンピレーションアルバム』
プロジェクトアイマリンプロジェクト
主な歌唱者鹿乃、アイマリン(CV:内田彩)、teamうみフレ
作品区分『海物語』関連の歌唱曲を集めたコンピレーションアルバム
紹介する版通常版CD
規格品番JTCD-0006
通常版の発売日2020年3月13日
アルバムの初回販売2018年4月28・29日、ニコニコ超会議2018
Web販売の開始2018年6月1日
販売元JT STUDIO akihabara
収録曲数全6曲

本作は2018年のニコニコ超会議で、限定グッズ付きの商品として登場しました。その後にWeb販売が始まり、2020年にはCD本体のみの通常版が発売されています。アルバムが初めて登場した年と、ここで紹介する通常版の発売年は異なります。

収録曲一覧

通常版の曲順と歌唱者は次のとおりです。歌唱曲をまとめた構成で、ソロ歌唱とユニット歌唱の両方を楽しめます。

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曲順曲名歌唱
1『Marine Dreamin’』鹿乃
2『Marine Bloomin’』鹿乃
3『Dive to Blue』アイマリン(CV:内田彩)
4『千本桜』アイマリン(CV:内田彩)
5『DEEP BLUE TOWNへおいでよ』teamうみフレ
6『DEEP BLUE SONG』アイマリン(CV:内田彩)

teamうみフレは、アイマリン(CV:内田彩)、ウェンディ(CV:内田真礼)、ウーニィ(CV:佐倉綾音)によるユニットです。表の「CV」は、そのキャラクターの声を担当する声優を表します。

4曲目の『千本桜』は、黒うさPが作詞・作曲した楽曲をアイマリンが歌うカバーです。本作では、プロジェクトのオリジナル曲に加え、既存曲をキャラクターの歌として取り入れた一面にも触れられます。

制作背景とアルバムの魅力

アイマリンプロジェクトは、『海物語』のマリンちゃんから新しいキャラクターや音楽を生み出す企画として展開されました。従来のマリンちゃんと共存できる存在を目指し、音楽、キャラクターデザイン、映像、振り付けを担うクリエイターが参加しています。

特徴は、完成した作品を見せるだけでなく、視聴者が創作に参加できる仕組みを取り入れたことです。初期には3Dキャラクターを動かすソフト「MikuMikuDance」向けのデータや、振り付けを練習する動画も公開されました。楽曲は、聴く楽しみと踊る楽しみの両方を持って広がっていきました。

アルバムの曲順にも、参加者と表現の変化が表れています。冒頭の2曲は八王子Pと鹿乃の組み合わせを軸とし、続く楽曲では内田彩がアイマリンとして歌います。終盤には3人のユニット歌唱も加わり、同じプロジェクトの中で歌の担い手が変わる構成です。

この並びは、アイマリンを一つの歌声や映像表現だけで捉えず、作品ごとの違いを楽しむ入口になります。初期作品をまとめて聴くことで、各シングルを個別に選ぶときとは違い、制作陣や歌唱者の変化を曲順に沿ってたどれます。

注目曲と聴きどころ

『Marine Dreamin’』――『海物語』の効果音を取り入れた出発点

2015年に発表されたプロジェクト第1弾です。八王子Pが作詞・作曲し、鹿乃が歌唱を担当しました。アルバムの冒頭で、企画の出発点となった組み合わせに触れられます。

音作りの特徴は、実際の『海物語』の遊技機に入っている効果音を取り入れていることです。八王子Pは、シリーズへの敬意を大切にしながら、自分なりの新しさを加える方針で制作しました。キャラクターだけでなく、音そのものにも『海物語』とのつながりがあります。

映像と振り付けにも、それぞれの作り手が関わっています。わかむらPが映像を、はくりがキャラクターデザインを担当し、Yumiko a.k.a MTPが海洋生物をモチーフにした動きを振り付けへ取り入れました。曲を聴いた後に公式ミュージックビデオを見ると、音楽とキャラクターを一緒に生み出した企画の性格が分かります。

『Marine Bloomin’』――八王子Pの音楽と生ギターの共演

第2弾となる『Marine Bloomin’』は、2016年3月にミュージックビデオが公開されました。作詞・作曲は八王子P、歌唱は鹿乃です。前作の組み合わせに、ギタリストのマーティ・フリードマンが加わっています。

