ミスワリンは、パチンコ機「海物語」シリーズで知られる三洋物産(SANYO)のイメージガールです。メーカーの新機種やキャンペーンのPRだけでなく、「沖縄サンゴ保全プロジェクト」のリポーターとしても活動しています。
このプロジェクトは2011年10月にスタートし、恩納村かりゆしビーチ沖でサンゴの植え付け・育成・発信を目的として始まりました。ミスワリンはその象徴的な存在として、代替わりしながら活動を継続しています。
ミスワリンのルーツ
ミスワリンの名前は、海物語シリーズに登場するキャラクター「ワリン」に由来しています。ワリンは青い髪とビキニが特徴のキャラクターで、名前の語源はフィリピンに自生する蘭の一種「ワリン・ワリン」とされています。このキャラクターの世界観を現実と結びつける役割として、ミスワリンが誕生しました。
沖縄サンゴ保全プロジェクトとミスワリンの関わり
2011年にスタートしたこのプロジェクトでは、サンゴの苗を「ワリン方式」と呼ばれる養殖手法で育て、海に植え付ける取り組みが行われています。2013年6月には1,000本の苗が「ワリンの森」として命名され、以降も活動は続いています。最近では、有性生殖によるサンゴの再生にも取り組んでいます。
歴代のミスワリン一覧
活動期間 | 名前 | 備考 |
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2011年10月~2014年3月 | 砂川英依(すながわ はなえ) | 初代。1,000本のサンゴ植え付けに貢献。 |
2014年4月~2016年6月 | 石川梓(いしかわ あずさ) | 沖縄県うるま市出身。SNSで情報発信。 |
2016年6月~2019年10月 | 木寺莉奈(きでら りな) | 広報活動に尽力。3代目。 |
2019年10月~現在 | 澪花(みおか) | 4代目。卵からのサンゴ育成プロジェクトを牽引中。 |
ミスワリンは単なるキャンペーンガールではなく、沖縄の自然を守るための象徴です。4代にわたり活動は引き継がれ、累計5,500本以上のサンゴが植えられました。今後も彼女たちの活動が広く伝わり、サンゴ礁の大切さが多くの人に届くことが期待されます。