『逆魚群』は、海物語シリーズの中でも“魚群が通常とは逆方向に流れる”超レアなプレミアム予告です。初搭載は2009年の『CRスーパー海物語IN地中海』で、以降の多くのシリーズにも継承されています。通常の魚群は画面右端から左へ流れますが、『逆魚群』は左端から右へすべり込むように登場し、見慣れた画面に強烈な違和感とサプライズを生みます。
初搭載と登場機種
初出は『CRスーパー海物語IN地中海』で、この機種では“魚群系プレミア”が大幅に拡張され、逆魚群・スパイラル魚群などが加わりました。後続のシリーズでも採用例が多く、『CR大海物語4』や3R系(3R2/3R3)などで目撃例が確認できます。現行シリーズでも“知る人ぞ知る激レア告知”として存在感を保っています。
導入年 | 機種名 |
---|---|
2009 | CRスーパー海物語IN地中海 |
2017 | CR大海物語4 |
2019 | PAスーパー海物語IN JAPAN2 with 太鼓の達人 |
2020 | PA海物語3R2 |
2024 | P大海物語5スペシャル |
描写と発生タイミング
描写の核は“流れの逆転”です。画面左→右へと魚群が通過し、リーチ成立後にわずかに遅れて出現するパターンもあり、プレイヤーの認知を一瞬遅らせてから一気に期待感を高めます。
期待度・法則
基本的な扱いは“当確クラス”です。逆魚群やスパイラル魚群は奇数図柄大当り濃厚とされる場合が多く、従来の魚群プレミアの系譜に位置づけられます。
出現しやすいモードと注意点
初搭載作では海モード限定で発生しました。後継機ではモード依存が緩和されている例もありますが、シリーズ全体で見れば“シンプル系モードほどプレミアの映えが際立つ”傾向があります。機種によってモード制約や派生法則が異なるため、遊技前に確認しておくと安心です。
演出の見どころ
逆魚群の魅力は“違和感の演出”にあります。長年刷り込まれた“右→左”の魚群を逆方向で見せることで、視覚的な衝撃と高揚感を生み出します。地中海以降は赤魚群・超魚群・中段魚群など多彩なプレミアも増えましたが、逆魚群はその中でも特に“視覚的な異常値”として印象に残ります。
演出の評価とデータ
初搭載機種 | CRスーパー海物語IN地中海 |
レア度評価 | 高い |
期待度評価 | 当確 |
アクション区分 | 予告 |
系統1 | 魚群系 |
系統2 | 魚群系プレミア |
系統3 | |
抽選条件 | 当確時に発生 |
リーチライン | シングル/ダブル |
チャンスアップ |
打ち手向けアドバイス
逆魚群を実戦で楽しむためには、まず左→右に流れるという珍しい動きに気づくことが大切で、特にスーパーリーチ発展直前の画面左端に注目していると見逃しが減ります。初搭載機種のようにモード限定で出現する場合もあるため、現行機種でもシンプルな海モードを選択することで違和感をより鮮明に感じられます。また、逆魚群は基本的に当確や奇数図柄大当り濃厚といった強力な示唆があります。
まとめ
『逆魚群』は、海物語シリーズの象徴である“魚群=激アツ”という図式を、逆方向の動きで鮮烈にアップデートした特別なプレミアです。初登場の『CRスーパー海物語IN地中海』から最新機種まで、“当確クラスの違和感演出”として多くのファンを魅了し続けています。左から右へ流れるその一瞬は、シリーズファンにとって特別な時間であり、出会えた時の喜びは格別です。
複数のパターン(出現アイテムやキャラなど)を持つ演出は、レア度・期待度は最も期待値が低いパターンのものを掲載しています。機種によって、レア度・期待度が異なる場合があります。