聴きどころは、電子音を軸にしたダンス音楽と、生のエレキギターを組み合わせた音作りです。同じ作曲者と歌唱者が続く1曲目から、参加楽器の存在によって表現を広げる2曲目へ進むため、2曲を続けて聴く意味があります。

制作テーマは、甘さとほろ苦さを併せ持つ「Bitter&Sweet」です。かわいらしさに加えて、アイマリンの別の一面を描こうとしています。曲名には新しい自分への挑戦という意味が込められ、歌詞でも変化へ踏み出す思いが扱われています。ギターの参加と表現テーマの変化を合わせて捉えたい曲です。

『Dive to Blue』――内田彩の歌唱と物語への広がり

『Dive to Blue』は2016年に登場した第3弾です。Wiennersの玉屋2060%が作詞・作曲・編曲を担当し、内田彩がアイマリンとして歌います。冒頭2曲から作り手と歌唱者が変わる、アルバムの中でも区切りとなる位置にあります。

この曲を理解する手がかりが、kubotabeeが監督を務めるアニメーションのミュージックビデオです。主人公は、うまくいかない出来事が重なった女子高生の海子。そこへアイマリンが現れ、海子を別の世界へ導く物語が描かれます。

第3弾では、キャラクターのパフォーマンスに加えて、登場人物同士の関係や物語を伝える方向へ表現が広がりました。海子に寄り添うアイマリンという映像上の役割を知ると、キャラクターが誰に向けて歌う存在なのかを考えながら楽しめます。音楽だけで楽しんだ後に映像へ進めば、歌に添えられた物語にも目を向けられます。

『DEEP BLUE TOWNへおいでよ』――3人の歌唱へ広がる世界

2017年の第4弾企画で登場した、teamうみフレの楽曲です。作詞は利根川貴之、作曲は利根川貴之と坂和也、編曲は坂和也&Wicky.Recordingsが担当しています。

注目したいのは、アイマリンにウェンディとウーニィが加わるユニット歌唱です。キャラクターと声優の対応を知って聴くことで、アイマリンのソロ曲とは異なる楽しみ方ができます。アルバムの中で、複数のキャラクターが歌の中心に立つ曲として位置づけられます。

第4弾は、短編アニメーションとミュージックビデオを組み合わせ、2本の映像で一つの物語を描く企画でした。本曲はその前編に当たり、アルバムでは続けてアイマリンのソロ曲『DEEP BLUE SONG』が収録されています。両曲は作詞・作曲・編曲の担当も共通しており、終盤の2曲を一組として楽しめる構成です。

通常版と数量限定版の違い

通常版はCD本体のみの商品です。2018年のニコニコ超会議では、アクリルキーホルダーと缶バッジを付けた限定パッケージが販売されました。

両者でCDの収録曲は変わりません。選ぶ基準は、楽曲を聴きたいか、当時の付属グッズも集めたいかという点です。中古品などで限定版を探す場合は、商品名だけで判断せず、付属品がそろっているかを商品説明で確かめるとよいでしょう。

試聴・配信・購入情報

6曲をこの曲順で手元に置きたい場合は、JT STUDIO akihabaraの通常版CD販売ページを利用できます。販売価格、在庫、発送条件は購入時の商品ページで確認してください。

曲単位で聴く場合は、Apple Musicの『Marine Dreamin’』、『Marine Bloomin’』、『DEEP BLUE SONG』からアクセスできます。いずれもCDとは別の商品単位で配信されるシングルです。

Apple Musicでは契約に応じたストリーミング再生を利用でき、各ページにはiTunes Storeでの購入案内もあります。聴き放題で利用するか、ダウンロード購入するかに合わせて選べます。配信シングルに付くInstrumentalなどの追加トラックは、このCDの6曲には含まれません。

映像も楽しむ場合は、『Marine Dreamin’』の公式ミュージックビデオや、『Dive to Blue』の公式アニメーションミュージックビデオが入口になります。CDでは曲順に沿った変化を、映像では各作品のキャラクター表現や物語を楽しめます。

個別の楽曲については、『Marine Dreamin’』の記事、『Dive to Blue』の記事、『DEEP BLUE TOWNへおいでよ』の記事もご覧ください。

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